4月21日の川崎競馬場では、3歳重賞・クラウンカップが行われ、
張田昂騎手が騎乗した2番人気ジョエルが差し切り勝ちを収めました。
ジョエルにとっても、管理する張田京調教師にとってもうれしい重賞初制覇。
張田親子の重賞勝ちというのもドラマチックなシーンでした。
張田調教師は騎手時代に多くの重賞勝ちを収めてきましたが、
調教師になってからは意外にもお初だったのです。
「早く重賞を勝ちたい」と常々言っていた張田調教師に、
重賞勝ちをプレゼントした昂騎手。
いつもクールな張田調教師が、仕事場で、
あんなに笑顔がこぼれていたのは初めて見たかもしれません。
一方、昂騎手は、自身が騎手を目指した原点でもあるお父さんに、
調教師になっての悲願の初重賞を一緒に取ることができた喜びで、
インタビュー中に涙ぐんでいました。
張田調教師は、東京ダービー優勝時まで涙は取っておくそうです。
(口取り撮影時のみマスクを外しています)
来週からの大井開催では、
南関東クラシック1冠目の羽田盃、牝馬2冠目の東京プリンセス賞が行われます。
南関東競馬では熱い戦いが続いていきますよぉ!