牝馬の流通促進を目的にこの時期開催される「繁殖馬のセール」
上場頭数は過去最高の223頭、うち売却馬は138頭でした。
売却率61,88%。最高価格3885万円(エンパイアメーカーを受胎)。
昨年のこのセールで購入した未供用馬も、今年は無事受胎
しているので今年度のセールは見学に終わりました。
前年比売却総額は及ばずの5億超(前年は大手牧場の閉鎖処分)と
言うことは良血馬が上場されていたのです。ジェイエスの「OG」の
私にとっても好況は嬉しい事であります。
間もなく!出番です。
最後まで念入りに愛馬の身だしなみを整えます。
推進議員連盟主催「講演会」。北海道市場セールリンクで開催
軽種馬関係外の議員さんは「入った事が無い!」場所でもあります。
本日の講師、「JRA日高育成場 山野辺 啓 場長」
軽種馬産業の今後について。内容の濃いアッと言う間の2時間。
JRAの成長戦略。重点ターゲットは①若手(20代)世代。②定年後の
趣味を模索中の50代。③復帰意向者。
コンセプトは「身近さ」、「分かりやすさ」、「参加しやすさ」。
生産地支援としては、優良種牡馬の整備促進、生産率の向上、発育疾患の対応
飼養管理、人材育成、就業促進支援、経営強化技術向上支援、流通促進対策
等々。世界に誇る研究施設としても名高い事から生産地の指導者としても、
非常に解りやすい「授業」でした。 時に備えて「頑張ります!」
中央競馬札幌馬主会の馬産地懇談会の開催。
生産者馬主が多い北海道の馬主会はこうして、地域開催が
あります。会長不在の為「副会長挨拶」。札幌競馬場の改修は65%~
70%の進捗。11月20日に馬主会事務所のOPEN、11月30日仮OPEN
来年7月26日グランドOPEN。
来賓のHBA組合長「木村 貢」氏の御挨拶を頂きました。
今年度からの代表ですが熱意を感じました。我々の代表として
御尽力下さる事を願っています。
講師は海外競馬に詳しい「合田直弘氏」。まずは「凱旋門賞」に触れ
前年惜敗のオルフェーブル号今回5馬身差の2着であったが「同じ力量」と
現地の評。そしてキズナ号3歳馬のパフォーマンスとしては喝采を送る。
勝利馬「仏のトレヴィ号3歳牝」は1974年の凱旋門賞馬「アレフランス号」に
匹敵する過去最高のパフォーマンス!最強牝馬と称賛し、「何故か?」過去
凱旋門優勝は「牝馬」が多い!
HBAセールも盛況であったが北半球欧米のマーケットも非常に好況
であった。特にカタールの王族がレコードプライスを出している。
競走馬時代の拡大期に入ったと!欧米のお金持ち(外資)は日本の
繁殖馬に興味を示しているので頑張って欲しい!とエールを送り
話を結ばれた。
20日のパストラーリ(とねっこがうまれたよ)のワークショップ(馬の学習会)で
子供達に「馬のお話」をされた、元浦河町長「谷川弘一郎」氏も参加です。
浦河町にある「お料理の松山」。会食なう!
ここの社長は古くから「北海道競馬」「生産地応援団」であります。
地場の産物をふんだんに使い創作された「しゅうまい」美味です。
以前に紹介した「庭のぶどう」。
気温の差が激しいこの頃の効果で「とても甘く!」なりました。