1年のうちで、東京競馬場が最も華やぐ日本ダービー(GI)
ゴール前の大接戦は息をするのも忘れるほど
取材時の印象からも、クールなイメージがあるだけに、
優勝馬・マカヒキの鞍上で、ぐっと想いを噛みしめるような表情を見せた川田将雅騎手の姿も印象的でした
「これだけの素晴らしい馬に乗せていただいていましたから、
マカヒキがダービー馬になってくれてほっとしています。
上手くゲートを出てくれて、いい位置を取ることができました。
直線は狭いところでしたが、手ごたえも良く、
『なんとか届いてくれ』という思いでした。
ダービーは乗れるだけでも光栄ですが、
何よりもマカヒキがダービーを取ってくれたのが嬉しいです」(川田騎手)
2着 サトノダイヤモンド ルメール騎手
「リラックスしていい感じでした。直線の反応も良かったです。
サトノダイヤモンドはもっと良くなります」
場内は、出走馬、一頭一頭の顔写真入りの幕など
気持ちがぐっと盛り上がるダービー仕様
この日のランチは人気店「豚や」さんの豚キムチ丼にしてみましたよ
お箸でほぐれるほどやわらかく煮込まれた東京競馬場グルメグランプリ2015 第1位の「豚角煮丼」も美味しいけど、
個人的にはコチラが好き
仕事を終えるまでビールが飲めないのがツラかった・・・です
そんな日本ダービーを前に、飛び込んで来た悲しいニュース。
マカヒキと同じく金子真人オーナーのご所有馬で
ダートのGI・JpnIで7勝をあげ、種牡馬生活を送っていたカネヒキリが不慮の事故で亡くなったとのこと・・・
2008年12月29日 東京大賞典
どっしりとした立派な馬っぷり。
それでいて、闘志メラメラといったわけではなく、どちらかというとつぶらな瞳。
パドックが狭く見えたほどのオーラと存在感。
レース後の祝福と喜びの輪・・・
そんなシーンが、ついこの前のことのような気がします。
6月8日に行われる東京ダービー(SI)には産駒・トロヴァオも出走予定。
カネヒキリのご冥福を祈りつつ、
数々の名勝負でダート界を熱く照らした“雷の精”を忘れずにいたいと思います。