みなさまこんにちは、河合紗希子です。
先日のこと。
東京競馬場のJRA競馬博物館で開催中の特別展「白毛図鑑 純白のサラブレッド」を観に行って参りました!
特別展「白毛図鑑 純白のサラブレッド」
・会期…11月4日(土)~2024年2月18日(日)
10:00~17:00 中央競馬開催
10:00~16:00 その他の日(東門のみ開放)
・入館料…無料(ただし東京競馬開催日は、競馬場への入場料が必要)
「白毛(しろげ)」とは、生まれたときからほぼ全身が白く、肌がピンク色をした大変珍しい馬の毛色です。その希少性や純白の馬体から常に注目を集める存在ですが、白毛馬として世界初のGⅠ馬となったソダシの活躍によって、近年その強さにも注目が集まりました。こうした白毛に対する関心の高まりを受けて、JRA競馬博物館では1997年(平成9)に開催したテーマ展「芦毛図鑑」に続く「白毛図鑑」を開催します。本展では、これまでの研究で判明した毛色の遺伝の仕組みについて解説するとともに、白毛の活躍馬たちのプロフィールと実物資料を多数展示します。
▶JRA競馬博物館HPより抜粋させていただきました
https://www.bajibunka.jrao.ne.jp/keiba/event/event_20231006.html
白毛の神秘的な世界にじっくりと浸れる特別展でした。
エントランスは世界初の白毛G1ホース、等身大ソダシがお出迎え!
華やかな存在感と神々しさ。
目の周りのぶち模様もしっかり再現されていました…すごい…。
日本で白毛初の勝利を挙げたハクホウクンのぬいぐるみ
日本初の白毛のサラブレッドは、1979年に北海道で突然変異で生まれたハクタイユー(幼名ホマレエース)。
ハクホウクンは、このハクタイユーの仔なんですね。
ホマレエース(ハクタイユー)は、競走馬として登録される際、当時のサラブレッドの8種の毛色(栗毛・栃栗毛・鹿毛・黒鹿毛・青鹿毛・青毛・芦毛・粕毛)のどれにも該当しなかったため、日本軽種馬登録協会では「毛色判定審議会」なるものがひらかれたそうです。
専門家協議の結果、ホマレエースの毛色は「白毛」と認定され、日本初の白毛競走馬として血統登録。
この時、あわせて同協会ではサラブレッドの毛色の規定改正がなされ、8種の毛色から粕毛を削除、7種+該当しない場合は専門家審議、と定められたとのこと。
ちなみに、日本では現在までに、このハクタイユーと同じ突然変異によって6頭の白毛馬が誕生。
そして6頭からの遺伝では44頭。
あわせて50頭の白毛馬が誕生しているそう。
白毛馬の歴史、競走馬として活躍した白毛馬たちの丁寧な解説・紹介。
さらに生物学的な白毛のメカニズム、遺伝的な内容に至るまで…。
ボリューム満点、まさに白毛尽くしの特別展でした。
受付ではしっかり特別展パンフレットをゲット!
競馬博物館は、特別展ごとに内容をおさめたパンフレットを発行していて、なんと毎回無料でもらえるんです。
いつも(これ…無料でいいのですか…!)というすばらしいパンフレットなのですが、今回は「白毛ミニ図鑑」というかわいい小冊子までもらえました
特別展「白毛図鑑 純白のサラブレッド」、会期は2月18日まで!
まだご覧になっていない方は、ぜひぜひ競馬博物館に足をはこんでみてください。
(パンフレットは受付で声をかけるともらうことができますよ)
ではではみなさま、今週も素敵な競馬ライフを
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