新ひだか町から、こんにちは。
緊急事態宣言の解除を受け、中山競馬場への観客入場が再開されます。
人数制限はあるものの、クラシック戦も始まりますし嬉しいことですね。
そして、こちらでも先週末に嬉しい出来事がありました。
先日、角居元調教師について記事を載せましたが、ひだかうまキッズ探検隊の子ども達に再会する機会を角居さんが作って下さいました!
事前に子ども達とプレゼントする色紙を用意しました。それが、こちら↓
<サートゥルナーリアとウオッカのイラストです>
「ちょっと、色紙に馬を描いてほしいのだけど・・・。」
私の無茶ぶりに、受験前にも関わらず何日もかけて素敵なイラストを仕上げてくれました。
描いてくれた子は、小学生の時から特に馬を描くのが上手でした。
馬を描くのは、かなり難易度が高めです。
以前、獣医師さんが「よく観察していないと馬は描けない」とおっしゃっていました。
うまキッズ探検隊を行なっていて思うのは「子どもの観察眼は素晴らしい」ということです。
見ると観るは違うのだと、あらためて思いました。
一人一人が書いた角居さんへのメッセージを読ませてもらいましたが、3年で随分と大人になったなぁ…と、しみじみと思いました。
最後に角居先生は、素敵なメッセージを下さいました。
「手が届かないかもしれない…。ムリかもしれない…。と思ったとしても、高い目標を持って下さい。開業当時、厩務員たちにこの話をしたら『毎年G1獲る!』と言い出したスタッフがいて、正直ムリだと思っていました。しかし、毎年とまではいきませんでしたが、G1を26勝もしました。
皆さんに馬に関わって欲しいなとは思いますが、馬の道に進まなかったとしても、失敗をおそれず諦めずにコツコツとやっていってほしいなと思います。」
その場にいた子ども達に、想いはきっと届いたことでしょう!
角居さんに会った子ども達の目は、キラキラしていました。
そして、私はまた角居さんに背中を押していただきました。
離れていても「馬を通して活動する」という点では同じです。
あらためて、馬産地で自身の目標に向かって進んでいきたいと思いました。
<シーザリオのオークス優勝記念ジャンパー、大切にされているのですね>
先週末は偉大なホースマンの訃報がありました。
馬を愛してやまない相馬眼の持ち主、岡田繁幸さんの死去ーー。
私は昨年のサマーセールで一度ご挨拶しただけでした。
何かを失うことで気づくことが毎回あります。
競馬界を馬産地から盛り上げていくという魂を受け継ぎ、「感動」を伝えていくことが、強いては馬産地の魅力増大に繋がっていく。
そんな大切なことに、今回気づかせていただきました。
つまづいた時には、うまレターの100号記念エッセイを何度も読み返したいです。
岡田繁幸さんに「100号記念の巻頭エッセイを書いてほしい」とお願いに行った日のことを、昨日のことのように思い出します。本当に本当に優しくて、器の大きな人でした。ご冥福を心よりお祈りいたします。 pic.twitter.com/dsYnGeSB3X
— うまレター (@umaletter) March 19, 2021
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