新ひだか町から、こんにちは。
前回も馬の絵本のお話しについて書いたのですが、連休中は何冊か絵本を購入し読んでいました。
ハマるととことんハマるタイプです。
前回の馬を洗って・・・に続いて購入したのがこちら👇
「ホシコ――星をもつ馬」
加藤多一 文
早川重章 絵
名前から何となく想像つくかもしれませんが、流星が星のカタチをした馬のおはなしです。
戦争で失われた命の中には、馬の命もあります。
多一さんの書物は戦争について書かれたものが多いのですが、還ってくることのなかった馬についてもどうしても書き残しておきたかったとのこと。
もうひとつは、こちら👇
「はるふぶき」
加藤多一 文
小林豊 絵
こちらは他書に比べると絵の割合が多く、森の中を馬が橇を曳く描写が躍動感に溢れています。
それでも1行だけ、伝えたい事を盛り込んでいるのが多一さんらしいなと私は感じました。
どの絵本も最後のページ上にある言葉たちは数少なめですが、存在感がありすぎてしばしボォーっと思いを巡らせることが多かったです。
絵本を読むということは、答えを探すのではなく「想像」を膨らませていく作業なのだなとあらためて感じたGWでした。
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