みなさまこんにちは、河合紗希子です。
今日のこと。
利用者数1000万人突破でおなじみの競馬サイトnetkeibaで、たまたま祖父・保田隆芳の映像を見つけ、夢中で観てしまいました。
netkeibaに祖父・保田隆芳の映像があって夢中でみてしまった。
— 河合紗希子 / 声優、ナレーター、撮りウマ🐴 (@sakkomaru) July 8, 2020
調教師になって間もない頃の祖父と騎手時代の祖父の姿が!
尾形藤吉先生、野平祐二さんや八木沢勝美さんも出演されているうえに昔の競馬場はじめ汗とりの映像まで。すごい!
騎手の世界 -保田隆芳騎手の記録- https://t.co/EiEguyzcZS
冒頭に映る厩舎にはメジロアサマの文字を発見!
祖父もまだ若くて、騎手を引退して調教師になってから間もない頃の映像のようです。
この映像の何に興奮してしまったかというと、祖父だけでなく、祖父の師匠・尾形藤吉先生、同じ尾形一門の兄弟弟子・野平祐二さんや八木沢勝美さんも出演されてインタビューに答えておられるうえに、昔の東京競馬場の様子や、騎手の汗とりの映像までシッカリおさめられていて、祖父がホースマンとして現役だった時代の競馬の裏側がものすごくよくわかるのです。
古くは昭和11年の東京競馬場の映像、今とは違うパドックの様子、レースに出走している馬の数の多さといったら!
も…ものすごい資料がこれでもかと。
そして、騎手になる前の「騎手見習い」時代(昔は騎手になる前に御料牧場で修行する期間があったそうです)の祖父の写真まで
子供の頃から、祖父母や母から競馬や競馬場の話は聞いていましたが、当時の自分とは縁遠く、想像もつかない世界でした。
競馬に興味を持つようになってからは、競馬場などでその片鱗を探そうとしてみても、東京競馬場は改装されてしまっているし、競馬のシステムも昔とはかなり変わってしまったので、なかなかリアルとしてピンときませんでした。
それらが一気につながっていくような、そんな気分。
自宅で食生活についてインタビューを受けるシーンもあるのですが、若い頃の祖母の姿も
食卓に同席しているのは、おそらくすごく若い頃の保田一隆(私の叔父、元調教師)だと思います。
何よりも一番嬉しかったのは、騎手を引退している祖父が、調教師として馬に乗って調教をつけている映像が見られたこと!
実は私、実際に祖父が馬に乗っているところを見たことがないのです。
騎手としてのレース映像や写真は何度か見たことはありますが、白黒だし、これまたイマイチ実感のわかないぼんやりとしたイメージしか持っていなかったんですね。
うまくいえないのですが(あっ、おじいちゃん、ホントに馬に乗れたんだ…!)というちょっとヘンテコな感想を持ってしまいました
それから、私自身が今月から乗馬を始め、今、少しずつ馬の世話や乗り方が身近になってきているところということもあり、映像から読み取れる情報が増えたのも嬉しくて。
前脚を触っているのも、きっとこういうことをチェックしているのだろうなとか、馬にまたがって揺れている姿だけでも、かなり体を柔らかく使っているとか、漸く馬と祖父の関係性が自分にも少しわかるようになったということが、すごく嬉しくて、なんだか新鮮でした。
私の乗馬の進捗は、今日、やっと手綱を握れるようになったところ。
まだまだ始めたばかりのヒヨッコですが、ちょっとずつスキルアップしながら、祖父のポイントオブビューも感じていけたらいいなぁ、と思います。
…ところで。
祖父が亡くなったのは、2009年の7月1日。
そして私が乗馬を始めたのが、なんと偶然にも11年後の7月1日でした。
祖父に「乗馬を始めたよ」と言ったら、どんな顔をしたかなァ。
ではではみなさま、今週も素敵な競馬ライフを
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