今週の南関東競馬では、船橋競馬が開催されています。
5月といえば、船橋競馬場が1年のうちでもっとも輝く季節のような
場内の木々の緑が鮮やかで、潮の香りがする海風が吹いてきて。
そして、やはりかしわ記念(JpnI)は特別なレースです。
なんといっても、10年前のこのレースは思い出深い
2007年から過去4年連続でJRAからの出走馬が優勝していましたが、
2011年は地元船橋のフリオーソが覇者に。
3連覇がかかったエスポワールシチー(JRA)を下し、
悲願のかしわ記念制覇となりました
2011年の船橋競馬場といえば、
震災の影響で3月と4月の開催が中止に。
液状化した馬場、傾いた電柱やひび割れたパドックなど、
今も記憶に鮮明です。
そんな中、さまざまな想いを抱きながら、
関係者一同、
そしてファンの皆さんも待ち望んでいた5月の開催でした。
いいお顔のフリオーソ
レース後、戻って来るフリオーソを待っていると・・・
地面の様子からも伝わりますが、
まだ闘志の炎が残っていたのか、
早く帰りたい!という気持ちだったのか、
波多野厩務員を軽くひきずっていました
でも洗い場に着くとオフタイムの鼻先きゅん、のかわいい表情。
波多野厩務員はお仕事の電話中でした。
おつかれさま
馬房へ。
10年前のかしわ記念の思い出でした。
下の写真も10年前のもの。
今もこの木はここに立って馬たちの往来を見守っています。
そういえば、
故川島正行調教師が、
厩舎に木があると消臭にもなるし、馬たちの癒しにもなる。
それに、自分も故郷の風景を思い出せると
話していましたっけ。
さて、2021年のかしわ記念は明日、5月5日に行われます
みんな無事に、力を発揮できますように