秋の深まりを日々感じる季節ですね
東京競馬場のトキノミノル像も秋の風景の中たたずんでいました。
11月27日に行われるジャパンカップ(GI)へのワクワクを盛り上げるディスプレイも
昨年の覇者ショウナンパンドラ。
今月2日に引退が発表されましたね。
今後はノーザンファームで繫殖入りとのこと。
母キューティゴールド、祖母ゴールデンサッシュともに馴染みがあっただけに、
ショウナンパンドラの活躍は眩して、嬉しくて・・・
引退ということで、競馬という時間の流れの速さを改めて感じています。
こちらはショウナンパンドラの母、
キューティゴールドの2歳時、デビュー前の写真
このきれいな栗毛の女の仔が、ゆくゆくはGIホースの母になるなんて
あの時はまだまだ想像することもなく・・・
キューティゴールドは
母譲りの激しい気性を受け継ぎ、1歳の秋にはすでにファイトモリモリ。
他馬が馬房の前を通ると耳を絞って噛み付こうとしたり、
立ち上がって戸を叩いたりしていたそう。
闘志を表に出すタイプで元気一杯でお稽古に励んでいたそうです。
2歳の夏から秋には球節の腫れもあり、デビューは3歳春に。
ゲート試験には1度落第。
3歳の夏には、当時流行していた馬インフルエンザになるなど、
けして順調とは言えない時間が続きました。
彼女の周囲にいた皆さんの苦労は大変なものだったことでしょう。
それを思うと、母となったキューティゴールドが「GI馬の母」として
光を浴びたのは嬉しかった・・・。
競馬は毎年ほぼ同じサイクルで行われていて、
ちょっと見は同じのことの繰り返しのように見えるかも知れないけど
そのどれもが唯一無二のものでとても儚いんですよねぇ・・・
改めて、一頭一頭大事に見ていきたいと思いました
さて、こちらは今話題
園田の現役厩務員さんが描いた「サラブレッドと暮らしています」
さっそく拝読しましたが、競馬場あるあるが満載で読み始めたら止まらない
思わず「ふふふ・・・」とか、「わー!これすごいわかる!!」とか・・・
これはあの馬に似てるな、この厩務員さんはあの方にそっくり・・・
うん、そうそう、このシーンはまさにあの時の・・・
なんて、日ごろ取材している時の空気感が蘇ってきます
そして後半は・・・
今月の開催から船橋競馬場にイルミネーションが点灯しました
光を入れてカッコいい雰囲気のキラメク写真を目指しましたが、
ツリーと一般通路を挟んだパドックとの位置関係などもあり、
かなーり難しく、このようなブツに・・・。
なんか、妖精が出て来そうかも