5月19日に大井競馬場では大井記念が行われました。
6月30日の帝王賞前の大事な一戦。
御神本訓史騎手が手綱を取った2番人気ミューチャリーが完勝しました。
道中は中団後方から、向正面では自分から動いていき、4コーナーでは先頭へ。
そのまま最後は独走で、2着のフィアットルクスに6馬身差。
勝ちタイムは2000m2分4秒3(重)で、
大井記念が2000mになってからの最速タイム。
前走のかしわ記念は自慢の末脚が初めて不発に終わってしまい、
今回は中13日のレースで、自身にとっても初めて間隔がありませんでしたが、
この強さ。
昨年7月のマイルグランプリ以来の勝利でしたが、
それ以降はずっとダートグレード競走に出走してきただけに、
これがハイレベルな舞台で戦い続けてきたからこその強さなんだろうなぁと、
しみじみ見入ってしまいました。
レース前になると、かなりピリッとした表情になるミューチャリーですが、
レースからまだ時間がある時は、こんな感じで愛らしいです。
この後は状態面を見て帝王賞は考えていくとのことでしたが、
同い年のライバル・カジノフォンテンは出走を表明しているだけに、
2頭の直接対決が見られる日を心待ちにしています。