みなさまこんにちは、河合紗希子です。
オリンピックのアツい闘いに興奮が止まらない日々。
テレビをつけるとついつい競技に夢中になってしまいます。
8月2日は、総合馬術3日目(最終種目)の障害馬術が行われ、日本の戸本一真選手とヴィンシーが個人決勝に進み、堂々の4位入賞!
惜しくもメダルは逃しましたが、これは日本のオリンピック総合馬術史上最高位。
馬術個人の日本選手入賞は、1932年ロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得したあの西竹一選手以来。
実に89年ぶりの快挙、ものすごいこと!!!
我が家はテレビを変えてからなぜかBSが映らなくなってしまい(グリーンチャンネルはWeb会員)、観戦は専らNHKのストリーミングだったのですが、戸本選手が決勝に勝ち進んだとわかるやいなや実家に駆け込んでテレビ前で待機
最後の最後までメダルの行方が分からない展開に、1飛び1飛びまさに手に汗握りながらの観戦でした。
そして今日8月4日は、障害馬術の個人決勝が行われました。
予選上位30人馬が出場できる決勝に、なんと佐藤英賢選手とサフィアデラック、齋藤功貴選手とチレンスキー、福島大輔選手とチャニオン、日本の3組が進出!
ノーミスで1位タイにつけた福島選手とチャニオンは、さらに横並び6組で争われる1位決定戦、ジャンプオフへ!
障害馬術
アリーナと呼ばれる競技場内に設置された13~15個の障害物を決められた順番通りに飛び越し、より早くゴールすることを競う競技。
より早くゴールするためのコース取りや飛び越すタイミングを選手が素早く的確に判断し、その判断に馬が瞬時に反応できるかどうかがポイント。
オリンピックなどの世界最高レベルの競技会の障害物では、高さ160cm、幅(奥行)2mを超えるものもある。
同点の選手が複数いた場合は、障害物を減らした「ジャンプオフ」という1位決定戦で、再度競う。
私は今日は用事があってリアルタイム観戦ができなかったのですが、終わってすぐに携帯を開くと飛び込んできたのは「福島選手がジャンプオフへ」という速報!
これまた速攻でストリーミング視聴環境を確保して携帯に釘付けでした
ジャンプオフは、全組ノーミスで争われるという超ハイレベルな展開に。
総合馬術ですらハラハラしながらジャンプを観ていましたが、障害馬術の障害は、総合馬術よりも高さが高くなって、160センチをも超えるとのこと。
160センチって…私の身長ですよ…
それをひらりひらりとミスなく華麗に飛び越えていく人馬!
順位を決定づけたのは走行タイムで、福島選手は6位入賞。
オリンピック障害馬術競技での入賞は、これまた1932年の西竹一選手とウラヌスの優勝以来の快挙となりました。
最高のドキドキ、メダル争い最後の最後まで日本選手を応援することができるという贅沢。
試合の結果があんなに気になって携帯を開いたのも、それこそテレビ中継が観たくて走って帰ったのも、かれこれ10年近くしていなかった経験じゃないかなあ…
戸本一真選手とヴィンシー、福島大輔選手とチャニオン、
改めて、入賞おめでとうございます!
残すは障害馬術の団体
さあ、オリンピック馬術競技、残すは障害馬術の団体となりました。
明日は馬術競技はお休み。
8月6日(金)に障害馬術団体予選、翌8月7日(土)に障害馬術団体決勝が行われます。
競技自体もちろん楽しみですが、
毎回ネットをざわつかせているユニークな障害物も、次はどんなものが登場するかとても楽しみですネ
ではではみなさま、今週も素敵な競馬ライフを
NHKのストリーミング放送はこちらから
https://sports.nhk.or.jp/olympic/schedules/sports/equestrian/
グリーンチャンネル
障害馬術 会場:馬事公苑
8月7日(土)18:00~19:00/19:00~22:00
団体予選【ダイジェスト】/団体決勝【生放送】
番外編
馬術は残すところ障害馬術の団体のみですが、オリンピックにはもう1つ、馬が登場する競技があることをご存知でしょうか。
それは…
近代五種!!!
近代五種
フェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(射撃とランニング)の5種目を2日間かけて行い順位を争う。
「近代五輪の父」と言われるクーベルタン男爵によって考案され、五輪では1912年ストックホルム大会から実施されている。
1日1種目、計5日間にわたって行われていたころは「王族・貴族のスポーツ」とも言われるような優雅さもあったが、5種類を1日で行うようになると一転、心身ともに限界まで追い込まれる、まさに万能性が問われる競技となった。
欧米では「キングオブスポーツ」と呼ばれているそうですが、日本の競技人口はなんと33人。
日清食品からは「キングオブマイナースポーツ」とやや自虐的なキャッチコピーを冠して応援サイトが作成されています。
【キングオブマイナースポーツ】近代五種応援サイト|日清食品グループ
https://www.nissin-kingo.jp/
東京五輪のスケジュールは
8月5日…フェンシング・ランキングラウンド
8月6日…女子/水泳→フェンシング・ボーナスラウンド→馬術→射撃→ランニング
8月7日…男子/水泳→フェンシング・ボーナスラウンド→馬術→射撃→ランニング
いや本当に過酷なスケジュール!!!
ちなみに馬術は障害飛越。
12障害15飛越(ダブル、トリプル障害を含む)で行われ、高さは最高で120cm、300点満点からの減点方式、なのだそうです。
何よりも私が驚いたのは、
馬術の馬は貸与馬で、騎乗馬は抽選により決定すること。
まじか!!!
調べれば調べるほど(ほ、本当に…?!)という過酷さで興味を抱かずにはいられない近代五種。
馬術とあわせて、こちらもチェックしたいと思います。
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