オークストライアルのフローラS(G2東京・芝2000m)は、馬群の真ん中でうまく折り合っていた3番人気のチェッキーノ(父キングカメハメハ)が直線突き抜け優勝!2着は2番人気のパールコード(父ヴェクトワールピサ)、3着は13番人気のアウェイク(父ディープインパクト)と、ここまでがオークスの切符を手にしました。
1番人気だったビッシュ(父ディープインパクト)は、乗ってるのが典さんという原因で後方からの競馬。400kgほどの小さな馬を馬群の中で揉ませるわけにはいかないという(?)典さん独特の優しさが裏目に出て5着。ディープの仔なんだし、外に出せば上手に飛んでくれるだろうとでも思ったんでしょうかねー。いい加減にしないと、坊主頭を余儀なくされますよ(小声)。
勝ち馬チェッキーノは、兄のコディーノ(疝痛のため夭逝)の全妹なのに、なぜだかオルフェーヴルに似ているという栗毛ちゃん。鹿毛や黒鹿毛っ子を歴代生んできた母ハッピーパスも、その毛色をみるなりドキッ!として(するわけない)、我が子の美しい顔をまじまじとみたことでしょうな。
これで来月22日のオークスに出走する馬が出そろいました。
注目していたメジャーエンブレム(父ダイワメジャー)は、NHKマイルCと別路線を行くことになり、ルメ騎手がうまいことかぶらないで騎乗できるというお約束。馬の後ろで頭脳戦も繰り広げられております(小声)。
しょっぱなから2回も小声でささやきましたが、ここからは大声でひとつ。
「ヌーヴォ女史!立派でしたーーー!」涙。
4月24日に香港のシャティン競馬場で行われたクイーンエリザベスII世カップ(G1)は、我が国の代表馬3頭が出走し、ラブリーデイ(父ディープインパクト)は最後伸びきれずに4着、元気よく飛び出して最後疲れたサトノクラウン(父Marju)は12着、「ヒカリと一緒じゃないと香港いやだぁ」と、かわいいところを見せたヌーヴォレコルト(父ハーツクライ)は6着という結果に。
それでも、ヌーヴォの前に牝馬は先着しておらず、後ろにたっぷり牡馬もいることから、堂々世界の6番目ということでしょう。昨年12月の香港カップ2着同様の立派な成績ですね。
同級生のエイシンヒカリ(父ディープインパクト)は、小頭数で逃げやすいフランスのイスパーン賞に出走予定。「レ子、みとけ。俺がチャチャっと勝ってやるから!」*このテの妄想は人生を豊かにします。
さて、今週は天皇賞・春(G1京都・芝3200m)!!!!
昨年の覇者をおぼえていますでしょうか?
競馬を見るのが恐ろしくなるなる、わけのわからないコンビがいない今年、さぞかし予想もラクにできるだろうと思っていたら、まぁーみごとにどっこいどっこい。困りますよ本当に!
この距離にして菊花賞馬やら、春天より長い距離を得意とするステイヤー馬もたっぷりやらで、またもや唸りながらの検討になりそうですが、騎手界の人手不足な感じで浮上したサウンズオブアース(父ネオユニヴァース)とシュヴァルグラン(父ハーツクライ)が、気になっとります。