「こーゆーのが見たかった!」
そう叫んだ競馬ファンは、ざっとみつもって1億人くらいはいたんじゃないかと思う昨日の産経大阪杯(G2阪神芝2000m)!菊花賞馬、皐月賞馬、秋天馬、JC馬、オークス馬と、G1馬が勢ぞろいして大盛り上がりでしたねー。阪神競馬場にお越しのお客さまは、お値段以上の素敵競馬をご覧になったことでしょうなー。
優勝したのは、2番人気のアンビシャス(父ディープインパクト)、2着にハナに立ってレースを作ったキタサンブラック(父ブラックタイド)、3着には中団から追い込んできたショウナンパンドラ(父ディープインパクト)が入った。
ひとによって、いろんな見方があると思うけど、レース自体はそれほど複雑なことはなく、いたってシンプルな決着だったと思う。
スタートのいいユタカがキタサンブラックに乗るということは、当然ハナを切るだろうし、気性の怪しいアンビシャスが、突然よい子の競馬をするわけがないので、おそらくかかる。馬なりでおなじみの優しい典さんは、そのまま行かせてあげる気がしていたが、本当にそうなってしまった。
演歌を歌う気満々だった(?)ユタカと、満を持して乗りたい馬に跨った時の典さんは何かある。
この2頭の騎手乗りかわりが、今年の大阪杯の総括である!といってもいいでしょう。
そんな中でも、私が一番怖い存在と踏んでいたのは、香港帰りのヌーヴォレコルト(父ハーツクライ)!彼女の競馬は、自分が前にいようと後ろにいようと、着実に前をとらえる自在性がある。
土曜の夜までは、2000mのスペシャリスト・ヌーヴォ女史を軸にしてもいいのかなぁーくらい思っていたが、道産子サブちゃんの顔がちらついて、ブラック軸に変更!我が家にしてはちょっといい夕飯のおかずが買えるくらいの3連複フォメが的中した。
まぁ、なんたって、好きな馬2頭がワンツーを決めてくれるこの嬉しさったらない。なんなら私がまつりを歌いましょうか?なんて言いたくなる。今年の新年度は最高のスタートになった。
競馬中継の時間、私は乗馬クラブにいて、シンガポールで活躍中の藤井勘一郎騎手夫人サオリ先生(当クラブのインストラクターです)と、イスラボニータ(父フジキセキ)ファンのTさんと観戦。
ひとりでお茶の間競馬もいいけれど、みんなでみるとやっぱり楽しい。だいのおとなが遠慮なく、大声を出してもいい時間であり、切ったハッタの感情をまき散らしても、誰もとがめる者はいない。ちょっとうるさいだけである。
「あの顔がたまらなく好き」。そう語るTさんのボニタは5着だったが、道中フワフワするところがタマニキズ。今後はそんなヒマもない1600mあたりで、ドカンとひとつお願いしますね。
さてさて、お次はいよいよ桜花賞!
メジャーエンブレム(父ダイワメジャー)のおでましです!
井崎先生が、予想で彼女の名前をあげないようにと祈る上坂でした(小声)。
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JBBAよりお知らせです。
4月26日(火)JRAブリーズアップセールライブ中継、
4月24日(日)香港・クイーンエリザベス2世カップ現地取材レポートを配信します。
今月もよろしくお願いします。