少し前のことになりますが、
昨年の11月1日、船橋競馬場にとって初めてとなる相馬野馬追甲冑競馬が開催されました。
元競走馬が出場することでも知られている相馬野馬追。
今回は、2012年のホープフルステークスの勝ち馬・サトノネプチューンや、
2011年のガーベラ賞の勝ち馬・レッドストラーダの姿もありました。
夕陽を背にしたドラマチックな写真が撮れました
「熊野権現」の旗 サトノネプチューン
朱地白三石(しゅじしろさんごく)の旗はダンスパフォーマー。
現役時代は門別→大井で活躍しました。
2014年に大井のベガ賞を勝っていますが、
父方のおばあちゃんの馬名と同じレースを勝ったことになりますね。
凛々しいレッドストラーダ
こちらは南関東重賞ウイナーのジャルディーノ。
現役時代、馬場入り後に立ち止まって他馬たちを見送るような仕草でもファンに愛されました。
人と馬とが文化を大切にしながら創り上げている相馬野馬追。
武者の方々の衣装の柄も、
縁起物のフクロウ(不苦労)や、
後ろに下がらず前にしか飛ばない勝ち虫トンボなどがあしらわれ、
ひとつひとつに文化や想いが灯っていることにも感動しました。
何よりも、家族そのものの馬と人の姿が
相馬野馬追は、2011年の東日本大震災や、
先の台風で、多くの被害を受けてしまったとのこと・・・
公式サイトを拝見したのですが、
平将門の軍事練習が起源とされているのですね!
将門は兵として集めた農民を農作業の繁忙期には家に帰すなど、
農民を大事にしたことでも知られている武将だったと、何かで知ったことがありました
今年も、レースはもちろん、競馬に息づく文化や人の想い、歴史にも
注目して勉強していきたいと思います