全国各地で女性騎手が活躍中ですが、南関東でも現役2人目の女性騎手がデビューしました。
浦和の北島希望(きたじまのぞみ)騎手です。小久保智厩舎所属。
山口県下関市出身の18歳。幼稚園の時に読んだ馬の絵本で馬に興味を持つようになり、小学5年から乗馬クラブでポニー競馬などに参加するようになり、騎手の道へ。
競馬場実習中に印象に残っているレースは、兄弟子の橋本直哉騎手が初めて重賞を勝ったプラチナカップ(ノブワイルド)で、小久保調教師とハグをしている所を見てすごく感動したそうです。
さらに、浦和競馬場で行われたJBCには、自厩舎の小久保厩舎からたくさんの馬が出て、そこからブルドッグボスがスプリントを優勝。たくさんの人たちが喜んでいる所を見て、競馬ってすごいなと思ったそうです。
北島騎手のこれからの目標は?
「JBCはすごく感動したので、今度は外からではなく自分で乗ってあの空気を味わってみたいです。そういう技術と信頼を得られるような騎手になりたいです。小久保厩舎の馬で重賞を勝ちたいです!」(北島騎手)。
北島騎手はこの浦和開催からデビューし、まだ最終日を残したところで、すでに2勝をあげています。デビュー戦から、「緊張は全くなくて楽しかったです」と言っていたのも非常に印象的でした。
南関東には半年前にデビューした中島良美騎手もいますが、女性騎手が2人になり、とても華やかになりました。
北島騎手がこれからどういう騎手になっていくのか楽しみです。