2月14日、“大井の帝王”的場文男騎手が
51年5か月という長きに渡る騎手生活に幕を下ろすことが発表されました。
的場騎手は、
1973年(昭和48年)10月16日にデビュー。
2023年3月には前人未到の地方競馬通算7,400勝を達成。
地方競馬の最年長騎手として、とても大きな存在となっていました。
御年68歳
地方競馬通算勝利数は7424勝
通算7000勝目は、
2017年5月に行われた川崎マイラーズ、
リアライズリンクス(浦和 小久保智厩舎)での勝利でした。
その時の写真は・・・
この写真、まさに、的場文男騎手!という騎乗フォーム。
縦に伸びて、ムチも高々と。
ゴール前写真ではムチの先が収まりきらず、
せっかくの勇姿が欠けてしまい、
「ひー」となったことも多々でした。
こちらは2015年
船橋競馬場でハートビートナイターが開催される際の取材で
特別に許可をいただいて撮影したレース前の1枚です。
「こっちに立った方が良いでしょう」と自ら立ち位置を考えて
ニッコリした表情をしてくださいました
「目標があるから頑張れる」
「騎手を辞めたらただのおじさん」
「ダービー優勝は人生の宿題」
数えきれない名場面の他、
数々の心に残る名言を残した的場文男騎手。
今、取材メモを振り返りながら
改めてその存在の大きさを感じています。
長い間お疲れさまでした。
的場騎手とデビュー年が同じ、
キャンディーズの曲が
頭の中でループしています。
「微笑がえし」、とか。
門出の春。
次の季節も素晴らしいものとなりますように