時々掲載している「10年前」シリーズ。
10年前の「今日」、2011年8月3日は
大井競馬場で行われた第32回サンタアニタトロフィーで、
カキツバタロイヤルが優勝した日でした。
小柄な馬体で、数々の重賞を制覇。
2008年笠松でデビューし、2009年に船橋に移籍。
2016年の引退まで、70戦して15勝を挙げ、4つの重賞を制しました。
重賞初制覇は2010年7月28日 大井のサンタアニタトロフィー(SIII)
函館一昭調教師にとっても、
今は亡き本多正賢騎手にとっても待望の重賞初制覇でした。
そして、その1年後の2011年8月3日。
石崎駿騎手を背に、連覇となったのがこの日のレース
2016年の引退時には
「長く一緒に居過ぎてね、寂しくなりますね。
7年近く一緒にいましたからね。
これから立て直そうと思えばできるけど、
ここまで良く頑張ってくれたし、
オーナーも無事なうちにという気持ちもあって引退させることにしました。
息の長い走りで無事にほんとに頑張ってくれましたね。
性格も良い馬ですから、この先も大事にしてもらえるでしょうね」
と語っていた函館調教師。
そのしみじみとした口調から、
カキツバタロイヤルと過ごした時間に込められた、
たくさんの想いが伝わってきました。
さて、この春。
種牡馬入りしていたカキツバタロイヤルに待望の仔が誕生
仔は牝馬で、母はウインホイッスルだそうです
多くのファンに愛されているカキツバタロイヤル。
これからは産駒の成長も楽しみになりますね。