今日は大井競馬場でモジアナフレイバーの引退セレモニーが行われました。
大井の福永厩舎<小林>の生え抜き馬として、2017年に大井競馬場からデビュー。
勝島王冠では3歳で挑戦しながらも古馬たちを打ち破り重賞初制覇を飾ると、その後には大井記念や勝島王冠連覇、出遅れながらも完勝した川崎マイラーズと、4つのタイトルホルダーになりました。
それ以外にも、東京大賞典(3着)はフリオーソ以来となる9年ぶりに生え抜き馬が馬券に絡む奮闘。南部杯は2度挑戦して日本レコードが更新された中で3着。
4つもタイトルを取ることはもちろんすごいことですが、それ以上の記憶にも残った馬でした。ドバイにも挑戦したものの、コロナが始まった頃のことでレースが中止になり、引き上げてきたこともありました。
結果的には前走の川崎マイラーズ中に負傷し、引退にすることになりました。引退セレモニーでは無事に歩くことができて良かったです。
たくさんのお客様に見守れながら、とても温かい時間が流れました。
モジアナフレイバーは今後種牡馬になり、白馬牧場さんで過ごす予定です。叶えられなかった夢は、子供たちに託して欲しいです。
存在がとても大きい馬でした。モジアナフレイバー、今までありがとうございました!