今週は、
船橋記念で負傷し競走中止をした、
ノブワイルドのことを心配した方も多かったでしょう。
直後の診断では、左前球節完全脱臼とのことでしたが、
その後、厩舎でレントゲンを撮ったところ、
繋靭帯の損傷は激しいものの、骨折はなく、中心の靭帯もしっかりしていたそうです。
「不幸中の幸いでした。誠二(左海騎手)もよくあそこで止めてくれました。ワイルドは最後まで本当によく頑張ってくれました」と小久保調教師。
それから1週間ほど茨城県の牧場でゆっくり過ごし、
1月20日の正午に関東の牧場を出発し、
21日の早朝に、種牡馬生活を送る北海道の白馬牧場さん(新冠)に、
到着したそうです。
歩様は問題ないそうで、1週間ほどしたらギブスは取り、
種牡馬としての準備を進めていくことになるそうですよ。
ノブワイルドはTUBEの前田亘輝オーナーの所有馬としても知られ、
引き続き、前田オーナーが所有をしながら種牡馬生活を送っていくそうです。
今回のことで、ワイルドの生きる力、関係者の皆さんのあきらめない気持ち、
非常に身に染みました。
写真は、ワイルドの最後の雄姿となった船橋記念。
無観客競馬中で撮りたくても撮れなかったファンも多かったと思いますので、
1枚綴っておきます。
今度は種牡馬ノブワイルドに会えることを楽しみにしています。