3月24日に大井競馬場で行われた南関東クラシック前哨戦の京浜盃は、
笹川翼騎手が手綱を取ったチサットが優勝しました。
チサットはホッカイドウ競馬でデビューし、南関東移籍後3連勝。
この京浜盃は前哨戦とは言え、まるで本番のようなメンバーがズラリと勢ぞろい。
そんな重賞ウイナーたちを相手に、南関東では初めての重賞の舞台で、
道中は馬群の中でもまれる厳しい競馬になりながらも、
最後はしっかり差し切ったパフォーマンスもすばらしかったです。
2着が中央新馬戦勝ち馬で移籍緒戦だったイグナイター、3着は平和賞馬マカベウス。
この3頭までが羽田盃への優先出走権を獲得。
こちらは厩舎にいる時のチサットです。↓
チサットは大井・佐宗厩舎<小林>所属で、大井競馬場の分厩舎・小林牧場にお住まいです。
チサットの母ネフェルメモリーは、2009年の南関東牝馬2冠馬(桜花賞、東京プリンセス賞)で、東京ダービーでは1番人気になったほど。北海道と南関東で通算重賞5勝。
曾祖母は1992年の羽田盃と黒潮盃を制したカシワズプリンセス。
カシワズプリンセスの母(チサットにとって4代母)シャドウは、1979年に南関東牝馬2冠馬(桜花賞と関東オークス)となり、キヨフジ記念(現在のエンプレス杯)なども制した名牝。
ここ数年の南関東クラシック戦線はゆかり深い馬の仔たちが大活躍していますが、
チサットもどんな走りを見せてくれるでしょうか。
さて、3月31日の浦和競馬場では、南関東牝馬1冠目の桜花賞が行われます!
南関東競馬もいよいよクラシック戦線に突入です!