今回は新冠町から、こんにちは。
先週末はひだかうまキッズ探検隊の日でした。
向かった先は、昨年子ども達から大好評だったビッグレッドファームさんです。
今回のテーマは「現役競走馬に会おう!」でした。
以前よりスタッフの方から「ユーバーレーベンに会いに来て下さい」とお声かけしていただいており、早い段階で会う事が決まっておりました。
子ども達に馬のことをより理解してもらう為に、無理を承知で父と母に会えるかどうかお願いをしたところ快く引き受けていただけました。
それだけでも豪華な内容なのですが、更にスタッフの方より「せっかくでしたらユーバーレーベンの一族というか、血の繋がりのある他の馬にも会っていって下さい」と驚きの提案がありました。
打合せ後はしばらくひとり興奮しておりました。笑
まず初めに登場したのはマイネルファンロンです。
茨城よりつい先日明和の故郷に帰省しており、のんびりと草を食んでいました。
初めて見る子ども達に興味津々でした。
ファンロンが着用しているのは、アブ除けのフライシートです。
子ども達はファンロンの顔の特徴をスケッチしました。
次に調教場で現れたのは、ユーバーレーベンの全弟マイネルエンペラーと従兄弟にあたるマイネルパーヴェル。
マイネルエンペラー
マイネルパーヴェル
1100mの坂路を続々と馬が駆け上がってきます。
単走・並走・4頭の縦列など様々な調教を見せて下さいました。
その中でも、一際力強い走りを見せてくれたのがユーバーレーベンでした。
目の前をあっという間に駆け上がっていく姿に、子ども達は「おー!すごーい!」の言葉しか出てこなかったようです。
ユーバーレーベン
エンペラーやパーヴェルの他にも何頭も調教を行なっていたのですが、ほとんどがゴールドシップ産駒でした。
同じゴールドシップ産駒でも見た目も走りもそれぞれ違うのを子ども達が理解しやすいよう、スタッフの皆さまが準備してくれたのだなと…感動。
次の場所へとバスで移動する際、車中では長田場長によるビッグレッドファームでの馬づくりと牧場についてのお話が。
到着した先で現れたのは、ユーバーレーベンの母であるマイネテレジア。
マイネプリテンダーから繋がる命の話に、子ども達は真剣に耳を傾けていました。
最後にスタリオンに到着し登場したのが、祖父(母父)にあたるロージズインメイ。
22歳とは思えぬ馬体に、子ども達から「カッコ良い~」との歓声が。
そして、子ども達も「おそらく会えるのでは…?」と楽しみにしていたゴールドシップが登場。
皆さんが期待するような行動はなく、賢い振る舞いでした...。流石です!
でも途中で先程まで食べていた飼料を口からこぼしたり、大人との記念撮影の時には変顔を披露したりと、人を見て対応を変えるサービス精神旺盛のおもてなしをしてくれました。
子ども達はユーバーレーベンをはじめ7頭の馬の特徴をスケッチしました。
一族の特徴を掴んで、そこから競馬や世界に興味を持ってくれたら嬉しいです。
探検の内容は後日Youtubeにアップするのでお楽しみに!
大人でもかなりためになる動画になると思います。
今週末から札幌開催も始まります。
北海道の夏はあっという間に過ぎていくので、夏競馬を満喫したいと思います。
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