2月27日に都内で行われたNARグランプリ取材レポートの続編です。
先週は殊勲騎手賞を受賞した大井の帝王・的場文男騎手と、
優秀新人賞を受賞した岩手の鈴木祐騎手についてお届けしました。
今回は、もう一人の殊勲騎手賞、
ヤングジョッキーズシリーズの初代王者となった船橋の臼井健太郎騎手
臼井騎手につきましては、1月のコラム「南関フリーウェイ」でも紹介させていただきました。
記者会見の場に現れた臼井騎手スーツ姿もフレッシュ
「受賞はとても嬉しいです。
決勝ラウンドでは、
できるだけ大井でポイントを獲得して
中山に向かいたいと思っていました。
中山では乗ったことが無かったけど、緊張もありませんでした。
無理なく、ロスなく、と思って、
ひとつでも上の順位を目指していました。
地方競馬代表として出場させていただいたので、
中央の騎手に負けないで良かったです。
当日は興奮してよくわからなかったけど、
翌日、いつも周りにいる皆さんから、
”おめでとう”と言われて、ようやく実感がわきました。
まだ技術不足だけど、
この優勝は自信と力になったと思います。
今年は去年よりも成長できるよう、
勝ち星をあげられるようにしていきたいです」
こちらは、年度代表馬に選出されたヒガシウィルウィンを管理する
船橋の佐藤賢二調教師と主戦騎手の森泰斗騎手とのショット
シャイなお二人揃っての笑顔、貴重です
佐藤賢二調教師
「素敵な賞を頂けて喜んでいます。
2017年はヒガシウィルウィンで
東京ダービーとジャパンダートダービーを制することができました。
馬主さんや関係者、ファンの皆様のご声援の賜物だと思います。
東京ダービーは勝てる自信がありました。
ジャパンダートダービーは正重くんが思い通りに乗ってくれましたね。
中央にも強い馬がいたので、展開次第だと思っていました。
抜け出てくれた時はやった!と思いました。
大賞典の後は放牧に出していますので、また立て直していきたいと思います。
中央相手に一矢報いたいですね。
応援よろしくお願いします」
今年の会場には、騎手候補生の皆さんも招待されていました
いつかこの場に・・・と夢も膨らんだことでしょう
憧れが現実になるよう、応援していたいと思います
さて、2月28日に行われたエンプレス杯(JpnII)
勝ち馬アンジュデジール(JRA 昆厩舎)と横山典弘騎手との素敵シーン
昆貢調教師
「2100mは絶対的な自信はありませんでしたが、
良い結果を出さないと、 と思って挑みました。
ポジションも最高の位置でしたね。
今後はこのレースを勝って選択肢もありますが、どういうレースを選ぶかは未定です。
牝馬限定が多いと思いますが、上のクラスでもやっていける馬ですね。」
横山典弘騎手
「ひと息入れてもらったことで、馬っぷりが変わりましたね。
前はゴロゴロしていたのが、女の仔らしくスラッとしていい感じになりました。
良い走りをしてくれるかと思っていたのですが、
その通りになりました。
レースが上手な馬。
追って伸びないこともありましたが、
今日はいい感じで弾けてくれました。
期待以上でした」
素敵なタテガミのおしゃれ
3月も半ばを迎え、桜の開花が楽しみな季節
競馬場での風景も楽しんでいきたいですね