2024年12月18日

沖縄・ヨナグニウマ旅③/京都競馬場ホースショーのおしらせ

horseみなさまこんにちは、河合紗希子です。

沖縄・ヨナグニウマ旅のレポート第3弾。
まとめの今回は、旅の最終日に起きた「偶然」について綴っていきたいと思います。

▶︎これまでの記事はこちらから
第一回…たくさんの偶然とヨナグニウマ
第二回…沖縄・ヨナグニウマ旅① 旅のいきさつ、うみかぜホースファーム、ユインチホテル南城
第三回…沖縄・ヨナグニウマ旅② まさかの岡部幸雄さんとの出会い、ヨナグニウマの特徴、ビーチライド

horseヨナグニウマとの最終日

あっという間に最終日がやってきました。
この旅のメインテーマはヨナグニウマではありましたが、当初はもちろん、沖縄の観光もしようと考えていました。

しかし…
前日のビーチライドが私にとって大きな充実の体験で、朝起きてもう少し余韻を味わいたくなり全ての予定を変更!
最終日もうみかぜホースファームへ行き、時間いっぱいまでヨナグニウマと過ごさせていただくことにしました。

ユインチホテル南城内にある、うみかぜホースファーム厩舎エリア。

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放牧エリアの向こうにある、赤い柱の可愛い厩舎

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人が来ると、気配を感じて↑こんなふうに馬が顔を出してくれます。

実はこの赤い台の横には「馬のおやつ」の無人販売コーナーがありまして、スタッフさんがいない時でもお金を入れておやつセットを購入し、トングを使っておやつやり体験ができるのですshine

前日にその情報をゲットしていた私は、残りの沖縄滞在はのんびりとおやつやりをしながらヨナグニウマの写真を撮らせてもらおうと、チェックアウト後に大きな荷物を車に乗せ、小銭を握りしめていそいそと厩舎へ向かったわけですが…。

ふと見ると、
厩舎の反対側から男性が二人歩いていらっしゃるではないですか。
そして何やら私に声をかけてくださっている…eye??

なんとなんと。

その方こそ、
このうみかぜホースファームと、一般社団法人ヨナグニウマ保護活用協会の創始者、久野マサテルさん(通称まーくん)だったのです!

ヨナグニウマ保護活用協会の歴史は全てこの久野さんの与那国島への移住からスタートしており、はじまりのストーリーはHPにも記されています。


carouselpony一般社団法人ヨナグニウマ保護活用協会/創始者からのメッセージ
https://www.yonaguniuma.com/%E3%83%A8%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%9E%E3%81%A8%E3%81%AF/%E5%89%B5%E5%A7%8B%E8%80%85%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8/


私ももちろんヨナグニウマのことをリサーチするなかでこの記事を読んでおり、それはそれはものすごいインパクトを受けていたのでした。

たまたま、この日の予定を全て変更して、
たまたま、ホテルのチェックアウトを少し早めに済ませ、
たまたま、駐車場に停めた車を移動させて、
たまたま、この場所に、このタイミングにきたところ。

お会いできたならぜひお話を伺ってみたいなぁと思っていた方に出会えてしまいました。
これまたなんという偶然のタイミングcoldsweats02!!!


horse「馬遊び」とヨナグニウマ

嬉しくなって前日の体験の興奮とともにご挨拶させていただくと、久野さんも同じようにこの偶然を喜んでくださり、(おそらく何かの予定にむかう途中だったにも関わらず…!)色々なお話を聞かせてくださいました。

馬と人との交流のこと。
ヨナグニウマ保護活用協会のこと。

なかでも私が最も印象的で共感したのは、久野さんが説明してくださった馬遊びということばについてでした。

久野さんたちは、ヨナグニウマのアクティビティに「馬遊び」という言葉を使われています。
ヨナグニウマ保護活用協会のHPでは、冒頭にこんな文が掲載されています。


ヨナグニウマと一緒に遊んでみましょう。

馬と一緒に海に入って泳いだり、海のなかで乗ってみたり。馬の背中に乗せてもらって、沖縄の緑あふれる自然の風景を楽しんだり。心優しいヨナグニウマなら、いろんな遊び方で大人から子供まで、幅広い方々を楽しませてくれます。

ヨナグニウマといっぱい遊んで、その魅力を感じてください。そうすれば、この可愛い馬たちを守りたいという気持ちが自然とわいてくるはず。

▶︎一般社団法人ヨナグニウマ保護活用協会HPより引用させていただきました。
https://www.yonaguniuma.com/


「乗馬」でも「馬術」でもなく、
馬遊び」なのだと久野さんはおっしゃいます。

お話を伺いながら、ああまさしくこれは、記事にも綴られている久野さんの最初の相棒ヨナグニウマ・歩鼓地くんをはじめ、久野さんがこれまで出会ってきたたくさんの馬たちとの経験から紡ぎ出された、内側からありありと湧き出る言葉なのだなあと感じました。

そして自分が体験した前日のビーチライドを思い出し、まさに久野さんが体験し・伝えていこうとされている思いのエッセンスをわけていただいたような気持ちになりました。

お忙しいなか、たくさんのお話を伺いました。
久野さん、本当にありがとうございました!

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※事前に写真掲載の許可をいただいております。


horseヨナグニウマを「保護」そして「活用」すること

今回、うみかぜホースファームの皆さんには、前日のビーチライドの際やビーチから戻った後にお邪魔した厩舎でも、ヨナグニウマの保護・活用について色々なお話を聞かせていただきました。

「ヨナグニウマの保護活動」と一口に言っても、ただ頭数を増やせばいいという単純な話ではない。

昔とは生活様式が全く違う現代、馬たちに新しく何を任せるか?
馬が生きていくために、いわば、昔とは違った「馬の仕事」が必要になる。

そして、馬を増やすには、そのぶん馬を扱える「人」も必要になる。

様々な方向からヨナグニウマを「保護」そして「活用」していくことが必要なんですよ、と教えていただきました。

前日のビーチライドでヨナグニウマとたくさん「遊び」、その魅力をたっぷり堪能した今、確かに私にも、これまでとは少し違う熱量で「この馬たちを守りたいな」という気持ちが芽生えているように思います。

自分ごととして・自分にできることを、馬たちのために自分なりに模索していけたらいいなと、強く感じたこの沖縄旅。


3回にわたって細かくレポートを綴って参りました。

もし、この記事をお読みいただき、ヨナグニウマについて興味を持っていただいた方がいらしたら、是非是非一度「馬遊び」をしにいってみてください。
全力でおすすめの、まさにプライスレスな体験が待っています!

そして、
その後に芽生えた気持ちを、ぜひともご一緒に共有してみたい…と、心から思います。


horse余韻に浸りながらヨナグニウマたちと交流

久野さんと別れた後は、余韻に浸りながらこの3日間に起きたたくさんの偶然を味わいました。
そして、ヨナグニウマたちの厩舎でおやつあげ体験を。

ニンジンカップを手にすると、すぐにヨナグニウマが顔を出してきましたよshine

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のんびり少しずつ…ではなく「早く!早く!」な馬たち
だよね、食べ物が見えてるんだから早く全部食べたいねcoldsweats01sweat01

その姿に和まされ、癒され、元気をもらって、この旅「まるまる」お世話になったうみかぜホースファームを後にしたのでした。


horse最後の最後にも嬉しい「たまたま」が!

そんなわけで、車に乗り込み、ユインチホテル南城から空港に向かって出発しよう…と思ったところで、最後の最後にも嬉しい偶然が!

ホテル敷地、ちょうど入り口のところには、「馬んちゅ広場」という馬の放牧エリアがあります。
ここでも馬に会ったりおやつあげ体験をしたりできるのですが、厩舎エリアと違っていつも馬がいるわけではなく、放牧のタイミングは基本的に土・日・祝日で、平日は「運が良ければ会えるかも」。

私が車で敷地を出ようとしたところ…


あれっ?


馬がいるー!!!

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サプライズで馬にお見送りをしてもらったような気持ちになって、思わずもう一度車を駐車し直し、会いに行ってしまいました。

ちなみに、このムービーで顔を出してくれている馬はカンタくん。
前日のビーチライドで乗せてもらったルンタくんの弟馬なのだそうです。

最後まで素敵な「偶然」にあふれた、最高の沖縄ヨナグニウマ旅となりました。


horseこぼればなし

東京行きの飛行機は1時間ほど遅れて沖縄に到着。

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今まで20分以上の飛行機遅延を経験したことのない私にとって最後までとても珍しい出来事が重なりました。

しかし、沖縄滞在中の3日であまりにも多くの体験をした私にとっては、たくさんの幸せな「偶然」を反芻するのにちょうど良い大切な時間となったのでした。

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horseおしらせ

おしらせをさせてくださいませ。

今週末12月22日(日)中山12レース後
京都競馬場パドックで行われるフリーダムホースショーにて、
MCを担当させていただきます。

 carouselponyフリーダムホースショー
 
 日時:12月22日(日)中山12レース後
 場所:JRA京都競馬場パドック

 ※天候や馬の体調、その他事情により中止・内容が変更する可能性がございます。

 ▶︎詳細はJRAのHPをご確認ください。
 https://jra-fun.jp/event/kyoto/202407/

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フリーダムホースショー、
有馬記念の日に京都競馬場にて出張公演ですshine

JRA職員柳瀬類さんと白馬のファンタスティコくんが、鞍なし・手綱なしで心を通わせ、音楽にあわせて行うすごいショー。
私もMCとして同行させていただくことになりました。

この夏、ヨーロッパでホースショーの修行を経てパワーアップした柳瀬さん。
京都でティコくんとどんなショーを魅せてくれるでしょうか。

是非是非お運びください!
素敵なひととき、ご一緒いたしましょうhappy01



ではではみなさま、今週も素敵な競馬ライフをclover


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horse祖父・保田隆芳の資料につきまして

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以上

河合紗希子

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