関東のソメイヨシノの開花はまだですが、早咲きの桜があちらこちらできれいな花を咲かせていますね。
今日、浦和競馬場で実施した南関東牝馬一冠目の桜花賞は、御神本訓史騎手騎乗の1番人気スピーディキックが圧勝しました。
浦和1600m戦はスタートしてすぐコーナーになることから内枠が有利と言われています。
そんな中で、スピーディキックは8枠11番の大外枠から、休み明けで、初コースで、初左回りで、脚質的にも浦和コースは疑問視されていながらも、すばらしい走りを見せました。
桜の季節↓
馬と桜って、本当に絵になりますよね。
今年はいつもより桜花賞の実施が早かったので桜とは無縁かなと思っていましたが、十分に堪能させて頂きました。
スピーディキック、本当に強い!陣営もこれからの馬と言っていて、末恐ろしいです。
この後は東京プリンセス賞、関東オークスと、南関東牝馬三冠を目指していくそうです。南関東史の中で牝馬三冠に輝いているのはチャームアスリープただ1頭(ロジータは牡馬たちに混ざったクラシックロードの三冠を獲得)。
スピーディキック、これからさらにどんな競走馬生活を送っていくことになるのでしょうか。
なお、益田競馬場出身者で構成されているチーム益田。管理する藤原調教師、御神本騎手、騎手だった末田厩務員。
2002年に益田競馬場廃止後、南関東に移籍された方も多いです。
「益田には僕らが足元にも及ばないようなすばらしい技術を持った方たちがたくさんいました。この仕事を続けたくても廃止で働く場所がなくなってしまっただけで、技術がない訳ではないということを、今いる僕らが頑張って示さなければいけないと思っています」と言っていた藤原調教師。
チーム益田でクラシックレースを優勝、藤原調教師にとっても待ち望んでいた瞬間でした。