だんだんムシ暑くなってきましたね。
この時期になると、ビールが美味しいっ
でも、飲みすぎは避けたい
そんな時はソーダー水メーカーでシュワシュワで炭酸がガッツリきいたお水を作って愛飲しています
実は今も。
お腹もふくれてイイネ
さてさて、朝の競馬場の風景も夏っぽくなってきましたよ
お水が気持ち良さそう
JRA 美浦の加藤厩舎から転入してきた牡馬くん。
ではそろそろ本題に入りましょう
6月3日に行われた第61回東京ダービー(SI)
勝ったのは浦和・小久保厩舎のラッキープリンス(父サイレントディール)
小久保調教師にとっても、今野忠成騎手にとってもダービー初制覇です
そして2着は同じく小久保厩舎の所属馬パーティメーカー。
鞍上は的場文男騎手でした。
東京ダービーで、一番注目を集めたのはこの方だったのでは・・・と思います
悲願に向けて挑んだ結果は9度目の2着
勝ち馬との差は3/4馬身。
遥かなる3/4馬身・・・
ゴール前で写真を撮っていると、なんとも言えない声援がどわーっと降り注ぎ、
どわーっと湧き上がる・・・そんな不思議な感覚がありました。
ひとつひとつの言葉は聞き取れなくても、
あの大部分は、的場文男騎手への声援だったのでしょう
渾身の騎乗
レース後、検量前では内田博幸騎手(ドライヴシャフトに騎乗)から
「まだ辞めるなってこと(温かい心がこもったトーンで)」と言われて笑っていたりもしましたが、
やっぱり悔しそう・・・
それでも囲み取材では、元気に明るくコメントしてくれる姿はさすがです
悔しい気持ちの後に話をするのって、すごく気力が必要だと思うのです。
取材ではICレコーダーを使っているのですが、録音を皆さんにお聞かせしたいくらいの、
心に響く的場節でした
砂まみれのまま、大きな声で明るく
では録音の文字起こし、行ってみましょう!
「負けたからちょっと疲れてますね。
勝ちを味わいたいけどもう無理だね、この年だから。
だけど頑張ってます!!
取りあえず2着9回の記録。
記録って言っても、残念な記録ばっかりだよ(笑)
レースは馬がズルくて、気のいい馬じゃないからねぇ・・・。
勝った馬が走り過ぎたね。
勝負の世界は厳しいなぁ。
このダービーだけはホント勝ちにくい。
本当はダービーの方が帝王賞より勝ちやすいの。
帝王賞は10年のうち1回しか勝てないほど。
でも帝王賞は3回勝ってる。
ハシルショウグン(1993年)、コンサートボーイ(1997年)、ボンネビルレコード(2007年)。
あんなに勝つのが難しいレースなのに。
ダービーの方が勝てそうなんだけど、9回も2着。
ダービーは宿題だね。俺の人生の宿題。
できないかもしれない。
できないで死んでいくかもしれない。年だから。
そんなかんじです!(元気良く、笑顔で)」
この日、雨から曇りになった大井競馬場では、素晴らしいマジックアワーが見られました
多くの人が見上げながら、「きれいだね」と言い合うほどの。
大好きな映画のひとつ、
2008年に公開された三谷幸喜監督の『ザ・マジックアワー』(The Magic Hour)
タイトルのマジックアワーとは、
日没後の「太陽は沈み切っていながら、まだ辺りが残光に照らされているほんのわずかな、しかし最も美しい時間帯」を指す写真・映画用語だそうです。
映画では「誰にでもある『人生で最も輝く瞬間』」を意味しているとか
劇中でベテラン俳優さんが言った台詞、
「マジックアワーを逃した時の一番の方法、知っていますか?
簡単なことです。
明日を待つんだよ。
マジックアワーは必ずまたやってくる。
この世に太陽が上る限り。
私だって待っているんだ、次のマジックアワーを。
この年になっても、未だにさ」
ふと、この言葉を思い出しました。
的場文男騎手のマジックアワー、宿題達成を待ち焦がれながらの1年のスタートです
典子さん、おはようございます。
仕事放り投げてかけつけました。(笑)
文男さんの単勝馬券握りしめて…
それだけに大外から渾身の力で追ってくる
文男さんの姿に感動しましたけど、
勝った今野騎手も意外とダービー初制覇。
やっぱりダービーって
そう簡単に勝てるもんじゃないと…
小久保先生も自厩舎のラッキープリンスが
先頭に立っているにも関わらず【マトバ、マトバ】と
同厩舎のパーティメーカーを応援していたのには
思わず笑ってしまいましたが。
現役続ける限りはチャンスはあるはず。
来年もこの舞台で文男さんの姿見たいですし
勝つ瞬間に立ち会いたいです。
しょう 2015-06-09 07:32:00
しょうさん、こんにちは
あの大歓声の中にはしょうさんの熱い声援と思いも込められていたんですねぇ。
勝者を讃える気持ちを抱きながら、的場文男騎手の悲願達成を思うレースとなりましたね。
また来年の東京ダービーを楽しみに待ちたいですね
阿部典子 2015-06-09 11:20:43
競馬女子部の皆様のコラム、楽しみにしてます。そして、必ず皆様の記事を読んでます♪
当日、自分は友人と大井競馬場にいました
的場騎手の直線の執念の追い込む姿に、(良い意味で)勝負師の怖さ・恐ろしさを感じました。
でも、今野騎手のダービー制覇は嬉しかった!!
自分と同じ環境を過ごした苦労人なので…
今野騎手は天才であり・努力家ですよね!!
詳しくは書きませんが今野騎手の年末の活動を知り、自分も見習い馬券の利益が出た時は日本赤十字社に寄付したり、出来る事をしてます
将来…オノユウの子供が南関東で出走する事があったら…浦和桜花賞の雪辱を果たしてほしい!!
的場騎手…来年こそダービーに勝ってほしい!!
夢と楽しみが広がります~
知彦 2015-06-09 11:20:58
知彦さん、こんにちは
いつも読んでくださってありがとうございます
的場騎手の追い込みも、今野騎手のダービー制覇も素晴らしいものでしたね
今野騎手、取材時もいつも明るく丁寧で、口取り撮影でのとびきりの笑顔もとても魅力的なジョッキーだなぁと思います
広がる夢と楽しみ、満喫したいですね
阿部典子 2015-06-09 15:08:29