みなさまこんにちは、河合紗希子です。
先日のこと。
競馬関係でとあるナレーション収録をしてきたのですが、VTRを拝見した段階で、これまでと違って「あっ…!」と気付いて嬉しかったことがありました
パッと映像を見た時に、どんなことをしているシーンなのかがちゃんとわかるようになっていて、自分の中でナレーションと映像のリンク度が格段に上がっていたんです。
乗馬を始めて、同時に馬の世話をするようになって、そこで知ったことや体験してきたことが、こういうところで変化をもたらすのかとすごく嬉しかったです。
ナレーションを担当させていただき、光栄なのと身が引き締まるのと…
お知らせできるタイミングがきましたら、こちらでもお知らせさせてくださいね
乗馬はついに、駈歩に突入しました!
さてさてそんなわけで、7月に始めた乗馬はついに今月から駈歩もするようになりました!
↑駈歩(かけあし)というのは、「パカラッパカラッ」という、いわゆる暴れん坊将軍のOPのような走り方ですね。
駈歩
駆歩と表記することもある。速度は普通1分間に340メートル位である。
常歩、速歩は左右対称の動きだが、駈歩は左右不対称の動きで、左右の駈歩がある。四肢の動く順は左駈歩では(1)右後肢(2)左後肢と右前肢(3)左前肢で、3ビートの動きである。頭頸が上下、前後に大きく動き、跳躍した歩法で前後、上下に大きくうねる反撞である。
JRAのHP内競馬用語辞典より引用させていただきました。
⇒https://www.jra.go.jp/kouza/yougo/w27.html
いやぁ…もううすうす勘づいてはいたことですけれど、これも「見ていると簡単そうに見えるけどやってみるとめちゃめちゃ難しい」あるあるすぎて…orz
乗れる乗れないどうこうの前に、そもそも馬とちゃんとコンタクトが取れていないと、馬が「駈歩」してくれないわけです
馬に乗れる人…すごすぎる……と、今更ながら「本当の意味」で尊敬の念を抱かずにはいられなくなりました。
もちろん駈歩だけでなく、それ以外でも、馬に上手に指示を出すことの難しさは都度都度体験ちゅうです
子供の頃から「馬はとっても賢い動物だよ」と祖父母や母から聞いていましたが、乗馬をして、ウーム本当にその通り!とうなってしまうようなことばかり。
例えば「進め」という指示を出す場合、両足で馬の腹をぽんと蹴ります。
でも馬の性格や気分、乗り手との関係によって、これすらもきちんと伝わらない場合もあって。
先日、なかなか馬が動こうとせず焦ってしまっていたところ、先生が
「進めっていう気持ちをちゃんと伝えなさーい!」
と仰ったんですね。
私はいつも、進めの合図をする時は、心の中で馬に対して「よーし、行こう!」という言葉をかけていたのですが、この時初めて「進め!!!」という命令形の言葉を心の中で叫びながら腹を蹴ったんです。
そうしたら、それまでずっともぞもぞしていた馬が、グッと力強く動き出して、ここからちゃんと指示を聞くように!!!
足の合図の強さはほとんど変わっていないのですが、このほんの少しの気持ちの違いがちゃんと馬には伝わっていて、そこで漸くこちらがイニシアチブをとることができたんだろうなぁと思います。
馬は人間のことをよく見ているしよくわかっている、ということを深く深く体感した出来事でした。
上手に乗れるようになるには、乗る人間の「自信」というものもすごく必要。
しかし馬によって個性もあるので、正解もないわけで…。
馬は人間をよく見ていますが、人間もまた、馬をよく見ないといけないのですよね。
できることを少しずつづ増やして、余裕をもって馬と接することができるようになりたいなと思います
ではではみなさま、今週も素敵な競馬ライフを
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