5月22日の東京ダービートライアルに出走したナガタエース。お馴染み・岩本厩舎の甲斐ご夫妻が引いています。
甲斐美穂厩務員は、担当馬に手作りの楽しいメンコを着用させてレースに送り出している、知る人ぞ知る存在。この日のナガタエースは鯉のぼりバージョンでした。
美穂厩務員は、1998年のクラウンカップを制したハードサインカラーも手掛けている重賞勝ち厩務員さん。
プライベートでは、甲斐厩務員と結婚し一時は仕事を休み妊活をしていたそうですが、息子さんを出産後は仕事に復帰しました。
ここ数年は手作りのメンコを着用。
美穂厩務員は「ネットで馬たちの名前を検索をすれば写真が出てくる時代ですし、競走馬として生まれてきた以上は、たくさんの人たちの記憶に残って欲しいです。メンコがそのきっかけ作りになってくれればいいなと思っています」と話していました。
お裁縫が決して得意という訳ではなく、いつも時間がかなりかかっているそうです。「馬たちがかわいくてたまらい」(美穂厩務員)という愛情たっぷりの美穂厩務員の手作りメンコ。見ている方も、いつも温かい気持ちになります。