5月22日。
桜の無念を晴らしてオークス(GI)を制覇
見事、樫の女王となったシンハライトでしたが、直線に向いた時には、まだまだ馬群の中。
厳しい競馬を強いられながら、抜け出て来た勝負根性は圧巻のひとことに尽きます
「折り合いを重視したのでやや後ろ目でしたね。
道中はリズム良く走れていたと思います。
本当によく頑張ってくれました」
と管理する石坂調教師。
普段はピリピリする面もあるそうですが、ここに来て精神的な成長も見られるそう
この後は一息入れて、秋競馬での復帰を予定しているそうです。
さて、いよいよ今週末は日本ダービー(GI)!
東京競馬場はまさに武蔵野の緑がまぶしい季節を迎えています。
晴れた日は木漏れ日がとっても気持ち良く、競馬ファンならずとも
リフレッシュできる場所がたくさん
パドック裏には歴史的に価値ある遺跡も
それは、江戸城の石垣
寛永13年(1636年)、三代将軍家光が江戸城外郭の南側を作るときにたくさんの大名の力を借りて造らせたものだとか。
場所は現在の虎ノ門あたりだそうです。
この石垣は、昭和40年に日本中央競馬会の本部を建築する際に発掘されたものを移築したそう
江戸城の石垣を造る時、きっとたくさんの馬たちが工事に大きく貢献したのでしょうね
石垣には、供出した大名の刻印がありました。
他には豊後国佐伯城主毛利高直供出の石も
地名からいずれも九州地方の大名だったので、
気になって調べてみたら、工事は60家の大名を6組に編成していたとのこと。
石垣が発見された場所は九州地方の大名たちの供出地区だったのですね
東京競馬場周辺は子供時代から馴染みのある土地ですが、
旧甲州街道沿いの古い宿場町の風景や、
新しいカフェやおしゃれなお店も多いので、
お散歩にもオススメです
さて、南関東競馬では18日に大井記念(SII ダート2000m)が行われました
4歳から11歳の重賞馬・重賞上位馬が揃う豪華メンバーとなったこのレースを制したのは
ケイアイレオーネ(大井 佐宗応和厩舎 馬主:亀田和弘様)でした。
鞍上は自身が持つ重賞勝利最年長記録を59歳8カ月に更新、
同一重賞9勝目の偉業達成となった大井の帝王・的場文男騎手
佐宗調教師にとっては嬉しい重賞初制覇となりました
「馬が充実してきましたね。
初重賞をプレゼントしたというよりは、自分がプレゼントを貰ったような気持ちですね。
厩務員さんも一生懸命やっていましたので。
(次開催の重賞は6月8日東京ダービー)
まだ勝っていないですからね、2着が9回。
1回ぐらい勝ちたいですね。頑張ります!」(的場文男騎手)
パドックでのケイアイレオーネ、目つきも闘志いっぱい
大井は以前より照明の光量が減ったので、カメラマンさんたちも撮影に苦労しています
検量前から口取り撮影に向かう場所はほぼ真っ暗に近い状態
上の写真は明るく見えますが、実際はかなり暗い場所。
1/320秒 f2.8 ISO6400での撮影です
今日の締めくくりは、蚤の市で見つけた馬切手、馬スタンプ
動物のスタンプはフランスの小学校で使われていたものだとか
かわいくってたくさん買ってしまいました
手紙やハガキはよく書くので、ポチっと押して送りたいと思います
典子さん、こんにちは。
オークスの直線、
てっきりビッシュが勝つもんだと思って
カメラの焦点をビッシュに合わせたら
シンハライトが来るもんですから…
げっ、と思い慌てて焦点変えましたから(笑)
いよいよ東京ダービーが近づいてきましたね。
その前に日本ダービーがありますけど。
そして文男さんの去年の宿題の答えが
出るときですね。
【初重賞をプレゼントしたというよりは、
自分がプレゼントを貰ったような気持ちですね。】
素敵な言葉ですね。
6月8日、今年の騎乗馬
アンサンブルライフが文男さんに
ダービーをプレゼントしてくれることを
楽しみにしてます。
しょう 2016-05-24 19:08:27
しょうさん、こんにちは
コメントを拝見して、オークスのゴール前の熱戦が再び目に浮かんできました
日本の競馬界がダービーで活気づいて華やぐ季節はやっぱり楽しいですね
的場文男騎手の9度目の2着から早1年・・・。
ダービーの話題になると、やはり的場文男騎手の
悲願達成なるか?!という話になります
どんなレースになるのか今から楽しみですね
阿部典子 2016-05-26 12:16:13
こんにちは
自分は南関東他地方競馬が好きで、阿部さんの撮られたケイアイレオーネの写真を見て感激しました。
ありがとうございます\(^o^)/
まさひこ 2016-06-13 16:58:58