この大井開催の重賞は、フジノウェーブ記念でした。
JBCスプリントを優勝し地方所属馬初の栄冠をもたらしたフジノウェーブ。
東京スプリング盃はいずれも59キロを背負って8歳から11歳まで制覇。
芦毛の体もだんだん白くなっていき、
神馬のようないでたちで砂上を駆ける姿は神秘的でした。
そんな稀代の名馬が天国へと旅立ち、
東京スプリング盃がフジノウェーブ記念という名前になり9回目。
今年は、御神本訓史騎手が手綱を追ったルーチェドーロが圧勝しました。
御神本騎手にとってはフジノウェーブ記念になって初勝利。
管理する川崎の池田孝調教師は13年振りのタイトルを獲得。
ルーチェドーロは、中央時代に全日本2歳優駿3着など
ダートグレード競走などでもハイレベルな戦いを続けてきた実力馬で、
移籍2戦目でさすがの走りを見せました。
御神本騎手がフジノウェーブ記念を勝つ姿は、
やっぱりジーンときますね。
ルーチェドーロのこの後は東京スプリントを予定。
まだ4歳。スケールの大きな走りで、これからとっても楽しみですね!