明子様
今年度も出産シーズンoff!となりました。”元気女子”優勢の我が家ですが、順調な成長を
辿っています。今年度デビューの「トランセンド」の仔は体も大きくなかなかの性格の持ち主!
本日から、放牧時、集牧時には”チフニービット”装着しました。
トレーニングセール会場「札幌競馬場」!事前下見(22日)、公開調教(23日)、セール(24日)。
会場入り口に設置「総合インフォメーション」HBA職員が親切丁寧な対応されていました。
ここでは、HBA職員「S氏」がメディアの取材を受けられていました。上場予定(牡138頭、牝103頭)
合計241頭の競り市をPR!
実馬、調教タイム、レントゲン写真、は欠かせない3要素!(緊張感を感じる空気です)
セリ出場の出番待ち!前の”パレードリング”。人&馬のメンタルの調整も、ここで整えます。
競り市会場の”バックヤード”~いよいよ!出番の時がきました。
最終ラウンド!が近くなっています。
この馬は、北海道立静内農業高校が生産者であります。(見事!売却)
そんなこんなで、夕方17時前には全てのセールが終了!
152頭(牡86頭、牝66頭)の売却、総売却額11億1866万4千円。63.07%の
売却率でした。前年対比は全て上回っていますが、数字だけでは計る事の出来ない
多くの課題も見えていました。過去、トレーニングセールが地元生産地で開催されていた時
我が家も自らトレーニングして上場した経験もある事から、痛感する次第であります。
本日締め切り!のセレクションセール用のレポジトリー撮影申し込みしました。
最近は、機材を車に装備して牧場まで出向いて下さるサービスもあるのですが、
我が家の方針として、「車の乗降の訓練」「異なる地域に慣れるための経験」等、セリに
向けて全てが練習と捉えて、診療所まで連れて行って撮影してきます。
先般!「馬事通信」のコラム欄にて「JRAサカモトコウジ氏」の訃報を知った記事を見て驚きました。
筆者「T氏」も驚かれた旨。
私が初めて「乗馬」を習いに通った「日高育成場」に勤務中、ご指導頂きました。その時に知ったのですが
30~50㎝の立方体の上に愛馬の4肢を揃える事が出来る指導者!であった事。
その後のご縁を頂き、「名牝クラブ設立」の学習会に”競り市に向けての馴致”をご指導頂きました。
(現在もコンサイナーに委ねる事無くせり市場に上場出来ているのは、この時の”教え”が基礎に
なっています。)又、副場長(業務課長)として再度日高入りされた時、「曰く」”人も馬も練習がものを言う”
購買官としての印象も深く”長身にロングコートとキャップ“姿でしたね。自分の引いている愛馬の前に
立たれると(全てが見通されているようで)強い眼差しと奥深いところのやさしいに緊張したものです。
セール会場で落札の合図「鐘」が鳴り「1番日本中央競馬会様ご購買ありがとうございました」の鑑定人の声!
ご指導頂いた事に報いる事ができただろうか?と思いつつ、喜びと安堵する自分でありました。
他にも、騎馬参拝、振興会等々ご一緒させて頂く機会があっただけに、”突然”に?????ばかりでした。
先般のトレーニングセール会場で、「H場長、U副場長」にお会いし、S氏が亡くなられた時の状況を
教えて頂き改めて”氏”らしい「潔い終わり方」と感じ、どこか安堵の気持ちも沸いています。
~ご冥福をお祈りいたします~