みなさまこんにちは、河合紗希子です。
先週1月9日、2023年度のJRA馬事文化賞が発表されました。
▶︎JRAニュース
2023年度JRA賞馬事文化賞の決定
JRA馬事文化賞
JRA賞馬事文化賞とは、日本中央競馬会が、文学・評論・美術・映画・音楽などの文化活動を通じて、馬事文化の発展に顕著な功績のあった個人・団体を表彰する目的で1987年に創設した賞である。
該当年の前年11月から該当年の10月までの1年間に出版・企画・開催された馬に関する文化作品について、文化賞選考委員会において選考される。なお、記者投票などによって決定される競走馬の部門や、成績によって決定される調教師・騎手の部門など、ほかのJRA賞とは性質を異とするものである。委員会の推薦があった場合において、理事長が特に必要と認めるときに「特別賞」が授与される。部門賞として、永年に渡り馬事文化の普及発展に貢献した人物・団体を表彰する「功労賞」が設けられている。
2023年度の受賞作は「エピタフ 幻の島、ユルリの光跡」
受賞者は岡田敦氏
おおお…
ユルリ島!!!
ユルリ島とは、北海道の無人島。
かつて住んでいた島民が島から引き上げる際に馬たちを残していき、残された馬たちが今も自然の中で暮らしている島。牝馬のみが暮らしているので、馬たちはいつか消えゆく運命にあります。
以前、NHK釧路局にいらした方に「北海道には野生の馬が住む無人島がある」ということを教えていただいたことがありました。
島の名前のインパクトも相まってとても興味を持ったのですが「島が天然記念物だから人は入れないんだよね、でも根室岬から見えるよ」と伺い、その際に「人は入れないけれど島の写真を撮っている写真家さんがいらっしゃる」というお話を伺ったのでした。
私がちょうど木村伊兵衛賞40周年記念展を観に行ったことから発展した話題だったので(岡田敦さんは第33回の同賞を受賞)、このお話を伺ったのは今から8年前、2015年のことです。
調べてみると…
2011年から島の写真を撮影し続けているとの記載が。
10年以上にわたる取材と、その思い、情熱。
馬事文化賞の受賞理由、そして受賞コメントが強く響き、早速本を注文しました。
手元に届くのがとても楽しみです。
岡田敦さんホームページ
http://okadaatsushi.com/
ではではみなさま、今週も素敵な競馬ライフを
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