昨日、大井競馬場で3歳馬の地方交流重賞・黒潮盃が行われました。森泰斗騎手が騎乗した2番人気ヒーローコールが直線で抜け出し、重賞3勝目。
ヒーローコールはこの世代のトップに君臨してきた実力馬です。クラシックの前哨戦・雲取賞を勝ってから、怪物ミックファイアの出現により、羽田盃と東京ダービーはいずれも2着でした。
前走のサンタアニタトロフィーは果敢に古馬たちに挑戦。
クラシックが始まる前の段階では、ヒーローコールがまさか無冠に終わるとは思わず。でも、またこう瞬間が待っていて、本当によかったです。
そして、地方所属馬として初めてアメリカのG1レースに参戦したマンダリンヒーローは2着でした。ケンタッキーダービーを走った馬に会えるということで、お客様も例年以上に多かったような気がします。今回は惜しかったですが、立派な走りを見せてくれました。
重賞初Vを目指したウインドフレイバーは3着。鞍上の的場文男騎手は66歳、来月には67歳です。国内最多勝利&最高齢騎手ですが、最高齢重賞記録は兵庫の川原正一騎手に抜かれたばかりだっただけに、惜しい結果。とは言っても、生きる伝説、本当にすごいです。
なお、このレースは印象的な名前の馬たちも主出走していたので、お写真を掲載しておきます。賞がたっぷりという願いが込められた金沢のショウガタップリと大井のカッテニシヤガレです。