2021年11月23日

11月に思い出す馬。

自分の人生に大きく関わったな、と思う馬が何頭かいます。

あの馬と出会ったから、あの人々と出会った。

あの馬と出会ったから、新しい世界への扉が開いた。

あの馬との出会いが、想像もしなかった未来へと繋がっていた。

それは誰よりも淀を愛したあの馬だったり、

牧場から出発する前日に蕁麻疹を発症。
涙を流していたという、入厩がお預けになったあの馬だったり

会えばいつも「撫でて」と顔を向けてくれたあの馬だったり。

それは、GI馬だったり未勝利馬だったり、さまざまです。

そんな中、11月になると思い出すのは、

この馬。

Bukky0301112

父タマモクロスの栗毛の牝馬shine

JRAでは新馬戦で2着でしたが、結局未勝利。

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JRAから南関東へ移籍。
その後、岩手で9歳秋まで走りました。

父譲りの激しい気性。
馴致から大変だったそうで、
「競走馬になれないかと思った」と携わった友人が語っていました。

20031210funabashi02

Img_4285_2

この馬との出会いが、今に繋がっている。

牧場では、
イブキバレリーナの仔だから「ブッキー」と、
愛情いっぱいの名前で呼ばれていたマイネピルエット。

競走成績はけして華やかではないけれど、
私の人生にとって、とても大切な存在です。

空へと駆けて12年。
思い出すことで、また会えた気がします。

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以上

阿部典子

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ライター&フォトグラファー

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