青森より、こんにちは。
今回で青森の馬旅は最後となります🍎🐴
青森の馬文化編です。
青森県と岩手県の地名にある「戸」は、諸説はありますが牧場の木戸(きど)から来ているそう。
馬と共に暮らし働く文化があるということが、地名からも分かります。
今も寒立馬がいる地域はありますし、五戸では馬肉を食す文化もあります。
地域で行われるお祭りには、馬をモチーフにしたものが多いです。
その中で私が心惹かれたのが『八幡馬』でした。
(前々回で少しだけ、八幡馬について少しだけ紹介しました。)
ちなみに日本三大駒をご存知でしょうか?
私は八幡馬を調べて、初めて知りました。
・八幡馬(青森県)
・木下駒(宮城県)
・三春駒(福島県)
櫛引八幡宮を見学した後に、八戸ポータルミュージアムはっちを訪れました。
自動ドアが開くと、両サイドから沢山の288体の八幡馬が出迎えてくれました。
迫力があるのですが、どこかあたたかい雰囲気があります。
八幡馬を見ていると、何か書いてあります👀!
「これは見つけ出さないと!」と思ったのですが、どうやって探せばよいか分からず…。
係の方にかなりのヒントをもらい、わりとすぐに発見することが出来ました!(ヒントは赤い八幡馬の中に、2頭だけお腹がふっくらしている馬がいます)
ちなみに今回ご一緒した岩手競馬の小木曽なつ美さんは、中々見つける事ができませんでした。苦笑
こちらの八幡馬を製作したのは、大久保直次郎さん。
数年前に他界してしまい、手彫りで製作している人はほとんどいないとのこと。現在は娘さんが定期的に飾られた八幡馬をメンテナンスしに来ていること。
株式会社八幡馬さんが、八幡馬を広くPRすべく製作していること。
青森を訪れる前に事前に調べてはいましたが、やはり現地を訪れてみないと分からないことがあります。
そして、はっち内のショップで素敵なZINEを発見!
その名は『のへの』です。
のんきに へいわに のやまと
のん気と平和って、なんて素敵な言葉の組み合わせだろうと思いました。
見本をパラパラとめくりましたが、自分の知りたかった八幡馬の情報が盛りだくさんで即購入。
ここまで細かく丁寧に八幡馬について載せているZINEがあることに、感動しました!
翌日は、根城に行き八幡馬の絵付け体験。
作業自体は簡単なのですが、かなり熱中してしまいました。
1時間ちょっとで八幡馬が完成👇
<最後に一筆で描く、手綱と鐙は緊張しました>
その後、十和田市にある駒っこランド内にある称徳館へ。
馬に関する資料や馬の玩具が数多く展示されていました。
私は歴史に疎く、こういう時に小さい頃からもっと勉強しておくべきだった・・・と後悔してしまいます。
全部くまなく見るのに、1時間以上かかりました。
頭の容量がもうパンパンになりました…。
『のへの』にも掲載されていますが、八戸市内の至る所で八幡馬を見つけることができます。
JR八戸駅改札口🐴
八戸市内のマンホール🐴
全て制覇することができず、残念です。
結局、株式会社八幡馬さんを訪れることが出来ず、まだまだ他にも見てみたいものがあり、青森は要再訪の地域となりました。
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