今日は、偉大な功績を残した大井生え抜きJpnⅠ馬サブノジュニアのラストランと引退式が行われました。
大井生え抜き初となるJBCスプリント(2020年、大井)を制したサブノジュニアは、この年のNARグランプリで、年度代表馬&4歳以上最優秀牡馬&最優秀短距離馬と、3部門を獲得。
大井の堀厩舎<小林分厩舎)所属、主戦は矢野貴之騎手。
500キロを超える雄大な馬体と2歳離れをしたような風格は、デビュー時から目を引く存在でしたが、若い頃はかなり気難しい面があり、2度の骨折もあり、出世は遅れました。
そんな中でも、挑戦してきた重賞レースで好走し、昨年6歳でアフター5スター賞を制して重賞初制覇を飾ると、JBCスプリントでは中央や地方の強豪たちを打ち破り、JpnⅠ馬に上り詰めました。
サブノジュニアは今後、中川三郎オーナーの夢と希望をのせ、北海道のイーストスタッドさんで種牡馬入りをするそうです。
父はサウスヴィグラス、遡っていくとアーモンドアイと同じ牝系。種牡馬としての活躍も期待されます。
21時45分頃、大井競馬場を出発し、普段暮らしている小林分厩舎へ帰っていきました。16日に北海道へ向かうそうです。