2014年03月26日

ありがとうございました

最後の担当の日がやってきました

1年間 たいへんお世話になりました

「どうしていつも 句読点がないの?」 

とか 

おもいながらも読んでくださった方々・・・もいらっしゃったとはおもいますが

 

ありがとうございました!

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↑ ブログの中においての私の位置取りを絵にあらわすと・・・たぶんこんな感じ(笑)

(どこへ行こうとしてるのやら マント付けて空飛んでます)

「最後のブログはどんな作品をのせたらいいかな」 

と真剣に考えていたのにもかかわらず

↑ コレになってしまうとは(笑)

まじめな話になりますが

競馬のプロの方々の中に入れてもらって 馬について語れる機会はもうないだろうなー

とおもうと とても残念です

競馬の世界でお仕事されている方々は 

表には出ていなくてもすごい人はたくさんいて・・・

才能・努力を支えられる体力・・・鉄人級にタフな方々ばかり!

馬に関わる現場にもたくさんお邪魔させてもらって あらためてそう感じた1年間でした

仕事の大変さも 馬に対するおもいも・・・それぞれで・・・

自分の主観だけで書いてよいのか 悩みながらの一年でもありました

馬産地中心の話ばかりでしたが

このエリアは 競走馬ストーリーのスタート地点であって・・・競走馬みんなが帰りたい場所

海があって山があって 馬中心に季節がめぐっているような・・・特別な場所です

競走馬のふるさとであって 私のふるさとでもあって 

馬の絵を描くのには これ以上はないってくらい 私にとっても特別な場所です

馬の生産・育成に関わる方々が日々なんなくこなしていることも 

実はすごいことなんだってことも伝えられたら・・・

とおもっていたのですが なかなかうまく言葉になりませんでした

うまく言葉にならないから 絵を描いているんだと・・・

あたたかい目でみていただけたら嬉しいです

「馬のおかげで毎日ご飯が食べられる」 ・・・子どもの頃からよく言われてきた言葉ですが

本当にそうだったし 今もそうです

どういう関わり方であれ 

馬に魅せられた人は この世界からなかなか離れられないものなんじゃないかと・・・

私も

馬のおかげ・・・馬に関わる方々のおかげ・・・で今があるんだと心からそうおもってます

いつかちゃんと恩返しができるよう これからも努力したいとおもいます

数日前まで 雪がちらついていたりしましたが

今日はポカポカ すっかり春の陽ざし・・・

馬たちも皆 目をとろんとさせて日向ぼっこ

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「春」 来ましたね!

一年間 ずっとコメントをくださった方々 読んでくださった方々 

競馬女子部のみなさま 現場でお世話になった方々

本当にありがとうございました!

2014年03月19日

仔馬

3月なかを過ぎて雪がとけても まだダウンが手放せないsweat01 

確実に春は近づいているのですが・・・まだまだ寒い馬産地

今年の出産のスタートも遅かったので 4月5月・・・ これからが大変

産まれた仔馬を見ようと 夕方誰もいない厩舎に入って見ていたら・・・

背後に嫌な視線を感じました・・・

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犬に見張られてました

(まるで不審者扱い・・・まったく感じ悪いgawk

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晴れた日に 外でも仔馬の写真を撮っていても・・・

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寝たふりして さりげなく後ろで見張ってます

写真を撮っているときは 必ずどこかから犬のするどい視線を感じるという・・・

産まれたばかりの仔馬は 脚もともまだしっかりしていない かよわい生き物

これが 野生界ならば 肉食獣のターゲットですからsweat01

大きい馬には 無関心なので

犬なりに 大事にすべき存在だということを理解しているのかなーとおもったり・・・

もしそこまで理解できてるなら お産当番してくれたらいいのに・・・とおもいます

(私が肉食獣扱いされていることは間違いない)0o。(´-`)

そして

去年から少しずつ動いていた企画が この春から本格的になりそうな気配です

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これら何点かの作品が盛り込まれた 馬の自動販売機が 馬産地に登場するかもしれません

作品が 自動販売機のデザインに採用されることは

私の夢の中のひとつだったので かなえばとても嬉しいです

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原画には額装をして お披露目できるよう準備中です

どこかで 自販機をみかけたら ポチッとしてくだされば嬉しいです^^

2014年03月12日

ホロシリ乗馬クラブ

新冠町にある ホロシリ乗馬クラブに打ち合わせのため 行ってきました!

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丘の上にあるので 太平洋を眺めながら 馬に乗れる素敵な乗馬クラブです

実家が牧場だと言うと 「馬に乗れるんですか?」 と必ず聞かれますが

(小声で)「は、はい・・・一応」 という程度の乗馬の腕前ですsweat02

コチラの立派な施設ができる前に

この丘の上で毎週日曜日に 町内の小中学生が集まり 乗馬の練習が行われていました

馬場ひとつ・・・小さな休憩所ひとつ・・・馬たちも普段は昼夜放牧されている個性派ぞろい・・・

雪が降っても 外で練習していた記憶が・・・

ほとんどが牧場の子どもたちで 牧場から自分の馬と一緒に馬運車でやってくるコもいたりして 

今考えると とてもめずらしい環境で 乗馬を習っていたんだな・・・と懐かしくおもいます

乗る馬によっては うまくいかない日もあったり 気分良く乗せてもらえる日もあったり・・・

馬の方が経験豊富だから 下手さを見抜かれていたようにおもいます

努力をしなければ そう簡単におもい通りにはいかないことを 馬に教えてもらいました

乗馬を習ってよかったな~と今でもおもってます

「特技は乗馬です」 と言えたら最高にカッコ良いですよね・・・

私は(得意じゃないけど)履歴書の特技欄にはシッカリ利用させていただいてましたcoldsweats01

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そんな私のようにブランクのある方にも 初心者さんにも 親切に教えてくださるのが

コチラの乗馬クラブのこれまた素敵なところです

所属馬たちも 皆いいコばかりだそうです

馬産地は 出産種付けシーズン中・・・種牡馬の見学などができないこともあるので

観光客の方々には こちらの乗馬クラブがおすすめ

ダイワテキサス スノーエンデバー ライブリマウントなど競馬で活躍した馬たちにも会えます

10月に種牡馬を引退した ク―リンガーも乗馬になるためコチラで頑張ってます

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好きな種牡馬の一頭でしたから 一度触ってみたかった!

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丘の上だから 空と海を独り占め・・・みたいな景色の良さ

馬の上からみる景色はもっと素晴らしいことでしょう!

乗馬経験のある方にはトレッキングがおすすめです

自然を生かしたトレッキングコースは ちょっとした探検気分をあじわえます

馬と一緒だとより一層そうおもえるから不思議です

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↑ クラブハウス

クラブハウスの中には かわいい馬グッズがたくさんcatface

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所属馬の写真入りストラップが人気だそうです

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もちろん 生写真も・・・乗った記念に購入される方が多いそうです

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今回 またぬいぐるみが新登場していました

馬のぬいぐるみって 普通のお店じゃなかなかみかけないけれど コチラは種類も豊富

行く度 癒されてます

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ずっと私がねらっているのは この手作りの小銭入れ

どの毛色にしようか迷っていて 今回も連れ帰れず・・・

(いつか買います)

競馬の世界からはなれても 乗馬として頑張っている馬たちがたくさんいます

ぜひ一度 ホロシリ乗馬クラブで 乗馬を楽しんでみてください!

2014年03月05日

功労馬

またまた 今週も・・・

いつか機会があったら 書きたかった事についてです

 

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↑ 普段キレイな馬ばかりをみている方々には 馬にみえないかもしれませんが

  実はサラブレッドなんです

 

 30歳を越して 多分・・・4月で31歳になるはずの高齢馬

 

 タカエノカオリ(といっても 古い話なので知ってる方はあまりいないとおもいますが) の仔ということで 

競馬では使わず 繁殖として牧場に残りました

この馬の母もまた30近くまで長生きしました・・・母を産んですぐに祖母は亡くなっていますが

祖母の母も たしか30過ぎまで長生きしていた記憶があります

 


馬は4歳ずつトシをとっていくので 人では120歳をこえていることに

(20歳過ぎても出産している馬もいますから そこらへんは人と少し違うかもしれませんね)

牧場としては ピカピカの素敵な馬を紹介すべきだとおもうんですが

表舞台には出ず 30年以上牧場でひっそりと生きてきた馬もいます

繁殖として残されたとしても 牧場にずっと居られる保証はありません・・・

そのこともまた 馬の一生についての現実的な部分だとおもうので ・・・あえて。

 

 

 

長寿で有名なところでは シンザンが35歳まで生きたはず・・・

ウラカワミユキが32歳で 今も元気に過ごしているそうですね

 

 

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冬毛でモッコモコ 白い部分は白髪です

高齢になると 寒さから内臓を守るため 若い馬以上に冬毛をたくわえるそうです

(この馬の場合 あまり手入れされてないってのもあるとおもいますがsweat02

若い頃は 近づくと耳をしぼって 馬とはおもえないほどの形相で 私を怖がらせてた馬です

今は とても穏やか・・・やっと触らせてくれるようになりました

 

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↑ こういうニンジンのあげ方はいけません 危険ですsweat01

(指を噛まれないように 手のひらにのせてあげます)

歯も悪いだろうし ニンジンは食べないだろうな~とおもって 油断していた時の写真

夏場は このようにちゃんと毛がわりして ニンジンにかぶりつく元気もありました

 

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曾孫もスクスク育ってます

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他の馬以上に手はかけてあげられませんが なんとかこの冬を越すことができました

年々脚もまがって 背中も落ちくぼんで かわいそうな姿になってきてはいますが

小さな牧場では 高齢馬にしてあげられることはこれが精一杯


よほどの功績を残さない限り 

生まれ育った牧場で余生を過ごし 穏やかに生涯を終えられる馬はそれほど多くないはずです

母の活躍もほんの一瞬で レースに出たこともないこの馬には当然ファンもいません が

命の制限をされることなく あとは馬なりで 最後まで過ごせる約束をされたようなもの・・・

とても 幸運な馬だな~と私はおもってます

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 なかなか幸せそうにみえますよネ

 

 

そして 

お知らせしておきたいことが もうひとつ・・・

こちらのブログでお世話になるのも 3月いっぱいとなりました

1年間 たくさんの方々にお世話になりながらできたことなのに 心苦しい気持ちでいっぱいです

 

去年秋頃 帯状疱疹にかかって それによる神経痛・・・ 痛み止めを飲む生活を続けてました

実は 作品を描くのも ずっと座りっぱなしだと痛むので うつ伏せで描いてたり・・・

体調管理をきちんとしなければいけないな と痛感した去年

 

体調は良くなったのですが 今年は 絵を描くことに専念させていただきたいとおもいます

 

まだはっきりしていないのですが

後任のかたは 日頃お世話になっている乗馬クラブのかたになるかもしれないので

馬産地の話題が また違った角度で発信されるといいな~とおもっています

 

残り数回となりましたが 最後までどうぞよろしくお願いいたしますconfident

 

 

 

2014年02月26日

牧場犬

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まだまだ風は冷たい馬産地ですが 青空の日が続いています

雪どけも一気に進むことでしょう・・・

 

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今年は 個展の予定もたたないまま・・・とりあえず 作品だけは増やしておこう と

作業の合間をみて コツコツ描きためています

 


牧場さんでは 馬以外の動物を飼っていることも多く

 

他の部員さんたちも 馬以外のかわいい動物たちをブログで紹介してるのをみて

いつか のせよう・・・とおもっていて今になりました

 

・・・何故かというと なかなかベストショットが撮れなかったから

 

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うちの牧場の番犬・・・

 

 

3代目になるボーダーコリー

羊を追いかけて 威嚇したり 脚をあま噛みしたりして 群れを上手に移動させる牧羊犬

フリスビーなんかを 上手にやっているのも テレビでよくみかけます

この犬種のもともとの習性から 動くものを見ると追いかけずにはいられず

よく タイヤなどにかじりついてます

 

だから 馬などをみると追いかけたりするのではないか? との心配もあるかもしれませんが

馬を追いかけたり 驚かしたりすると ガッツリ叱られるので 馬には近づかなくなりました

 

犬は順位づけをしているらしいですが 多分 この犬の中では 自分より馬が偉いとおもってる・・・

飼い主→馬→自分→私 という感じなんだとおもいます

人に従順で 遊びとそうじゃない時をよく理解できる犬種(当社比)

 犬種に関係なく 仔犬の頃からキッチリしつけておけば 馬のほうも慣れますし 

間違って放れてしまった時にパニックになるよりは 安心かと私はおもいます

 

スピードもジャンプ力もあるので この犬と遊ぶのは 遊びではすまされず 本気!

体力がいります

いつでも遊んでもらえるわけではないので

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一人サッカー

(ヤワなボールじゃすぐパンクするので バスケットボール)

何かを追いかけたい衝動を抑えきれず こうすることを自然と覚えたみたいです

 

 

お楽しみは 馬の削蹄が終わったあと

犬のオヤツとして豚ツメが売られているくらいですから 馬のツメも大好物

白っぽい柔らかさそうな蹄の欠片を選んで食べてるようです

 

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悪さをすると 叱られ 厩舎横のこの場所によく繋がれていたことから・・・

 

何かやましいことがあるときは 自らすすんでこの場所で反省

普段から人の声色や顔色をよく伺ってますし

叱られそうな時はどうしたらよいかもよくわかっているようです


 


そんなヘコヘコした態度に反して おそろしく目つきが悪い・・・

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猛禽類のような目も特徴なんですが 

本場の牧羊犬は 無駄吠えしないかわりに この目で睨んで羊をおとなしくさせるそうです

↑ コリーの置物をボーダーコリーのように黒く色を塗り替えたときの写真

 困り顔をしているはずなのに 目がコワい

  

キツネやタヌキなどの野生動物を牧場にいれないように追い払ったり など

一応 牧場を守る仕事をしてくれています

 

 

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(秋から太り気味・・・冬毛を差し引いても これはマズい)

 

 

2014年02月19日

雪まつり

さっぽろ雪まつりは終わってしまいましたけど

この冬一番雪が積もった日曜の朝

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どこから 手をつけたらよいやら・・・

道はトラクターが除雪してくれますが まずは馬道優先! 家の周りは人力です

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各地で除雪に追われている方々も ケガなどに気をつけて作業してくださいね

雪って重いですからね・・・

久々の除雪で腰がやられて 休み休みの作業になりました


そして 雪捨てを断念して 雪やまから 馬の雪像をつくりました

(ひとり)雪まつりをしました

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サラブレッドを作ったつもりが ばん馬っぽい・・・

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(作者に似るのです)

 

 

さて

 

我が子同然の小さな作品たちが 再び帰ってきました

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ターファイトクラブさんの募集馬モデルのミニキャンバス

 

他のクラブも馬名が決まるころだとおもいますが 馬名が決まったそうなので

正式発表になったら キャンバスに手描きする作業に入ります・・・そのための一時帰宅

 (正式発表になるまで 馬名は私もわからないので ドキドキしています)

 

 

前回同様 名付け親となった会員様へ プレゼントされるそうなので

このコたちを目にするのも これが最後・・・

どうか どうか 末長くかわいがってもらえますように!

 

しっかりと目に焼きつけて 最後の仕上げを楽しもうとおもいます^^

 

このクラブならではのサービスに関わらせていただくことになってから

馬の名付けっていいものですね・・・と しみじみ考えるようになりました

 

 

 

牧場産まれでも 馬に名前をつける機会は 今まで一度もやってこず・・・

去年は その希望を積極的に口に出すようにしてました

 

その甲斐あって やっと去年・・・

クラブではないのですが 身近なところで機会に恵まれました

 

色の名前にしよう・・・と考えていたので たくさんの色の名前から選びました

 

「オーベルジーヌ」 紫系の色の中でも 一番好きな紫色の名前です

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父はタイキシャトル 

牝馬らしい響きの名前になったかなーとおもいます

まずは 無事道営デビュー・・・実況でその名が呼ばれるところを聞いてみたい

(私はそれだけでもう満足です)

 

馬の名前を考える方々の気持ちがよくわかりました

一生懸命考えた名前が採用されるのは 特別に嬉しいものですね

 

 

すでに 各クラブの馬名希望を出している皆さんも 発表が待ち遠しいかとおもいます

今年はどんな名前の馬がデビューするのか とても楽しみです!

 

 

 

 

 

2014年02月12日

うまグッズ②

 

筋肉ムキムキな私の絵は 一般女子には好かれない・・・というのも以前からの悩み

馬のフレーメンは 私の中で最高にかわいい表情で 何度も描いたけれど

何より歯ぐきに力を入れすぎて せっかく観賞してくれた人を困らせる問題作

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(なんてコメントしたらよいか困るらしいです・・・)

最高にかわいいとおもうんですけどネ

そんな悩みを解消するため 絵描きの合間に 手芸屋などをのぞいてみたりして

手先を休ませずに 女子的発想を理解できるよう もがいてみたりしています

競馬女子・・・もっと増えてほしいですから

 

その中の 「レジンアート」

レジンという太陽光で固まる透明な樹脂で 好きなモノを閉じ込める というもの

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最初は 市販の馬のパーツをキャンバス生地に貼り付けます

土台になるパーツも100円以下で手に入りますし 布もハギレでもなんでも

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起毛素材のリボンでも大丈夫でした

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一番の目的は 自分で描いた絵で作ること・・・

土台が小さいので 馬のシルエットを描くのがやっとでしたけど

描けたら ハサミで型に合わせて切って 土台に貼り付けます

↓ 市販パーツの方が失敗もなく安心です

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レジン液を空気が入らないようにこんもり流し入れます

デコボコになってしまって 慌てて爪楊枝でカタチを整えているところ

 

整ったら 日光に当てておけば 数時間で固まります

 

革ひもをつけて とりあえず自分用馬のペンダントが完成

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あまりに地味だったんで ネックの繋ぎに葉っぱとステンドビーズを付けました

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ぽってりとした馬と蹄鉄&クローバーのブローチ・・・ざっくり編みのマフラーのワンポイントに!

競馬を難しく考えなくても まずは馬を好きになってもらえたらな~とおもいながら 作ってます

 

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再び 男モードに切りかえまして・・・

北海道日高装蹄師協会のロゴマークを考え中・・・

 

去年は 現場もたくさん見学させていただいたので そのことを生かしながら

職人魂を感じるモノに仕上げたいです

 

 

 

 

2014年02月05日

砂の色

 


 

とけた雪が凍って ツルツルなので 馬道には砂がまかれてます

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馬には 鮮やかなグリーンが似合いますが

色の少ない 今の時期の景色も好きです

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色鮮やかではないけれど芝よりも ダートのレースの絵を描く方が好きだったりもします

色合いもシブいし 脚の動きにそって 砂が飛び散る感じとか

ダートコースに使われている砂の種類や厚さも 各競馬場で微妙に違うらしいですね

去年 佐賀記念のレースの絵を描いていて 砂の色が違うと気づきました

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去年の覇者 ホッコータルマエ

名前の由来でもある 樽前山を背景に入れてください とのご依頼だったので

活火山とダートのイメージをなんとか融合させたくて 背景はこうなりました

馬を見る目は全くないのだけれど 気になる馬はダート向きであることがほとんど

だから タフなこの馬も好きです

樽前山は子供のころから親しみのある山で しかも 馬と山を描いたのは初めてでした

 

他にも色んな意味で 忘れられない1枚となってます

 

 

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暗い絵とよくいわれるので(笑) なるべく明るめの作品を描くように心がけてますが

なかなか そうもなりません

↓ 自分の中での精一杯の明るい絵

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木の色を残しつつ 鉛筆でデッサンしたあとも残す・・・

リアルな馬を描きたいので こうした描き方をよくします

(なんとなく 描きかけの方が生々しい気がするので)

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 暗い絵・・・ darkというよりは dirtyなんだとおもう・・・

性格なんじゃないの?といわれたら 話は終了なんですけど(´З`)

 

その点について少し説明させてもらえるならば・・・

 

子供の頃から見てきた馬産地の風景や馬のいる生活が そのまま作風になったとおもいます

 育った環境が馬を描くということだけでなく 色づかいにも出ているかと 


ワラと穀物とボロの混ざったようなにおいは 子供の頃から嗅いできた生活臭で 

牧場をイメージすると 寝ワラ・馬具・牧柵・飼料・土・砂の色のイメージが強い

汚い絵なんですよ・・・と言いたいわけではなく 

一面のひまわり畑も ラベンダー畑も 遠くで見れば 綺麗な黄色や紫の絨毯に見えるけど

近くで見たら一色ではなく 土の色 枯れた葉の色 実は綺麗じゃない色も混ざっている

・・・というようなことです・・・うまく言えないんですけど

馬は美しい生き物だけど 実際世話するとなると 汚れる仕事がほとんどだし 

今のように 寒さ厳しく 白と茶色のさびしい景色に包まれる時期もあります

 

どんなにおとなしい馬でも 絶対大丈夫とはいえない危険な面もありますし

鼻水たらして 不機嫌だったり・・・生きているから当然そういう時もあります

馬産地で働く方々をみて 生き物相手の仕事は 本当に大変だとおもうし 

ライトなタッチで 綺麗な色づかいだけで 表現できない部分があるとおもってます

  

だからこそ 土日の競馬は 華やかでまぶしい!と感じられるのかも ともおもってます

リアルな馬を知って それらもひっくるめて馬を好きになってもらいたいな~

という想いも きっと絵の中のどこかにあるんだとおもいます

 

あまり フォローになってなかったかもしれません・・・(´-`)

 

気をとりなおして もうすぐ佐賀記念!

 

 

 

 

 

 

 

2014年01月29日

うまグッズ

 

今年は午年ということで 馬グッズを目にする機会が多いような気がします

 嬉しいことです

 

競馬グッズはたくさんあるけれど・・・そうではない場所で偶然馬モノに出会う喜び

いつも馬を見ていても そういう気持ちはなくならないから不思議です

 

馬モノをいただくことも多かった去年・・・

馬柄のがま口・・・こういうのは珍しいので 大事に使ってます

馬券財布にしてます

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(つまり・・・常に硬貨しか入っていないということになりますけど 笑)

 

金のタ―フィーくん

限定品らしいです^^

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相馬神社のお守り

お守りは自分で買うより 誰かにもらった方が良いらしいです

(知らなかったsweat01

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馬に関する縁起物・・・という心遣いが感激でした

 

 

 

縁起をかついで 馬モノを身につけて競馬場に向かう方も多いようで

 

「口取りには 馬のネクタイで」 とか 「このネクタイを必ず身につけて行く」

というこだわり派の方々もいらっしゃるという話を何度か聞いて

 

手描きの馬のネクタイを試作しています

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カラ―豊富な無地ネクタイから 合わせやすい落ち着いたカラ―を選びました

ジャケットにかくれる位置に描いてあるので 見た目は普通の無地ネクタイ

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↑ ターファイトクラブさんの募集馬メリュジーヌ2013(親子)をモデルに

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↑ こちらは エミネントシチ―2013

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モデル2頭は 今年のクラブカレンダー写真より・・・ご協力ありがとうございます!

レース写真のカレンダーもかっこいいですけど

牧場で過ごす募集馬たちの自然な姿が表紙から12月まで・・・と

 カレンダーにも 「馬産地直結型」のクラブらしさが 表現されているとおもいました

 

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↑ 落ち着いたブルーのネクタイに白馬

 

最大9㎝幅のネクタイなので えらい細かい作業になるんですが

競馬を愛する方々は よく馬を見ていらっしゃいますし 

馬モノを見る目のレベルも高いと 日々感じるので

蹄の先まで 馬のカタチにはこだわりたいな・・・とおもってます

 

なかなか作業は進まないまま

女性用には 違うものの試作を進めてます

その制作の様子は 来週紹介できたらとおもってます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年01月22日

サラブレッド銀座

車がしばれるくらい寒くなってきました

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私は普段あまり使いませんが

「しばれる」 とは 北海道弁で「凍結する」「凍るくらい寒い」 とか

 

馬産地を離れたときに 方言が出ないように気をつけたりしてたんですけど・・・

戻ってきたら 言葉もあっという間に戻って

「寒いっしょ~」 「寒いしょや~」 と 今では滑らかに口から出てきます

(「ゴミなげる」 とか普通に言いますしね)

 ↑ 少々乱暴な気もしますが どこか温かみのある北海道弁

いつもの年より 雪も少なく 日中は穏やかな天気が続いてます

「サラブレッド銀座通り」 も路面が出ているくらい

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実は知らなかったのですが サラブレッド銀座1丁目~6丁目まであるらしいのです

右も左も 馬・馬・馬・・・途切れることなく牧場が続いてます

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オグリキャップが余生を過ごした 優駿スタリオンは 銀座5丁目あたり

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優駿記念館は冬季閉館していますが

優駿メモリアルパーク内の名馬たちのお墓前は たくさんの人の足跡がついていました

好きだったファスリエフのお墓もいつの間にか完成していました

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真っ白になった日高山脈が遠くに見え 雪景色に馬がくっきりと映えて 

冬のこの道がとても好きです

 銀座は行ったことないけれど 

「サラブレッド銀座生まれです」 といつか自己紹介してみたい(笑)

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遠くにみえるのは 白鳥


いつもなら 雪にすっぽり覆われている今頃ですが

今年は 雪が降っては融けて 放牧地の草も表面に出ている状態

そんな放牧地めがけてやってきます

馬たちも 乾草はあまり食べずに 鼻先でかき分けながら草を食べています

 

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立派なお腹になってます

出産をひかえる馬たちの表情も穏やかに

 

カメラを下げて 近所をぶらぶらしていた日曜日

京成杯をプレイアンドリアルが勝ちましたね

 

プレイアンドリアルの生産牧場はお隣さんでして

小さい頃から可愛がってもらって 今も何かとお世話になってます

(家の前の除雪をサボっていたら いつのまにかトラクターで除雪してくれていたり)

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レースの後はすぐに家に戻って お祝いの一升瓶を用意しました

 

このエリアの風習のようなものだとおもうんですが GⅠ~GⅢを勝ったときには 

ゴール瞬間から 近所の牧場さんからのお祝い電話が鳴り出します

そして 次々に 豪華なお花やお酒などが届けられ 夜には祝勝会が開かれます

そういう日は 町の花屋さんなども大忙し 町も活気づきます

 

それぞれの牧場カラ―があるように やり方は違っても 同じ目標に向かって

競うために 毎年馬を送り出しているわけですから 正直ライバルともいえる関係

でも 強い馬一頭を生み出す苦労をわかっている 理解者どうしともいえるんだとおもう

 

 

お祝いムードで 賑やかだった日曜日のサラブレッド銀座通りでした

おめでとうございました!

 

  ~。~~°~。°~~☆

(北風にのって 勝利菌がウチにも飛んでこないかな)

 

 

2014年01月15日

長い道のり

 

門別競馬場―――――――――――――

開催中は 馬券を買わなくても 出かけたくなる お気に入りスポットです

競馬を観たことのない女性でも 楽しんでもらえる競馬場

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かわいいバーベキューハウスと花に囲まれた広場は 癒しのスペース

馬型のプランターなど 装飾にもひと手間加えられ 

毎年 訪れる人の目を楽しませてくれます

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↑ 勝負服のカタチをした 手作りクッキー

 ちょっとしたお土産にいいですよね~

 

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↑ 正門からスタンド前まで運行している 送迎車

駐車場係のかたに 近くの駐車場をすすめられましたが 

「送迎車に乗りたいので」 と言ったら 笑われました

 

そんな 和やかな雰囲気でいつも迎えてくれた 門別競馬場

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厩務員さんと馬が競馬場の中を長い時間歩き続けていることは 知っていましたが

実際に 厩務員さんを追って 競馬場の中を見学させていただいた 一日がありました

 

 今回は その時の写真を少し紹介します

出走馬と厩舎を出発して まず装鞍所へ

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↑ この時点で 砂に足をとられ ゼエゼエいっていた(私だけが)ので

 1つのレースをずっと追いかけて行きたかったのですが・・・無理でした

 

まず

装鞍所の入り口で 馬体重を計ります

(乗るだけで体重が計れて 左横の窓口でチェックされています)

 

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この後中に進むと 検査員がいて 馬体検査となります

(出走馬に間違いないか 馬に異常がないか など)

↓ 装鞍所の中は 関係者しか入れないので 遠くから望遠で

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検量済みの鞍などを付けるまで ここでも何周も歩きます

各馬の準備が整うと パドックへつながる通路へ

 

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ゆるい坂道を上って行きます

 

皆さんが待っているパドックまででも かなり歩いてました

 

パドック内で 周回開始(発走する30分前くらいから)

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誘導馬のテン太くんも パドック横で待機していて 

その間 こうしてファンサービスをしてくれています

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パドック横に誘導馬待機所もありますよ ↓

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騎乗合図がかかると 待機所から走って騎手が登場します

 

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こうしたシーンも 間近で見られることが コチラの競馬場の良さ

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パドック最後の1~2周は 騎手が跨り 周ります

テン太くんが先頭になって 本馬場まで誘導します

↓ 本馬場に入場し ウォーミングアップの返し馬が始まるところです

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この後 厩務員さんはどうするかというと・・・

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スタート地点に移動するために バスに乗り込みます


 

↓ 1200と2000のスタート地点に2か所の待機所があります

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スタート前の馬を落ち着かせるために 騎手が輪乗りして待機

ゲート前集合の合図がかかるまで 厩務員さんも待機

 

無事ゲートにおさまり スタートした瞬間

また バスに乗り 脱鞍所目指します

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1200だとあっという間にレースが終わるので・・・

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バスを降りたら ダッシュでコースを横断!

(忙しすぎるsweat01

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笑顔で迎える厩務員さんたちの姿

ホッとする瞬間ですね

 

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鞍を下して 騎手が検量所に入っていき レース確定となります

 

レースを無事終えられるまで 本当に 大変なお仕事です

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ここからまた 厩舎まで歩くんでしょうね・・・

 

私の文章力では お仕事の大変さが伝わらなかったかもしれません

すみません

 

普段 厩務員さんと関わることはほとんどありませんが

生産馬や応援している馬が どんな厩舎でどんな厩務員さんにお世話になっているのか

気になったりもします

 

口取り写真をみてあらためて 「この人にお世話になっているんだな~」 とかおもったり・・・

無事競走生活を終えて 牧場に帰ってこられた馬をみて

「しっかり可愛がってもらっていたんだね」 と感じることもあります

 

たくさんの馬が産まれて たくさんの人が関わっている 広い広い競馬の世界ですが 

どこかで繋がっていて さらに繋がっていく 密度の濃い世界のような気もします

 

たくさんの方々にお世話になりながら こうしてなんとかブログを書けていることも

競馬(馬)が繋いでくれた ご縁・・・

写真をみながら 去年の思い出にひたっていたら 開催する春が とても待ち遠しくなりました

 

今年も ホッカイドウ競馬を応援してます! 

 

2014年01月08日

うま年が来た

 

大晦日に 年越しソバを食べないまま・・・

正月四日目にして やっとソバにありつくことができ

今やっと 正月気分です


年が明けて 応援していた馬が1番人気での7着

そのタイミングで 「カツ丼食べる?」

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「負け丼 だよ・・・」

 

そんな 私の競馬はじめ でした



 

2014年 うま年――――― 今年もよろしくお願いいたします

 

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牧場のお正月・・・について書こうとおもっていたのですが

朝早く起きられず 写真が全くとれませんでした 

年中無休の仕事ですが ウチの場合は 子供のころから

元日だけは 馬を放牧したら 厩舎作業を終わらせて 少し遅めの朝ごはん(おせち)

を食べて 集牧まで休む・・・そんな感じだったかとおもいます

 

そして 今年のスタートらしく めでたい話題を

 

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着物の帯に 馬の絵を描いていました

 絹に描くのは初めて・・・

母にもらった 古い帯ですが 失敗はできないので 少し手が震えました

下のタレの部分には 蹄鉄を入れました

(視力検査のマークではない↓ ) 

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真ん中のピンクの部分は もともとの模様

菖蒲のような花がモチーフなのだとおもうので

「勝負帯」 と名付けました

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紗金綴 という 金糸 銀糸で織られた豪華な帯にも

ツキを呼ぶように と 月と馬を描きました

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掛け軸のように 和室に飾ったり

午年生まれの女子 や 競馬女子に 粋にしめていただきたい!

と願ってます

 

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↑ 去年生まれた仔馬は

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↑ こんなに大きくなってます

これから 出産シーズンに入って また仔馬が産まれます

まったく 1年は 早いですね

 

 

今年もあっという間なのだとおもうけれど

 「馬だけを描くこと」 そこだけはブレずに頑張ろうとおもいます

 

 

 

 

 

 

 

2013年12月25日

今年最後の・・・

今年の冬の馬産地は あたたかいね~ などとおもっていたら

 

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昨日は 朝から どっと雪が降り

ホワイトクリスマス~などと 浮かれている場合でもない積りようでした

しかし 大丈夫です・・・それぞれの牧場さんからすぐにトラクターが出動

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こうして 除雪車が来るのを待たなくても

道路を除雪してもらえるのは この地域の特典だなー とおもってますsnow


 

さて 

テレビの前で 「夢が見られた。」 有馬記念

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ちょうどレースの前日 土曜日に 

こちらの作品も 以前から気にかけてくださっていた方のもとへ

日曜日はきっと この作品と一緒に応援していたんじゃないかと・・・おもいますconfident

 

 

今年のGⅠ馬がズラ―っと並び 最後の空白におさまったのは オルフェーヴル

 全馬が最高の状態へと 慎重に仕上げられてきている中で

8馬身差つけての勝利・・・私は全く 想像すらできていませんでした

 

そして

永遠のライバルを花道に送りだすかのように 2着と健闘した ウインバリアシオン

2着でも ファンの方々はきっと嬉しかったでしょうね

 

ゴールドシップ(R.ムーア)・・・ラブイズブーシェ(武豊) と続き・・・

馬の能力と個性を理解し 最大限に引き出してくれる ジョッキーの力も

 やっぱりすごい! と感じたレースでした

 


   night

   night

   night

 


日は暮れて 

 オルフェーヴルと池添騎手が スポットライトに照らされて登場した 引退式

 

スタンドは赤や白の光がチカチカと

まるで クリスマスイルミネーションのように画面にうつってました

 

オルフェーヴルのタテガミが風に舞う 冬風の最高の演出もありました

競馬場すべての人々がこの馬を祝福している・・・

何だか神聖な空気が漂っていました

 

――――――――素敵な有馬記念でしたね

 

 

レースが終わっても その瞬間を待っていたファンの皆さん

寒い中 お疲れさまでした・・・風邪などひきませんように!

 

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(オルフェーヴルではないんですけど)

今年のクリスマスカードにしたのはこの作品・・・栗毛さんで 嬉しい偶然

 

  

 メリークリスマス!  そして 良いウマ年をお迎えください!

 

 

 

2013年12月18日

黄金いろの蹄鉄

「クリスマスも近づいてきましたね」

 

話題をもってきたところで 相変わらず何の予定もなかったりするんです

Imag5231 

ほんの少し クリスマス気分を味わうために

装蹄師さんにいただいた 金メッキ加工してある蹄鉄で 

クリスマスリースを作ってみました

 

アルミはそれほど心配ありませんが 

鉄製のものは 自然と錆が出てくるので 

例えば 鉄製のものをはく乗馬の馬の蹄鉄を記念にとっておきたい場合などは

金銀メッキ加工していただけるといいですよね 何かに再利用もできますし

こちらも ↓ 乗馬の使用済み蹄鉄です

Imag5002 

ベルを付けたので ドアベルのようなものになりました

でも 蹄鉄はラッキーアイテム 魔除けにもなるそうなので 

クリスマスが終わっても ドアベルとして使おうとおもってます・・・

 

 

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「みてみて」   oil on canvas 14×19㎝

 

 

Imag5233 
「なになに」   oil on canvas  14×19㎝

 

 

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「どこどこ」   oil on canvas  18×18㎝

 

 

Imag5247 
「しとしと」   oil on canvas   20×20㎝

 

 

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「しんしん」  oil on canvas   16×20㎝

 

 

依頼分の作品は ほぼ終わったので 

このような感じで おもいつくままに描き始めています

今年は 牝馬を描く機会が圧倒的に多かった・・・嬉しい年でしたconfident

 

そして

札幌2歳Sは レッドリヴェール 函館2歳Sは クリスマス 小倉2歳Sは ホウライアキコ

新潟2歳Sは ハープスター・・・と 2歳牝馬の活躍も印象的でした

来年は どんなスーパーフィリーが現れるのか 楽しみですshine

 

 さて 有馬記念

JRAのCMでは シブい声で  「さあ、夢を見よう。」 と言っています

 

(去年のGⅠCMシリーズ「The WINNER」 の方がドスがきいてて好きですcatface

 

メラメラ 馬券闘志がかきたてられるようなCMシリーズですが・・・

 

ゴールドシップオルフェーヴルの最後の黄金対決は

馬券関係ナシに 純粋にレースを楽しみたいとおもってます!

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年12月11日

12月の虹

一年ぶりに うっすら雪が積もった朝の写真

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蹄と口のまわりを雪で真っ白にしながら 草を食べてる馬たちの姿・・・

(かわいいんですlovely

 

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いつもと違う景色に かなりテンションがあがる馬たちhorsedash

 

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12月に入ってから 身の引き締まるような寒さが ジワジワやってきてますが

暑い夏より イキイキして見える馬たち ですshine

 

――――――――少し寒さがゆるんで 昨日は雨

一日中 雨 雨 雨・・・そして 今朝はアラレに変わり 青空がみえ始めました

きっと今年最後の雨の日だったかもしれません

 

 

彩りさびしくなる これからの季節は ほぼ白一色の世界が広がります・・・

なので 自然と馬の顔にカメラを向けたくなります

 

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個性的な印 ↑ (真ん中のマルは汚れじゃないんです)

 

図形のように均整のとれたものから 地図みたいに複雑なものまで

顔に刻まれた白い印は 馬それぞれで・・・不思議ですよね

 

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(下からのぞけば・・・これは何にみえるだろう?)

 

複雑なカタチほど 描く楽しみがあったりします

 

阪神ジュベナイルフィリーズは レッドリヴェールが勝ちましたが

彼女もかなり芸術的なカタチをしていますよねlovely

 

今描いている作品も ・・・

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レインボーダリア

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↑   ・・・私には てっぺんを指さす手にみえて仕方ないのですcoldsweats01

去年のエリザベス女王杯では 強まる雨の中 根性の走りをみせ GⅠ初制覇

私にとっては 泥をかぶった顔さえも美しくみえ・・・ 心に残るシーンでした

ちょうど去年の今頃も 彼女を描いていたことをおもいだします

 

今年のエリザベス女王杯の日も 雨!

私も 彼女のエリザベス女王杯2連覇をひそかに期待していた ひとりです

2連覇とはなりませんでしたが ラストランという彼女にとってハレの日も・・・雨rain

虹の名をもつ馬だから やはり雨とは縁があるのでしょうか・・・?

 

生まれ故郷である 大栄牧場さんで これから繁殖生活に入るそうですが

海のみえる高台にある 絶景をもつ牧場さんなので

きっと 良い環境で ゆったり子育てができますねconfident

 

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 そんな 幸せな第2のスタートを願って 彼女には欠かせない虹を背景に。

 泥のような雨雲をはらうように現れる 七色の虹と青い空typhoontyphoontyphoon

 

絵の中の彼女の白い印も 虹を指しているように みえる???

 

――――――――――でしょうかcatface

 

 

 

2013年12月04日

SS席でギャロップ

JCダートが行われた 12月1日

馬産地 新冠町 レ・コード館 で馬の曲のコンサートが行われました

 

とねっこピアノコンサート Vol.4 「パストラル」~とねっこが生まれたよ~

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仔馬が産まれる「春」から始まり 成長する「夏」 競馬の「秋」・・・と

1曲1曲が見事に繋がって ストーリーにそって演奏されました

 

「おうま」「わたしの仔馬」「乗馬」「最後のギャロップ」「草競馬」「勇敢な騎手」・・・など

 

 

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開演前から 見学させていただいていたので

コンサートホールならSS席であろう場所で演奏を聴くことができました

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ピアノを調律している場面もみることができまして・・・

無事準備も整い 開演bell

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ノンノン・マリア・・・プロの方々の演奏による 「春」で始まり・・・

外は冬ですが 会場は一気に 春の穏やかな雰囲気に包まれました

 

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子どもたちとの共演 と 素晴らしい演奏が続きます・・・

 

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仲良く連弾・・・かわいらしい姿も印象的でした

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皆 ドレスアップして プロのピアニストのようでしたshine

まだ小さくても 曲を表現する 立派な表現者なんだなーと感じました

そして 知的・・・

クラシック音楽と数学には深い関わりがあるそうで・・・

特にバッハの計算された美しい譜面を理解するのは 数学が得意じゃないと難しいそうです

感覚も必要とされるでしょうから 右脳 左脳バランスよく使えることが大事なのかな と

その点では 競馬も同じかな―とおもいました

 

 直感 イメージ・・・右脳しか使っていない アナログ脳の私は どちらも難しい―

(・・・妙に納得)

 

 

競走馬ストーリー と共に 子どもたちの演奏が終わり――――――

岡田繁幸氏が出演

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ハイセイコーのお話 & 歌 「さらばハイセイコー」

  (歌もお上手なのですねconfident

 

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最後は ホッカイドウ競馬最終日に 演奏してくれた 静内高校吹奏楽部による

「見上げてごらん夜の星を」night

 

馬の絵コンテストの表彰式も行われましたcrown

(出走時刻と重なり JCダートみれず・・・)

 

 

岡田繁幸氏より 表彰状と馬のメダルが子どもたちに手渡されましたshine

 

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私も審査員のひとりでしたが 馬産地だけあって 1点1点が魅力的で

選ぶのには かなり時間がいりましたsweat01

そして 馬産地以外の作品もレベルが高かったことにも驚きました

(もしかして お父さんが競馬好きなのかな と)

 

 

↓ 飛渡賞は 門別小学校6年 越石寛大くん 

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ゆるキャラみたいな 馬の表情に癒されましたcatface

 

来年 ポストカードになる予定ですhappy01

他にも みていただきたい作品がたくさんありました!

機会がありましたら ブログに載せられたらとおもっています

 

 

2013年11月27日

2014馬カレンダー

 

日曜日 阪神競馬場で行われる JCダート・・・豪華なメンバーが揃い 楽しみですcatface

応援したい馬がたくさんいて しぼりきれないので―――――――――

門別競馬場に 出張していた作品を迎えに行ってきた先週のことを書きたいとおもいます

 

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日頃お世話になっているのに お土産までいただいてしまいましたcoldsweats01

ありがとうございますcatface

↓ ダービージョッキーズスペシャルの記念品 ビアジョッキ!

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 浦河~門別競馬場 普段この区間から出ることはないんですが・・・

 

門別競馬場から先 車で15分くらいのむかわ町に足をのばしてみましたcardash

「ししゃも」 で有名な町です

 

産地直売所にある ししゃもコーナー で 焼きたてのししゃもの試食

こうばしくて中身はホクホク! ホットプレートで焼くとそうなるそうです

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野菜コーナーでは 300円で 袋にいっぱいの野菜が買えました

 

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そして 直売所近くのカフェでカレーを食べ・・・

 

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コーヒーを飲み・・・

(カレーとナポリタンは500円 コーヒーは300円・・・安い)

久々に外の空気を味わい 帰りました

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↑ 帰ってきた作品

春まで ここで静かに冬眠しますsleepy

~~~帰ってきたら 

注文していたカレンダーが届いていました

来年は うま年ですよねcatface

 

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↑ こちらは デザインのお手本にしたかった 今年のJBBAカレンダー 

素敵なカレンダーで 毎年楽しみなんです

今月は ディープインパクトの全兄ブラックタイド

12月 シメを飾るのはディープインパクト という感じになっております

 

こんなふうに凝ったデザインにしてみたかったんですけど・・・

 

予算の都合もあり 注文したものは シンプルに仕上がりましたcoldsweats01

↓ 届いた試作品です

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今になって 大安とか仏滅とか・・・入れたら良かったとおもいましたsweat01

馬関係者の方々は 馬輸送など気にかけてカレンダーを見ることも多いのでeye

 

試作品なので

表紙に余計な文字が入ってしまっているんですが・・・中身は問題なく使えます

 

こちらをプレゼントさせていただきたいとおもいますpresent

   ※11月27日16:30で 受付終了いたしました

 

希望されるかたは まずはコチラに→   

「カレンダー希望」 とメールをいただけたらとおもいます

先着3名さまで 当たったかたには 折り返しメールいたします

(他の目的で個人情報を利用することはありませんので・・・)

ぜひ応募してみてくださいねhappy01

↑↑↑

 new 本日16:30の時点で 応募が3名様以上になりましたので 締め切らせていただきました

    たくさんのご応募 本当にありがとうございましたhappy01

 

 

 

 

2013年11月20日

ホッカイドウ競馬お疲れさまでした!

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先週 14日 今季の開催が無事終了した ホッカイドウ競馬!

 

4月に開幕して・・・ブログ記事でもたくさんお世話になりましたconfident

ちょうどブログを始めたのも4月ですから・・・こうしてみると早かったです

 

半年過ぎて 今年も終わりに近づいてきて しみじみおもうことは

色んな現場で勉強させていただけたこと たくさんの作品をみていただけたこと

そして ずっと温かいコメントに支えられてきたことです

ありがとうございます!

 

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10月29日 グランシャリオナイタ―5周年を記念して行われた

2013 ダービージョッキーズスペシャル

それぞれのダービーの時の勝負服を着た 武豊騎手 内田博幸騎手も参戦――――――horse

キズナの勝負服を着た 武豊騎手&モリデンクーバーが勝ち 

場内は大変な盛り上がりだったそうです

 

この時の2着だった レオニダスが 道営記念を勝ち 開催最終日を締めくくってくれました!

 ショウリダバンザイは2着・・・

11月7日に引退式を終えたクラキンコと共に 何度か描かせていただいていたので

その2頭が無事走り終えてくれて 私にとっても 嬉しい締めくくりとなりました

 

 

訪れた方々へのプレゼント抽選会 騎手との交流会など・・・

ファンサービスがいっぱいの 今季開催だったとおもいますhappy01

 

これからまた春までレースはお休みかとおもうと さびしいですが

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黒豚バーガーも しばらく食べられないかとおもうと さびしいですがsweat02

 

レースは開催されなくても 1歳馬が入厩し 馴致 調教が進められていく門別競馬場horse

11月に入ってから 次々と入厩しているそうで 

競馬場に入っていく馬運車を何度もみかけます

 

来年は 馬も競馬場もさらにパワーアップしてるんじゃないかと・・・

春が待ち遠しいですねconfident

 

冬の間は 競馬場の施設の裏側など・・・

今まで 撮影にご協力いただいた写真などがありますので 

少しずつ 載せられたらとおもっています

 

 

道外も寒くなってきたかとおもいます

道外のほうが暖かいはずなのに 北海道を出ると なぜだか寒くて寒くて体調を崩しますsweat02

コテコテの 馬産地体質です・・・(馬はえらいナー)

 

これから年末に向けて お楽しみなレースもまだまだありますので

1Rからパドックにいらっしゃる方・・・体調など崩さないよう 暖かくして応援してくださいね!!

 

 

2013年11月13日

いつでもそばに

 

 

 

 

 

 

「愛馬がまた2頭増えました^^」  

   

 とメールをいただき 早速ミニキャンバスの在庫をみたら ちょうど残り3枚・・・

 

2枚は自分用 1枚は一緒に出資することになった友人へのプレゼントにpresent

 

とのことで 

すでに廃番になっている 残りのミニキャンバスの行き先がキレイに決まりました

 

このミニキャンバスを描き始めたときの 第一号のお客様なのですが

愛馬が増えたとき 勝ったときなどに 今でもこうして連絡してくださいます

 

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左右・・・ジャングルポケット × スターリーロマンス ♀

派手なお顔・・・なんだか性格も良さそうです

 

 

真ん中・・・ネオユニヴァース × シ―ズアン 

勝ち気そうな顔立ちやカラダつきだけで選ぶなら 私はこちらに1票

タイプの違う女のコたちの描き分けが うまくいったときは嬉しいです

 

 

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愛馬の絵だけでも これだけあり・・・ここに今回の2頭が加わります

私も愛馬の絵をずら―っと並べてみたいですcatface

 

 

子どもの頃から競馬が好きで 愛読書は競馬雑誌の「優駿」

馬の仕事に就き 愛馬を持ち 愛馬の絵を飾る生活がしたかった――――――

という夢を現実にした方です

流行の血統で 真剣に選んだコに 会いに行って写真を撮ったり・・・

デビューするまでの過程もまた楽しいのだそうです

 

 

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描かせてもらうにあたり 

お借りした写真数枚と かなり読み込まれた風の募集馬のカタログ

成績の良い人の教科書のようだとおもいました

 

 

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かっこよくて ときどきかわいくて・・・

愛馬をおもうとき 子どもをおもうような 遠くへ旅立った友達をおもうような・・・

そんな感じでしょうか?

 

 小さい牧場で育った私は 馬に対して

 生き物としての強さを感じることもありますが 

やっぱり 生き物だから 儚さを感じることもあり・・・

きびしい世界で戦っている馬たちについて  まだうまく語れません・・・

 

 毎年冬から春にかけて たくさんの馬が産まれ 2歳馬も次々にデビューしていきます

1勝することの難しさ・・・勝ちあがること 走り続けることは簡単なことではないんですよね

だから勝ったときは とても嬉しいものだとおもうし

それだけは わかっているつもりで 馬を描いています 

 

絵としての完成度はもちろん大事ですが 

馬の顔って 特徴のない馬どうしを比べてみても 一頭一頭違うし

コンディションによっても 顔つきが違ってくるでしょうし 本当に難しいですsweat01

 

 

その馬の個性が滲み出ている絵になったら一番いい・・・とおもいながら描いていますconfident

 


 

 

 

 

2013年11月06日

秋と冬のあいだ

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強風が去った後 木々は葉を落とし 一気に寒々しい景色になりました

 

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集められた大量の落ち葉で こっそりイモを焼こうとおもっていたら

落ち葉が雨に濡れていて ガックリ・・・

 

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山も いつの間にか色を変え パッチワークのようですmaple

 

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キツネも衣替えして 夏よりモコモコしてかわいいんですよ・・・

 

 

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霜が降りた 寒い朝もありましたが

秋の日差しがポカポカと気持ちよい日

 そろって 日向ぼっこする当歳馬たち

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 枯れ始めた 生垣をパクパク ↓

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1頭がやり始めると 皆おんなじことをしてました

離乳してから 仲間と過ごす環境にも随分慣れたようですね

 

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母馬たちも 子育てから解放されましたが

また 来年の出産に向けて 体力をつけるべく 夢中で草を食べてるのかもしれませんね

 

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賑やかに 駆け足で過ぎ去ったような夏

 

離乳も済んで セリも終わり 1歳馬も育成場へ・・・

それぞれが 次のステージに向かった後の

静かで ゆるんだ時間が流れています

 

 

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 最近はよく ベニヤ板に描いています

 馬だけをシンプルに描きたい・・・そんな気分だからです

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一枚一枚 木目の出かたや色が違うので そこがベニヤ板の絵のアジ・・・

 

3連休は この作品たちにニスを塗って 仕上げをしましたshine

 

連休最終日は 金沢競馬場でのビッグイベント JBC!

8歳になっても トシに負けない! まだまだ強い エスポワールシチ―

逃げても 不良馬場でも関係なし!どんどん強くなる ホッコータルマエ

 

競馬場はかなりの盛り上がりだったでしょうねconfident

maple

    ~~maple

 

もう11月・・・早いですね そして寒い・・・

 

わずか30㎝×20㎝・・・プランターの中の 「私牧場」は すっかり冬枯れ状態sweat02

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2013年10月30日

おいしいお茶いかがですか?

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競馬文化と同じように イギリスを中心に親しまれてきた紅茶文化に触れ 

優雅なひとときを過ごしてみませんか?

 

 

・・・・・・・・・というチラシの言葉に惹かれて アフタヌーン形式による紅茶教室へ

 

会場である 門別競馬場のゲストルームに入ると そこは・・・

 

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おいしそう~catfaceshine

 

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紅茶をもてなしつつ 紅茶の歴史やマナーも教えてくださったのは
ピアノ講師であり 紅茶のコ―ディネーターでもある 小園暁子先生ですribbon

 

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この日の紅茶は 3種類・・・ニルギリ ダージリン マルコポーロ

ニルギリは クセもなく飲みやすくて 一番好みでした

マルコポーロは バニラの甘い香りがして 教室の中での評価が高かったです

 

 

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ついついハンドルに指を入れてしまいますが 入れずにつまんで持つのがマナーだそうですeye

 

 


3段のケーキスタンドにあるのは サンドイッチ スコーン ケーキ ババロア

いただく順番は 一番下の段のサンドイッチから・・・手づかみでパクッとOKだそうです

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次にスコーン・・・横からナイフを入れるのがマナー

クロテッドクリームやジャムをたっぷりのせていただきます

 

 他にもマナーは色々あるのですが 気軽に参加してみてください

きっと おいしい紅茶とお菓子と会話が楽しめますconfident

 

 

私が一番気になったのは 綺麗なティーセットconfident

ロイヤルクラウンダービー社製の「ロイヤルアントワネット」

 

帰って調べましたら ケタが違うんじゃないかという・・・高価な品でした

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マリー・アントワネットをイメージしたデザインなのだそうです

 

「パンがなければ ケーキを食べたらいいのに・・・」 と 

ホントかウソか 有名な言葉もありますが・・・

 

Nu9j4898
「牧草がなければ えん麦を食べたらいいじゃないheart01

 

 

・・・と えん麦好きな馬も言いそうですが

そういうわけにもいきませんsweat02

 


人と同じように 健康に生きていくため 栄養バランスのとれた食事は大切です

良質な牧草を食べることも 草食動物である馬にとって やっぱり大切なことで

自然にまかせて放っておいても 栄養価の高い草が年中食べ放題・・・

というわけでもなく・・・

 

牧場の方々は 限られた土地の中で 良質な牧草を生やし 食べさせるために

放牧地の管理に 手間とお金と・・・力を注いでいらっしゃるようです

牧草も牧場にとっての財産といってもいいくらいかもしれませんねbud

 

放牧地も冬支度をしています

 

 

・・・・・話がそれましたが

 

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↑ 教室で使われていた 馬のティーマットを発見eyeshine

 

紅茶の世界と同じように 乗馬も・・・そして競馬も優雅な世界なんだと あらためて感じました

アフタヌーンティーも終わりにさしかかる頃・・・

ちょうど1Rが始まり ゲストルームから眺めることもできました

 


いつもはコーヒー・・・  

でも 

丁寧にいれてもらった紅茶は 「競馬場」というスパイスも加わり 特別な一杯となりました

 

 

11月5日・12日と続き 来年は開幕時から 開催されるそうで

門別競馬場に行く楽しみがまたひとつ増えましたconfident

2013年10月23日

☆印

昨日 今年最後の作品のお届けに 門別競馬場に行ってきましたhorsedash

ゲストハウスで アフタヌーンティーの講習会も行われていたので お邪魔してきましたclover

(そちらの様子は次回に)

 

 

門別開催もあと少しですので

ひとりでも多くの方に手にとっていただけるよう 作品に赤字覚悟の値札をつけましたcoldsweats01

 店内は ひと足先に クリスマスムードxmas

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↓ 手作りの 「馬の時計」 もあります

 

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文字盤が 白いキャンバスになっていて 好きな絵を描いて

針などの部品を取り付けたものです

 

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残念ながら 部品が工作用なので 針がたよりないです・・・

時計の針は絵のオマケと考えていただけたらありがたいですcoldsweats01

 

 

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↑ ホッカイドウ競馬イメージの時計

 

スタート地点「12」のところは 誘導馬のテン太くんcarouselpony

 

ホッカイドウ競馬のイメージカラー ブルー系にして

ゴール板をイメージしてもらえるようなデザインにしました

 

 

北斗七星などの☆を入れてみたのは・・・

 

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↑ こちらのナイトレースの名称である 「グランシャリオナイタ―」よりnight

 

グランシャリオとは フランス語で北斗七星のことをさすそうで・・・

 

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↑ ゴール板にも 北斗七星のマークがさりげなく入ってます

 

 

北斗七星は 年中北の空にみられる みつけやすい星ですね

ホッカイドウ競馬が開幕する春に ちょうど頭上にくるので 見頃だそうですが 

地平線近づき より大きくみえる 今の時期もキレイです

 

 

レース名にも プロキオン シリウス カペラ・・・・・・・などなど 星の名前がついていますが

 

馬名などは  「スター」「ホシ」 星に関係する名前も含めれば 

ベガ マチカネキンノホシ Sea The Stars・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たくさんありますよね

 

強そうで 速そうで 輝きを感じる名前をもつ馬は皆

人を惹きつける力があるような気がします

 

 

 

 

・・・・・競馬ファンの皆さんは 好きな名前ってありますか?eye

 

 

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アグネスデジタル」     oil on ベニヤ板?

 

 

日曜日は 天皇賞・秋

 

台風が競馬に悪さをしないか 心配です・・・

ダークシャドウも心配です・・・

 

土曜日の競馬も含めて 心配な今週になりました

 

 

無事レースが行われ 無事終われることを祈ってます

 

2013年10月16日

とねっこ写生会 ②

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――――――――――子供たちの写生会の話題の続きです

 

 

 

 

 

 

↓ 写生会から帰って描いた絵は このような感じになりました 

 

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ハガキサイズのコスモバルク

絵手紙用の画用紙なので ざらざらとした質感に仕上がりましたart

 

 

 

大人だって なかなか集中力が続かない・・・

そんな写生会を楽しむコツは

 

 

とにかく 好きな部分にスポットをあてて描くことだとおもいます

好きな部分だけを大きく丁寧に描いてみる・・・

 

嫌いな部分や面倒な部分は 描かない!と決めてしまうと イライラがなくなりますconfident

 

・・・で 疲れたら やめるcatface

 

私はこうしてから アヒルから少しずつ絵が描けるようになりました

 

 

 

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↑ 子供ウケをねらって 馬を描いたジーンズはいていきました

あきることなく 絵に集中していた子供たち・・・ジーンズ役立たずsweat02

 

 その絵が コチラscissors

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↑ 馬がすごくかわいいですねheart04

まわりの景色もきちんと描かれています

 

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↑ すごくおもしろいですねtulip

おしりだけで 馬だってちゃんとわかるから すごいですねhappy01

 

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↑ おしりが流行ってるsmileshine

 

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↑ 飛んでいく鳥たちをコスモバルクがみているところでしょうか?wink

馬をよく観察できていますshine

 

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↑ まぶたまできちんと描かれ やさしい目をした馬ですねconfident

きっと馬や絵が好きなコなんだなーとおもいましたcatface

 

 

 

 ・・・外でデッサンしたあとは 

お弁当を食べて 室内で色ぬりをしたそうです

 

どんな絵に仕上がったか 楽しみですconfident

これを機会に 馬を絵を・・・好きになってくれてたらいいなぁ とおもいましたconfident

 

 そして今週は

 

門別競馬場で 子供のための「馬の学習会」 がありますeyeglasspencil

10月20日(土)  8:00~9:30    参加無料!

 

調教見学 パドック見学 や

門別競馬場ポラリスドームの大画面で馬について勉強できます

 

参加して 馬のお友達ができたらいいですねgemini

 

 

 

門別競馬場といえば・・・道営記念出走馬のファン投票がすでに始まっています

(詳しくは ホッカイドウ競馬HPをご覧ください)

 

 

投票いただいた方の中から 抽選でプレゼントがありますbell

大井競馬場ペアご招待sign03 など

 

 

私の作品も プレゼントの中に参加させていただく予定なので

もしかすると コスモバルクの絵がそうなるかも?

                                    ・・・しれませんcatface

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年10月09日

とねっこ写生会 ①

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↑ 何にみえますか?

 

子供のころみんなが 花や木やドレスを着た女の子を描いていたというのに・・・

私は オレンジのくちばしに 黒い点が目の 白いアヒルを描いてました

 

(せめて草くらい生やそう・・・despair

 

 

 

 

 

そんな私が参加するのもアレなんですが 馬産地の子供たちと写生会を楽しんできましたartpencil

この写生会で描いた絵は ピアノのコンサート会場に展示されるのだそうです

 

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今年で3回目となる とねっこピアノコンサート 「パストラル」 carouselpony

胆振・日高管内のピアノを習っている子供たちによるコンサートで

今年は わが町 新冠町レ・コード館で 12月1日(日) に行われます

( 開演 14:00   開場は 13:30 です )  入場無料!

馬にまつわる曲を 子供たちがピアノ演奏したり

ノンノンマリア(札幌交響楽団員による弦楽四重奏)と子供たちのアンサンブル演奏

   ・・・という内容の 馬産地ならではのコンサート

 

このパストラルのためだけに 名曲がオリジナル作曲され 演奏されているそうですeye

きっと 聴けば 「この曲知ってる!」・・・と嬉しくなるはずです

去年からは 会場内で馬の絵コンテストも加わりました

ロビーに子供たちが描いた馬の絵が展示され

当日投票によって ダービー賞 とねっこ賞 などが決められるそうですcrownshine

 


馬の曲だけの レベルの高いコンサートもなかなかないですから

ぜひ この機会にnotenotenote

 

 

 さて 

写生会の場所は ビッグレッドファームさん

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まずは 敷地内を見学

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「きれい~!」 などと おもわず声が

 

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↑ 外観もステキですが 厩舎の中も人が住めるくらいキレイに清掃されています

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↑ アイルハヴアナザー

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 アドマイヤマックス

 

どこをみても 絵になる風景でしたが

ほとんどの子供たちが選んだ場所は コスモバルクの前

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いつも 遠くの方にいて アップの写真がなかなか撮れないのですが

この日のコスモバルクは違いました

人気にこたえて 子供たちの目の前にcatface

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ダービー賞目指して スタートhappy01

まずは よーく観察して 鉛筆でデッサン・・・

 

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私が教えるまでもなく まじめに取り組む いいコばかりcatface

しかも 

私の絵のレベルをはるかに超えてました(1コマ目に戻るcoldsweats01

 

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最後までは参加できなかったのですが・・・

子供たちの 自由で感性豊かな絵に刺激を受け 

帰ってさっそく この日みた風景を画用紙に描きました

 

その作品と 子供たちの力作は 来週紹介できたらとおもってますconfident

 

horse 2013 オータムセールhorse   北海道市場で7日から本日まで行われております

雨で残念ですが・・・

セリの様子は コチラpaperから 生中継でみられます

 

 

 

2013年10月02日

スローライフもいいですね

 

 


 

実は まだ ばんえい競馬のレースをナマでみたことがないのですが・・・

( 映画 「雪に願うこと」では レースを観ました )

馬 北海道 佐藤浩市・・・という3点で 私の中では評価の高い映画です

ばんえい競馬を舞台に家族のキズナを描いた人間ドラマ です

秋の夜長に・・・ぜひ

 

今年 2歳でデビューしてから 6勝している ばんえい競馬の注目の1頭

「ハクタイホウ」の生まれ故郷 三石町 橋本岩雄さんのお宅にお邪魔しました

 

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居間には 愛馬たちのたくさんの写真が飾られていました

飾りきれない写真のアルバムもたくさんみせていただきました

 

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↑ ハクタイホウの仔馬の頃の写真

今ではもう サラブレッドの2倍くらいの立派な体重になって

重りをのせた鉄ソリを引いているのですから すごいですね

 

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馬がかわいくて ついつい餌をやり過ぎてしまうほど 馬好きな橋本さん

お住まいからも 馬への気持ちがたっぷり伝わってきました

 

 

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林業も盛んだったこの土地で 馬と暮らし始めて40年・・・

風呂敷包みひとつから始めて 

水田をやりながら 馬車追い(山で伐った木を馬ソリに乗せて運ぶ仕事)を経験し

ばん馬を生産する現在まで ずっと馬と暮らしてきたそうです

 

 

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↑ ハクタイホウが育った厩舎

 

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↑ 厩舎の中・・・ハクタイホウが産まれた馬房もこの中に?

 

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トラクターやたくさんの機械も収まっている機能的な厩舎

一から始めてここまできた 長い長い歴史を感じました

 

 

 

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ばん馬の仔馬たちは 1週間経ったら 母馬と別れ

馬用ミルクで橋本さんの手によって育てられます

 

 

そして 

母馬は 乳母(乳馬)として 乳を必要としている よその仔馬のもとへ派遣されます

かわいそうですが・・・サラブレッドの仔馬の命を救うために 働きにでるのだそうです

 

 

ちなみに

かげながら サラブレッドを支えている馬たちは 他にもいて・・・

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↑ ユニバーサルドナー   血液を提供する輸血馬もいるそうです

(JBBA研修センターにいました)

 

 

 

 

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このときは 母馬たちは よその牧場に派遣されていて

ハクタイホウの母 「千花」 だけが残っていました

 

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近くでみると より迫力が! 

 

 

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 木の葉をつまみながら また 山の方へと戻っていく 千花ちゃん

ゆったりと歩く様子は 同じように時間が流れる 静かなこの場所とぴったりでした

 

会えてよかったです

 

 

 

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水田もあって のどかな風景

 

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畑には 野菜や果物が実っていました

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↑ この馬用の水は 山から流れてくる天然の水で 

夏は冷たく 冬は凍らないそうです

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冬支度のため まきストーブ用のまきも割られて積み上げられていました

 (上でお湯も沸かせて 煮物もできていいですよね)

 

 

こんなふうに 

大自然の中で 便利なものに頼らず 作れるものはなるべく自分たちの手で・・・

しかも 馬と暮らせたら・・・最高のスローライフ

 

 

ばんえい競馬は スピード勝負ではなく パワー勝負!

坂の前で立ち止まり 馬と騎手と息を合せてから 一気に上がろうとするのですが

乗り越えられるか られないか・・・

その迫力を同じ歩調でじっくり応援できるところが魅力なのだそうです

 

ナマでみてみたくなりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年09月25日

秋はほろ苦大人味

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日が暮れるのもすっかり早くなりましたねnight

18:30くらいになるとこんな感じです

 

 

昼夜放牧されている馬たちは 夜間も厩舎に入らず外で過ごしていますhorse

 

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↑ 4:30くらい・・・早朝の馬の様子

 

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↑ 真夜中の馬の様子はわかりにくいですが こんな感じです

(馬の撮影にフラッシュは使ってはいけないので 月の明るい夜の写真)

繊細な馬たちは 神経をとがらせながら 集団でじっとしているか

草をつまみながら 常に集団で行動しているようです

環境に慣れてウトウトできるようになることはあるとおもいますが 

夜間は 突然 野生動物が出没することが多いので

グーグーいびきをかいて 気持ちよく寝ている馬はいないとおもわれますcoldsweats01

(もしいたら タフな大物かもしれませんねー)

 

 ・・・なので

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 緊張の解けた午前中は 安心して アシを投げだして寝ていたりします

また夜間に備えての 貴重な休息時間ですので

そんな馬をみかけたら 起こさないよう 遠くからそっと見守ってあげてくださいconfident

 

 

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日中 休息をとり 草をたくさん食べた馬たちは・・・

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涼しくなってきた夕方には 元気に走り回ったり・・・

自然に近いかたちで 精神的に鍛えられ・・・モリモリ草を食べ・・・成長していますrock

 

 

 

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そんな1歳馬たちも 育成場に旅立つときです

 

昼夜共に過ごした仲間ともお別れです・・・

 

咬み合い 蹴り合い たくさんあっても 仲間が突然消えた放牧地で 

不思議そうに 探すように ときどき立ち止まりながら歩いている姿をみかけました

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そして 離乳・・・

それぞれの牧場さんでは 済んだ頃ではないでしょうか

 

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母を探して 鳴きながらうろうろする仔馬たちや

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日が暮れかけても 仔馬を探して ひたすら歩きまわる母馬たちの姿もみかけました

 

 

母馬たちは 日ごと落ち着きを取り戻し・・・仔馬たちは仲間と共に大人になっていく・・・

 

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・・・とはいえ なんだかせつない秋のはじまり

 

 


↓ かわいい馬の駄菓子をみつけました

ピンクのチョコが出たら出会い運アップ 緑は買い物運アップ・・・おみくじ駄菓子のようですcatface

ギャンブル運アップがないのが 大人にとっては少し残念

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グレープチョコ味・・・未知の味・・・


 

(甘いお子様味でした)

 

 (・・・予想通り チョコが出てくる部分は おしりですsweat02

 

 

 

 

2013年09月18日

秋募集!

先週は・・・

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秋の空の下 キャンバスの下地塗りから始まりました

 

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ターファイトクラブさんの10月に行われる募集馬見学ツアーに向けて

募集馬(おもに当歳馬)の小さな絵を描いています

 

↓ 前回の募集馬の絵

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・・・というのも 

前回同様 原画は抽選で出資会員さまへプレゼントされる予定があるからでして・・・

 

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↑ 前々回 描かせてもらったときは すでに名前が決まっていたので

 一頭一頭 名前入りです

(こちらは 名付け親となった会員さまにプレゼントされたそうです)

 

 

 

 

今回は 当歳馬がほとんどで・・・まだあどけなさの残る顔つきや

まだ ピンピンと立ったタテガミがかわいらしいモデルさんたちです

 

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↑ アドマイヤムーン×エミネントシチ― ・・・ エスポワールシチ―の半妹 や

 

↑ スタチューオブリバティ×メイショウユウゼン ・・・ オールレディゼアの弟 も

 

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↑ ディープインパクト×メリュジーヌ

 

  ターファイトクラブ元所属馬 メリュジーヌ(16戦3勝、2着5回) の2番仔です

絵の依頼がくる少し前に・・・

ご近所ということもあり このコのDVD撮影を見学させていただいてました

 

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元気いっぱいに登場horsedash

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母メリュジーヌの母 メジェール(21戦5勝、2着2回)もまた クラブ元所属馬で

機敏な動きは 短距離で活躍した母・祖母のスピードを受け継いでいる・・・とのことですshine

 

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 母と一緒じゃなくても キビキビとカメラの前を歩いていました

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↑ 母・・・草に夢中coldsweats01

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しっかりとしたカラダつきで 立ち姿もキマッてました

このときは 馬が嫌がることなく 順調に撮影が進んだとのことでしたが・・・

 

馬のDVD撮影や写真撮影は 空のご機嫌と馬のご機嫌もあって

きちんと立ち姿がキマるまで かなり根気のいるお仕事ですねsweat01

 

 

立ち姿の肖像画を描くときのために 理想的な立ち方を目に焼きつけておこうとおもいました

 

 

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↑ 放たれて 勢いよく走りだし

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親子そろっての撮影

 

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走ってのどが渇いたのか 授乳タイムcarouselpony

緊張した撮影の間にほのぼのとした空気が流れましたconfident

 

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↑ 提供牧場の村田さんもインタビューで

 放牧地の中でも 仲間に負けない速さで駆けまわり・・・母によく似ていますね

 

 とおっしゃっていたような気がします

 

期待の一頭ですねhappy01

 

 

3代続けての募集馬で 母の姉妹のクロワラモ―ハングインゼアなど

ターファイトクラブさんにとっては 縁の深い血統なのだそうです

 

 

 

当歳から描かせてもらえることは

今後デビューするまでどのように成長していくのか これから出資される方々と同じように

私もとても楽しみですhappy01

まだ 名前のない仔馬たちのキャンバスには 母の名前が入っています

「より愛着をもってもらえるように」 とクラブの方の願いがこもっています

 

世界最高峰のレースを制覇するため 前哨戦を期待のふくらむ勝ち方をしてくれた

キズナオルフェーヴルにも 母にミルクをもらい 幼いころもあったのかと想像すると

なんだか よりジーンときますね・・・

 

 

 

 

日本馬の世界制覇に キャンバスの仔馬たちの未来に――――― 夢をみたいとおもいます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

2013年09月11日

秋らしくなってきました

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食欲の秋 読書の秋 スポーツの秋・・・秋の過ごし方はいろいろですが

ぜひ 芸術の秋maple 競馬の秋horse を!と

 

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今年 リニューアルオープンした 場外馬券売場の施設と作品の紹介を・・・

 

 

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↑ 3月にリニューアルオープンした Aiba静内

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広々とした空間に 木目調の壁やカウンターで 

木のぬくもりを感じる リラックスできそうな雰囲気ですjapanesetea

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↑ 外装の壁画の原画を担当させていただきました

ホームセンター ドラッグストアなど たくさんのお店が集まる場所にあるので

買い物のついでに ちょっと馬券を・・・と立ち寄りやすくなったことが嬉しいですhappy01

なので 「さまざまな目的をもった方々が情報や喜びを共有できる場所に」

 というおもいを込めて・・・

5頭の馬を重ね合わせてラインを共有 無駄なラインをなくして シンプルなデザインにしましたpencil

 

 

 そして

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↑ 8月にリニューアルオープンしたばかりの Aiba浦河

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こんなにオシャレな場外馬券売場は初めてみました

大人モダンな雰囲気です

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これから 飲食店やVIPルームもできる予定だそうです

オシャレで快適な空間で ゆったりと競馬を楽しむことができそうですねconfident

 

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↑ 壁画の原画の仲間たち

 その他の作品も Aiba静内 Aiba浦河 門別競馬場のどこかに飾られているとおもいますので

 もし機会がありましたら・・・

「競馬の秋」のついでに 「芸術の秋」もみつけていただけたら 嬉しいですconfident

芸術といえば・・・

JRAが制作している 「ヒーロー列伝」のポスター

歴代の名馬の写真に それぞれのかっこいいキャッチコピーがしびれますshine

 

「黄金色の芸術」 という オルフェーヴルのポスターが一番好きです


父 ステイゴールド 母 オリエンタルアート  ・・・で

フランス語で 「金細工師」という意味の名をもつからなのでしょう 

金色になびくタテガミの写真とぴったりで 素敵だなとおもいましたconfident

 

 

凱旋門賞前哨戦も近づいてきました

現地取材レポートも前哨戦からあるそうです

ぜひ (コチラを) ご覧くださいhorsehorsehorse

 

2013年09月04日

名馬がいる研修所

ところで・・・

「サイゴウジョンコ・・・ッテ、ダレデスカ・・・?」

    (西郷ジョン子?・・・芸能人か小説家?)0o。(´-`)

朝ドラをみない私は そんな とんでもなく失礼な質問をしてしまった・・・今週の出来事

すみませんでした もっと勉強します!

 

 

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馬に人は学び 人は駿馬をつくる 

  と書かれた研修案内パンフレットを持って

 

軽種馬生産育成技術者研修」の見学に 日本軽種馬協会 静内種馬場 研修所へ

 

 

 

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馬産地で働きたい!と強い希望をもつ方たちが こちらで馬の世話をしながら学んでいます

 

 

 

 

2班に分かれ 交代制で休みはあるそうですが

研修修了後は 就職先で即戦力となる皆さんですから 学科・実技の勉強だけでなく

牧場で働く方たちとほぼ同じように 早朝から飼付が始まり 夜8時に飼付で終わる・・・

というような毎日だそうです

 

 

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↑ 厩舎作業を済ませて 9時からの騎乗訓練 horse 

 その日騎乗する馬を馬装して 覆馬場へ向かっているところでした

 

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↑ 馬装点検・馬上体操して 準備が整ったら 屋外の馬場へ

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↑ くもり空でしたが 最高の馬場状態だとのことshine

まだ アシあとのついていない整備された馬場を踏みしめて ウォーミングアップ中

 

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4月から基本馬術を学び始めて 5ヶ月ほど経った今では

馬と会話しながら 状態をみて その日の騎乗内容を自分で考えるのだそうです

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修了後は 現場に出て 実際に馬を調教していかなければならないわけですから

馬の状態を見極めて 乗りこなすことをこうして学んでいるのですね

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↑ 指導している先生と研修生さんたち・・・スタイルもカッコイイです

 

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障害を飛んだり・・・

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常に馬に声をかけながら・・・

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馬と息を合わせながら 騎乗している様子でした

 

↑ タマモストロング だそうです

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ときにはこうして 先生がお手本をみせながら 丁寧に教えてくださいます

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↑ 馬場内に設けられた 坂をかけ上がったり・・・

 

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クールダウンもかねてか 馬を引いて歩いている研修生さんも・・・

馬の状態を感じて考えられた これも騎乗訓練の一部なのかもしれません

 

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「おつかれさま」 と馬を労うことも忘れずに・・・

 

 

この日の騎乗訓練は 様々でしたが けして好き勝手にしているわけではなく

その人その人・・・その馬その馬・・・に合わせた訓練なのだそうです

 

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2名のかわいい女子ショットもいただきましたhappy01

女子でも これから種牡馬実習があるそうで・・・

 

敷地内にある種馬場で 有名な種牡馬に触れ 学ぶこともでき

一般見学はできない タマモストロングやサイゴウジョンコ などの有名馬の世話もできるかもしれない・・・

というところも こちらの研修所ならではの魅力ですね

 

基本的な馬学に加えて 獣医師さん 装蹄師さんによる講義や

もちろん競馬についての講義もあり セリの見学 生産・育成牧場の見学 など

充実した内容の1年間となっているそうです

 

研修生のブログもあるようです)

 

 

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何も知らずに かわいいなーとおもって撮っていましたが・・・

帰り際になって・・・

朝の連続テレビ小説ドラマ「ファイト」に出演していた サイゴウジョンコ役のダンスアワルツなんだと知りましたcoldsweats01

 

ドラマ出演で武豊騎手も乗ったのだそうですeyeshine

 

 

研修生の方たちとお話してみたかったのですが

一瞬たりとも気の抜けない すべてが学びの時間なんだな――― と

 

 

声はかけられませんでしたが 見学の感謝の気持ちを込めまして

研修所の皆さんのカッコイイ騎乗姿を送ります!

(写真撮れていなかった方がいましたら すみませんsweat01

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ケガをしないよう これからも頑張ってくださいconfident

 

 

 

 

 

2013年08月28日

技能継承

 

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「火をみていると なんだか落ち着く」

 

心が穏やかになったり 一体感が生まれたり・・・不思議な力があるらしいですね

 

バーベキューの残り火や花火など・・・そんな楽しい夏も終わりの気配です

  (バーベキューも花火もしてないけど・・・)0o。(´-`)

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熱気と扇風機と・・・花火が終わったあとのようなニオイに包まれた ココはまだまだ真夏sun

 

 
装蹄師になって4年目のかたの 蹄鉄を作る作業がみられるということで

装蹄師の武田さんの工房におじゃましました

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前々回は 削蹄を勉強させていただきました

馬の蹄は 「第二の心臓」と呼ばれるくらい 大切な部分であるということ

 

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常に自由に動き回れる野生馬とは違い 

管理のもとで生きる馬たちは 装蹄師さんに定期的にケアしてもらわなければなりません

 

ケアしないで 伸びっ放しでいるとどうなるか―――――――――――

私たちの爪と同じように 下へと伸びて巻いていくそうです

でも 常にあの体重がかかっているため 外側にひらいて 割れたり 欠けたり・・・

正しく支えるべき部分でふんばれなくなり 

私たちでいえば つちふまずに力が入るような ヘンな立ち方になってしまい

(もちろん4本の脚にも負担がかかりますし) 全体のバランスがとれなくなってしまうそうです

 

蹄が悪ければ 血液循環も悪くなり・・・大きな内臓をかかえる草食動物は

内臓にまでもダメージを受けてしまうのだそうです

 

かたくて 頑丈そうにみえる蹄ですが・・・

私たちの爪と同じように 熱も感じるし 

蹄の裏側に関しては 指腹や足裏と同じように痛みも感じるデリケートな部分だということ

ちゃんと 先まで血の通った部分なのですね

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―――――と 前々回のおさらいをさせていただき

工房では――――――――

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↑ 色々なサイズと素材の蹄鉄がズラリ!

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↑ 「治療用の蹄鉄」も

微妙に反っていて 着地したときの衝撃をやわらかくしたもの

 

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↑ この鉄の棒にしかみえないものが 装蹄師さんの腕によって あの芸術的なカタチになります

 

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↑ 使用済みの蹄鉄をいただいて 作品にもしたことがあります

  箱型の額に レザーの台も作って アクセサリーを飾るケース風に仕上げました

 

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 馬が付けてすり減ったあとと 付ける際に調整して削ったあとと・・・

きっと同じものはひとつもない・・・というところに魅力を感じます

 

 

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熱して たたいて ・・・を 何度も繰り返します

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炉の中で 真っ赤になった鉄は 1200度 !

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「競走馬はみんな一流のアスリートにならなければならない」 と

昔から より強い馬を送り出すために 蹄を守り 早く走れるようにと考えられてきた蹄鉄

その技が 今もこうして受け継がれています

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健康に生きていくため―――

早く走るため―――

馬にとって大切な この両方を求められる仕事

そして

肉体的にはキツイ仕事だけれど 生き物相手だから奥深い・・・

ひとつのことをやるとしても 一頭一頭違うから 何通りものやり方があり 無限の可能性がある

 

 

 ―――――――と 匠のお言葉

ガツンと胸に響きました!

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重たい道具を巧みにあやつり 熱い鉄を打つ カッコイイ職人さんの手です

でも 

馬という生き物に触れ 命を守る仕事だからか どこか温かみのある手だとおもいませんか?

 

 

 

そんな 人と馬のありかたを学べる 装蹄師になるための試験は10月

ちょうど 昨日から願書の受付も始まっております!!

 

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2013年08月21日

どしゃぶりの日曜日

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むし暑い日が続いた お盆が過ぎ―――――――――――

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↑ 「ムードティアラ」 の優勝記念ポストカード原画を仕上げた土曜日・・・

夕方から なまぬるい風が吹いてきて 雨の予感・・・

 

 

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↑ びたびたとやまない どしゃぶりの日曜日でした

 

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↑ 雨が強くなり 雨宿りする ――― 母1+仔3 

普段はあまりよそのコを寄せないので ほほえましい姿をみることができました

 

こんな日は 昼間から電気をつけなければならず 色が見えにくいので 

絵を描く作業は休み ・・・ 競馬をみながら ちまちまとネイルチップを作りました

 

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↑ 裏側に接着剤がついている 貼るだけのつけ爪です

 

こういうの 自分がつけるのは苦手ですが 作るのは好きで・・・


 

東京サラブレッドクラブさんの馬を応援している女子・・・

または 赤に白星散の勝負服の地方ジョッキーファン の女子におすすめしますcatface

 

・・・というのも この本に触発されて ↓

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 帯にある上坂さんの癒しの言葉が誘う・・・「わたしは馬ガール

「オシャレも競馬も楽しまなきゃ ソン!」 という 女子向けのかわいい本ですconfident

 

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↑ 装着するとこんな感じです

 馬ガールの皆さま 指先までも馬色に染めて 競馬場へお出かけ とかどうでしょうcatface

 

 



 

 いえ もちろん 男子がつけてもOKです・・・

さて 

 

肝心な日曜馬券の結果もどしゃぶりでした

「Mood Tiara・・・ 父 Gold Halo・・・」 と 原画の文字を描いておきながらsweat02

 

 

 

 

ゴールドヘイロー産駒のトウケイヘイローがぶっちぎりで札幌記念(GⅡ)を勝利shine

 

(さりげなく 土曜に啓示はあったのかも・・・)0o。(´-`。)

武ジョッキーの爽やかな勝利インタビューで なんとなく気分もあがり

競馬が終わるころには ちょうどコチラの雨もあがったのでした

 

 

雨のあとには やはり虹がみたかった・・・そんな土曜日曜の出来事でした

 

 つけ爪の話題でひっぱりつつ・・・次回こそは蹄のお話を!

 

 

2013年08月14日

馬はキモサベ

この夏話題の映画 「ローン・レンジャー」

不思議な魔力をもつ白馬が登場し イイ味だしているらしいのですが・・・

気になっていますeye

 

 

この映画で度々でてきて 流行語にもなりつつある 「キモサベ」

色々な意味合いがあるらしいのですが 「友」とか「最強の相棒」「最高の相棒」

・・・ とか そのようなことなんだそうですcatface

 

 

 

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先週から 

門別競馬場へ行き ターファイトクラブさんの優勝馬を描き アロースタッドで削蹄を見学させていただき・・・

馬・馬・馬な夏を満喫させていただいてますsun

 

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大きなカラダを支えている 細くて長い脚 そのさきにある蹄は

ものすごいスピードで走ったり 障害を跳んだりする 

馬にとって とても繊細で重要な部分だといわれています

 

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その蹄をケアする装蹄師さんは 獣医師さんと同じくらい

馬の命運をにぎっていると言ってもいいくらいだとおもいます

 

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↑ まずは 蹄の裏側に詰まった土やボロを掻き出してきれいに

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↑ 剪鉗(せんかん)という大きな爪切りで 切っているところです

 

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↑ ヤスリで 微妙に角度を変えながら 削っているところです

 

シャカシャカと気持ちいいくらいに削れていましたが・・・

この音を出すことも 力と技が相当いるのだろうな と感じましたeyeshine

馬の脚をしっかりと持ちながら 鉄製の重い道具を動かすことは想像以上に難しいことだとおもいます

 

馬の後ろに立って 蹄に顔を近づけることは 度胸もいるでしょうし・・・

 

 

 

芸術的なガラスの脚をもつ 馬の蹄を調整するのですから

まさに 「匠の技」ですshine

 

 

 

↓ ずっしりとした重みのある 匠のお仕事道具

 

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↓ 最後は 歩様をみて バランスを確認

 

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装蹄師さんのお仕事は 他にもあり 

今回だけでは伝えきれないので 詳しくはまた次回に!

 

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↑ 馬をよく知り まず馬が好きじゃなければできないことですねhappy01

 

装蹄師の武田さん アロースタッドさん ありがとうございました!

 

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↑ インカンテーションの父 シニスターミニスター

レパードS(GⅢ) 優勝記念ハガキの原画を仕上げました

 

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3枚目となりましたが いつもゴール前の写真をみておもうことは

この馬の目はとてもかわいく 余裕の表情shine

 

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↑ 同じ日に勝った ボロンベルラルーン

  おめでとうございます!

どちらもすでに 描きあがっておりますので

出資者の皆さまに 「キモサベハガキ」が届くのは もう間近だとおもわれますconfident

 

 楽しいお盆休みを!

 

 

 

 

 

2013年08月07日

夏休みは

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こうした 牧歌的な風景をみると 馬を目の前に 屋外で描いてみたくなります

以前は 屋外で描いたり 大きな絵を描いたりしていましたが 

大きなキャンバスは 大きくなるほど高いので・・・

厩舎に描いたりもしていました ↓

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ホームセンターで売っているペンキで描きました


このように 私の場合

とにかく 馬が描ければ 画材にこだわりはありません

高価な油絵具が買えない学生時代は 紙に鉛筆・・・だったので

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↑ たしか 和菓子の包装紙だった・・・ので 折り目が入ってしまってますが

  フォトフレームに入れて 今も大事に飾っています

夏場はほとんど開けたままになっている厩舎の窓 なので

目立たないのですが・・・

 

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↓ 戸を閉めると 馬の絵が現れるようになっています

 

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仔馬が顔をだしているこの窓も

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↓ 閉めたときは このようになってます

 

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今は 塗料の種類が豊富なので 色々なモノに 色々な場所に描くことができます

 

 

↓ ボロボロだった 純和風の襖は

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ペンキを塗りなおして 油絵具で馬の親子を描きました

実用的な作品

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↑ これも 押入れの襖です 

 

 

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最近使っている画材は 薄いボードや紙など・・・

油絵用の額は高いので 手頃な値段で種類も豊富なフォトフレーム

を選ぶことが多いからです

 

 

ちょうど 今週仕上げた作品は・・・

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フォトフレームに入れたかったので 

自由にサイズカットできる紙に描きました

スタンド付きなので 写真のように立てかけておけます

 

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額によって 絵の雰囲気もガラッと変わるので

たまに 額の着せ替えをしたりもします

 

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シンプルな額から

木造厩舎っぽいような額へ

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同じ作品でも 力の抜けた雰囲気に変わります

 

 また・・・

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シンプルな額にデコレーションも 雰囲気が変わります

馬の古切手を貼り付けたものです

 

馬の絵を描いて 手作りの額に入れてみる・・・

夏休みの宿題の工作にいかがでしょうか?

 

 

 

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今週あたりから 本格的に暑くなり始めました~~~

 

真夏の思い出をつくりたいのですが

 

お墓参りしか予定がないのが寂しいところです

 

  (クワガタでも 飼おうかな)0o。(´-`)

 

Photo

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年07月31日

電気鍼治療(馬)

Hari 
↑ 人生初の鍼治療は こんな感じでした

レーシックなどが まだない時代・・・

視力回復に効果があるとのことで 顔面に鍼治療を受けたことがあります

(診察に来た小さな子供たちが 私の姿をみて泣くので 通院しなくなりましたが・・・)

 

黒目の下に 「四白」という 目に関係するツボがあるらしく・・・

ツボにしっかりハマったせいか ほとんど痛くなかったと記憶しています

 

 

 

鍼治療は 見た目よりコワくはなかった・・・という昔話を前置きに

 

 

 

馬の鍼治療について――――――――――です

 

実際にみたことがなかったので 馬も嫌がって暴れるものだとおもっていました

 

ハリも電気を流す治療器も 人間に使うものと一緒だそうで 

私たちが受けるものと 同じような感覚だとのこと

 

 

電気鍼治療 専門の獣医師さんのお仕事を見学させてもらうことができました

 

 

 

↓ まずは 触診・・・痛む部分を確認

  サッサッとなぞるだけで 馬が反応していて不思議でした

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すばやく見極めることも かなりの技術と経験がないとできないことなのだそうです

 

↓ 次々と ハリが入っていきますが 痛がって暴れる様子はなし

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ハリは 長いもので10センチ・・・筋肉の深さによって使い分けているそうです

 

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↑ 特殊なお仕事バッグの中身は・・・長さの違うハリやコードなど

 

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動画でお見せできないのが残念なくらい 素早く 神ワザという感じ・・・


細いハリを入れていく様子は おもっていたよりも ずっと繊細で

手技でもって何かをする方は なんというか 手の動きがきれいですよね

それだけ 手先にも神経を集中させているということなのでしょうね

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ハリにコードを繋げて・・・

 

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↑ 馬の反応をみながら 慎重に電流を流しているところです

途中 周波数を変えながら 合わせて20~30分くらいの治療時間でした

 

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↑ 周波数が変わって 最後の方は 馬も目がトロ~ンとなってしまっていました

  脳からセロトニンという物質が出ている状態なのだそうです

 

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幸せホルモン・・・出てます

 

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ハリを入れた部分に 効果を持続させるための筋肉注射をして 治療終了

 

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↑ 鍼治療の他にも 筋肉などに働きかける 馬の漢方薬も処方されているそうです

 パッケージがかわいかったので 撮らせていただきました

 

 


獣医師の山際さん お忙しい中ありがとうございました

今回もそうですが 伊藤さんの記事にも いろいろな治療法が書かれていました

ブログを通して たくさん勉強させていただいてます

 

 

Photo

ジメジメとした 今週のはじまりで さらに ときどき豪雨

そんななか 一瞬でしたけど 二重虹をみました

 (みたら 良いことがあるらしい) Oo。(´‐` )

 

ので 今週は馬券が当たるんじゃないかと

 

この写真をみた方にも 競馬で何か良いことがありますように☆

98_2    (いつもコメントありがとうございます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年07月24日

ぶんぶんぶん

 

 

 

 


 

    cloudcloudcloud夏らしい雲をみかけましたcloudcloudcloud

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夕方は 少し肌寒く感じられる 先週でしたが

カーッと暑くなりだす昼間もあったりしてました

 

 

 

 

 

・・・そうなると 出てくるのが 「アブ」

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ハエを極悪にした感じの虫です

ブンブンと馬にしつこくたかるので

蹴ったり 尻尾を常に振り回して じっとしていられなくなり

 

 

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当然 馬もこんな顔しますし・・・

動いてる馬を撮るのが苦手な・・・私にとっても イヤな虫です

――――――今週は メイショウマンボ 当歳の頃の絵を描いていました

 

大人っぽくみえましたが 写真の背後には 親子や母馬らしき姿が写っていたので

離乳前の 季節はちょうど今頃なのかなー とおもいながら描いていました

 

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放牧地の仔馬たちも モコモコとした毛が抜けて 大人っぽい顔つきになってきました

よく動かす 目のまわりや口もとから 抜けていくようです

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草を食む時間や 仔馬どうしで過ごす時間も長くなってきました

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親から離れた場所にいても

 

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「ぶふふふ・・・」 と 呼び合い ときどき授乳タイム

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親子水入らず・・・こうした時間もあと少しです

 

 

 

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冷たい水をはり始めたら 気がついた馬たちがやって来たりしますが

水場においても 力関係があるようで・・・

強い馬から飲みます(もしくは 後から来て割り込む)

おとなしい馬は 後ろで順番待ち・・・

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こんなふうに 仲良く飲めば きっちり4頭入れるんですけど・・・

 

 

 

 

日曜日は アイビスサマーダッシュ(GⅢ)

新潟競馬場の直線1000mで勝負が決まる

ドーンとあがる花火みたいな いさぎよい夏のレース

 

このレースといえば・・・ドーンと派手な顔が特徴の カルストンライトオ

 

 

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                    oil on paper 10×15

 

(なぜだか 手放せない一枚)  0o。(´-`)

 

夏競馬は まだまだこれから


毎日 気温が30℃をこえる地域からしてみたら 馬産地はきっと涼しいくらい・・・

 

 「暑い」と言わず過ごしたいとおもいます

 

暑い中 頑張っている競馬場の馬たち や 競馬を応援している方たちへ―――

 

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2013年07月17日

華やかな行進

昨日は 朝から霧雨で・・・ 

なんだか しっとりとした空気でしたが・・・

 

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たくさんの人たちの 馬に向けられる熱い視線で

気温は高く感じられた セレクションセール会場―――――――――――――――

セリ開始10:00 ギリギリで間に合いましたが すでに駐車場はいっぱいで

とても 賑わっていました


見学マナーを守り ひっそりと見学させていただきました

 

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実馬検査を通過し 選び抜かれた上場馬たちが堂々と歩いていました


展示スペースをしばらくまわったら・・・

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屋内のパレードリンクへと 流れます

そして 

パレードリンクから セリ場であるセールリンクへと繋がる通路で 待機する馬たち・・・

ジワジワと入口に向かって進んでいく その空間

前日展示はあったけれど 舞台にあがってみなきゃわからない

―――そんな緊張感に包まれています

たくさんの人の視線が集まるセリ場の空気と

スポットライトの光がもれていて

 

 

人も馬も ドキドキです

 

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顔をなでてもらい 落ち着かせてもらっていました

 

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さあ 出番です!

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中に入って みていると

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高村さんの牧場の馬の姿も・・・

こだわりのナチュラルシャンプーで磨かれた馬体が光っていました!

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↓ 春先に撮った写真 

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家の前の牧場さんの放牧地で うとうとしていた かわいい馬

最近はみないなーとおもっていたのですが・・・

 

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牧場を離れ 数ヶ月間 コンサイナーのもとで磨きあげられ 

立派な姿となって登場し 落札されました

嬉しい出来事でした

 

オーナーさんとの出会いがあり また 新たな馬生がスタートした瞬間でした

 

 

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放牧地で一緒に過ごした仲間は元気です――――――――――――

 

 

2013年07月10日

夏の放牧地~~~

 

 

 

 

今朝は 雨・・・

 

 

Ame

朝晩は 湿っぽい空気に包まれたり 昼間はカーッと日に照らされたり

ムシ暑い日が 続いていますgawksweat01

 


 

 

夏はまだまだこれからだとおもうと ぐったりしてしまいそうですが――――――― 

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馬産地からの風を感じて 少しでも涼しくなってもらえたら・・・とおもいまして

 

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元気な仔馬たちや 牧場でのんびり過ごす馬たちのある一日を―――――

 

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↑ 仔馬がじゃれあっています

匂いを確かめあったりしながら 仲間とのコミュニケーション

まだ小さいコは・・・めいっぱい首を伸ばして 必死です 

いい表情してますwink

 

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勝負が決まったのか・・・ 飽きたのか・・・

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母のもとへと退散・・・

しかし

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また 別のコに近づいていきます

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タテガミが くるくるしているので 「大泉さん」 と心の中で呼んでます

かわいいです

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「ひ~sweat01・・・なぜ?」

 近づいてきたコの母に 威嚇されてしまった大泉さん・・・

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適度な距離を保ちつつ それぞれの時間を過ごしている 夏の放牧地

 

 

 

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砂の感触を味わっているコも・・・

 

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緑のうえで ゴロゴロ

 

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並んで 昼寝中の1歳馬

本当に気持ち良さそうです

 

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年寄り馬も ひと休み・・・

のんびり過ごしているようにもみえますが しっかり仕事をしています

レース前の落ち着かない馬を落ち着かせる役割もする 海外の誘導馬のように

落ち着かない馬や まだ環境に慣れない馬と 一緒に放牧されたりします

 

 

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夕方になると 雲が流れるくらい いい風が・・・

 


 

 2012_10

 oil on paper             15×10㎝

 

夏の空や緑は 目に鮮やかに映りますね

イラスト風の描きかたをした 「夏」 イメージの作品です

 

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しっかりと 水分補給をして

暑さに負けず 夏の競馬をを楽しみましょう!

 

 

 

 

2013年07月03日

夏!はじまる

晴れた日が続き 牧草収穫 真っ盛りの馬産地ですsun

太陽をいっぱい浴びた 牧草の匂いに癒されていますcatface

 

Photo

出産シーズンを終え 落ち着いたところで・・・

開業獣医師さんの半日に密着させていただきました

―――「馬のお医者さん」ですeyeglass

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毎朝4:00には起きて スタンバイ

馬を育てる仕事に休みがないように・・・

「馬に何かがあれば飛んでいく!」 年中無休の仕事です

 

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「家畜診療Net.」

この日は 6:30に診療所で 妊娠鑑定のためのエコー検査 が予約されていました

 

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時間より早く 親子到着

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研修にきていた 若い女性獣医師さんの姿もconfident

テキパキと診察に入ります

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実際に 臓器の触診もしながら 師匠の診断を待ちます・・・

こちらでは こうして 若い獣医師さんたちの育成にも力を注いでいるそうです

               ・      

               ・

               ・

そして 休む間もなく 担当牧場への往診へ

 

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グランド牧場 プリモファーム ↑

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門から 厩舎へのアプローチ・・・自然な曲線で 描かれた絵画のようです

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木々のレイアウトも 1本1本計算されたものだそうで 外国の美しい公園のようでしたshine

  

さて 

厩舎内では 獣医師さんによる セリ上場馬の馬体チェック

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 スタッフさんたちも 夜間放牧されていた親子の馬体チェックを

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体温を計り カラダにケガなどがないかをみながら ブラッシング 蹄の裏ほりを行っていました

異変に少しでも早く気づけるように 毎朝の大事な仕事に一生懸命でした

 

 

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予防管理のための採血に 放牧地へ

 

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プリエミネンスの初仔 プリモウェイ親子

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広い広い放牧地で のびのびと過ごしていました

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現場での仕事が終わってからも 担当馬の書類仕事などを・・・

毎日の体温や体重の変化などのデータを整理する コツコツとした仕事もあるそうですsweat01

 

 

個人牧場のベテラン社長さんやまだ経験の少ないスタッフさん・・・どんな人に対しても

症状や治療方法 管理アドバイスをわかりやすく説明することを心がけているそうです

 

一頭一頭の 細かな情報がそのためにも必要だということ

そして 

まず 馬をよくみて・・・ 早期発見 早期治療できるように 

観察眼を養うことも重要なのだそうです

 

すべては馬のために・・・

 

獣医師さんと普段接している人の連携プレーによって 日々馬の健康は保たれるということですねconfident

 

 

プリエミネンス の姿もshine

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本日 川崎競馬場で 「第17回 スパーキングレディーカップ」が行われますねhorsedash

このレースも勝ったことのあるプリエミネンス・・・やはり存在感がありました

 

 

(浦和)桜花賞を勝利した「イチリュウ」・・・昨年 同じレースを勝利した「コテキタイ」も

休養のため 帰郷していました

 

貴重な現場を見学させていただき ありがとうございましたconfident

獣医師さんの仕事やこちらの牧場の魅力は とても一度では伝えきれないので・・・

またの機会にconfident

 

 

2013年06月19日

そこから青い海がみえる?

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『優駿浪漫街道』  と呼ばれている

門別競馬場 から 浦河天馬街道 までの 国道235号線

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車を走らせれば どこまでも広がる太平洋と緑豊かな牧場がついてくる・・・

故郷を旅立つときも 故郷に帰れるときも

おそらく この道を通る そんな 『優駿浪漫街道』

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比較的海に近い牧場では この時期 朝と夕方と・・・霧に包まれ 幻想的な雰囲気に

海の遠鳴り や 夜間放牧されている 馬たちの「ぶるるる・・・」と鼻を鳴らす音が聞こえてきたりもする

静かな6月の夜

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oil on 段ボール

 

             ・

             ・

             ・

あの馬の故郷からの道も その街道にぶつかり その先は海

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街道沿いのコンビニの酒コーナーで この陳列をみる度 あの馬を連想してしまう・・・

・・・ カティサーク と ホワイトホース

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真っ白な帆をあげて 真っ白な飛沫をあげて 進む

最強無敵の海賊が乗る船のイメージで

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oil on paper             30×40㎝

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誰かが 海に 残していった作品・・・船??

             ・

             ・

             ・

6月23日は 宝塚記念

・・・豪華なメンバーで楽しみです

テレビの前で 前のめり気味で観戦することになりそうです

2013年06月12日

馬のキモチ

いつも 絵を描くときは・・・

一枚の写真(もしくは数枚の写真) から めいっぱい想像力を働かせて 筆を動かしています

どんな想いがつまった写真なのか?このシーンの続きはどうなるのか?この馬のイメージは? ・・・などとeye

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スパ―キングガール」  oil on canvas  33.3×24.2㎝

こちらは 「愛馬の応援に行き 目の前で初めて勝ったときの記念の一枚を!」 とのことで・・・

特別な日 の 特別な瞬間 を描かせていただきましたconfident

その馬の名前のイメージと そのときの感動を表現できたら・・・と想像しながら

キラキラと輝く背景にshine

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額は アンティーク加工されたブラウン系のシンプルなものを選ばせていただきました

額次第で 絵の大きさも 雰囲気も 違ってきます

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フラゴリーネ」  oil on paper  22.0×31.0㎝

↑ こちらは 自ら撮影したお気に入りの一枚なのだそうですcamera

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競馬場での さりげない瞬間もいいものですねconfident

「どこをみてるのかなー」 と 

このシーンの続きが知りたくなるような 素敵な写真でしたconfident

牧場で 馬を撮っているときも・・・

それぞれの個性を感じ ふと馬の気持ちを考えてみたくなります

撮れた画像をみながら 勝手にセリフをつけてみたり 勝手にタイトルをつけてみたり・・・coldsweats01sweat01

それもまた 楽しい作業です

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「あそぼ!」   

「あーとーでー」

・・・ホントのところはわかりませんがcoldsweats01

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母にくっついてばかりだった仔馬たちも 今は同じトシのコに興味津々

おっかなびっくり・・・でも 距離は日に日に縮まっているようにみえます

競馬場でも パドックで 一頭一頭にセリフをつけながら のんびり眺めてみたり・・・

ちょっと変わった 競馬の楽しみかたもできるかもしれませんね

さて 

私の友達ミニチュアホースたちも モコモコの冬毛を脱いで すっかりスリムにsmile

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夏は もうすぐ・・・

友達の友達 ↓

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この写真には どんなセリフをつけたらよいでしょうか――――――――

2013年06月05日

馬を撮ること 馬を描くこと

あたたかな日差しにたまらず パタンパタンと 次々に 緑の中に落ちていく馬たち・・・

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この季節 晴れた日は そんな光景をよく目にします

特に 仔馬は さっきまで草を食べていたとおもったら・・・

もう 寝ています

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おなかいっぱいになって ぐっすり・・・

幸せな時間です

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↑ こんなトコロで 寝てしまうコもsweat01

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↑ 「あのコと遊びたいんだけど・・・」

って 感じでしょうか・・・

作品のヒントになるかもしれないので 気になったらパチリ★とcamera

でも 撮りたい場面に遭遇しても カメラがなかったり・・・

鈍い私は サッとカメラを構えられず・・・ブレたり・・・キレたり・・・

そんな 写真でいっぱいですcoldsweats01

競馬場でかっこいいレース写真を撮れるのは いつになることやら

作業中も 描いている過程を撮って チェックしながら進めています

客観的にみて おかしなところがないかどうか・・・

初めて絵をみる方の目線でいられるようにしています

キャンバスの中に 正確に馬をおさめる感覚を身につけたいので

その練習にもart

今では カメラも絵を描くための大事な道具となっていますconfident

Photo


↑ ヤマザクラも終わり・・・

↓ 今は 色も花びらもゴージャスな八重桜が咲いています

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二度 お花見が楽しめますcherryblossom

2013年05月29日

おわりのない旅のはじまり

5月28日 ―――  昨日は 4月4日に ★になった

数々の重賞馬を送り出してきた 大種牡馬の誕生日でした

ブライアンズタイム

私のプロフィールにもあるのですが・・・

ナリタブライアンマヤノトップガンのTシャツの原画を描かせてもらったことがありました

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↑ 「マヤノトップガン」 のTシャツ

まだ 油絵の描き方もよくわからずに 馬を描き始めた私を 後押ししてくれた 

思い出深い2頭の父・・・ブライアンズタイム

一度だけ 「ドラマチック競馬」 

競馬番組のスタジオセットのイラストを描かせてもらったときも・・・

お題は――――――― 「ブライアンズタイム産駒どうしの対決」

ナリタブライアンマヤノトップガンの激しい競り合いを描く・・・というものでした

1996年の阪神大賞典のレースは たくさんの方々の心を熱くさせた名勝負でしたね

そんな 貴重な経験をさせてもらったのも この馬たちのおかげです

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↑ 競走馬のふるさと日高案内所 に設けられた 記帳所には

たくさんの方々が訪れ 思い出にひたっている様子でした

個展開催期間と重なり・・・

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↑ 胡蝶蘭の左後方・・・会場の片隅に 展示していた ブライアンズタイムの作品

先日のダービー・・・ 

ファレノプシス(学名:胡蝶蘭)の半弟にあたる キズナ が勝ちましたね

おめでとうございます

今まで 額にも入れず シンプルな背景のままだったのですが・・・

――――― やっと その背景を描き加えているところです

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立ち姿の肖像画は 動きがない分 ちょっとのラインの違いも目立つので ごまかしがきかず

動きのあるものよりも 細部に気を配ります

静物・風景などから油絵を学ぶところを・・・

いきなり「馬」を描くことから 油絵を学んだ私は

いまだに 馬を描くことで精一杯で 背景などはまだまだ勉強中なのですが

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背景の段階になると キャンバスに直接絵の具を出して パレットのようにしてゴーカイに描いていきます

こうした おもいきった描き方ができるところも 油絵が大好きな理由です

失敗したとしても・・・絵の具が乾いてしまえば また 違った色を塗り重ねていくことができ

絵に終わりがありません

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↑ 私が普段使っている絵の具だけでも これだけの種類があります

似ているようにみえても それぞれ個性と相性があり ちゃんと意味があり・・・

混ぜればおもったとおりの色が出せる・・・というものでもなく 逆に汚い色になってしまうことも

こんなイイ色はもう出せない・・・ということも よくあります

絵の具の配合も 奥深いものだと感じています

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ブライアンズタイム」   oil on canvas   31.8×41.0 ㎝

★になる最後の日まで その血を残すため 仕事をしていたと聞きました

血と汗のバトンは たくさんのこども達へ・・・

その作品たちの紹介は またの機会に――――――― 。

2013年05月22日

おもいはひとつ・・・



北海道トレーニングセール
が行われた 昨日・・・

すでに 他の部員さんが 告知してくれているように

札幌競馬場へ行けなかった私は 作業をしながら ニコニコチャンネルでみてました

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トレーニングセールとは 関係ないのですが・・・

セリつながり ということで 最近の馬産地の話題をhorse

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桜の名所  cherryblossomしずない二十間道路cherryblossom のすぐ隣にある

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北海道静内農業高校 で

生産科 馬コースの生徒で世話をしている

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ゴートゥザノース」 が 「バゴ」 の 牡馬を出産しました

授業の一環として 馬の繁殖・育成をしているのは 全国でもこちらの高校だけeye

一年間 育てたあとに セリで販売しているそうです

最近 レースで走っているのは スズカマンボ産駒の 「ゴーゴーヒュウガ」 や

生徒のおもいがいっぱいつまったような名前の 「ミンナノユメ」 happy01

 

馬術部の馬場もある 厩舎前で待っていると・・・

授業を終えた生徒たちが 次々とあらわれ 「こんにちは!」 と 元気にあいさつhappy01

あいさつしない生徒は ひとりもいませんでした

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↑ 顧問の先生と先輩の指示に従って 乾いた寝ワラを片付けているようす

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↑ 念入りに馬具の手入れをしているようす

授業が終わったあとの作業・・・これまた 授業の一部なんですね

意外にも 女子の姿がチラホラ・・

馬術部員は 現在24名で 女子の割合が多いそうですvirgo なんだか嬉しいですねconfident

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↑ 建設以来 大切に使われてきた厩舎

かなり古い・・・とはおっしゃっていましたが( 聞けば 私と同じトシで サックリ傷心coldsweats01 )

ゴミひとつなく 整理整頓されているのは

見学者(ときには海外からも)が多い ということもあるからなんだそうです

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↑ 汚れていた馬の脚を洗う 先生と生徒たち

泥しぶきを浴びながらも 丁寧に洗って 見せてくれましたconfident

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↑ 出産に立ち会った 生産科 馬コースの3人

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↑ このコも 来年には セリで販売される予定 だそうですが

このコの将来にかける期待は 男子 女子 それぞれで・・・

男子run 「立派な種牡馬になってほしい」

女子virgo 「ここにまた帰ってきてくれたら嬉しい」  と

しかし 

「まずは 元気に育って 無事セリを終えてほしい!」 と 3人のおもいはひとつ でしたconfident

厩舎作業と馬術大会前の準備で忙しいにもかかわらず 

わざわざ手をとめて 最後は皆さん揃って 見送ってくれました

馬と向き合う仕事は 危険もともなうので 誰もが真剣で

高校生だということを忘れてしまうくらいの気迫が漂う現場でした

まずは 「馬が好き」 という気持ちあっての選択だとはおもいますが

「馬をつくる」ということは 売らなければならないということで

大きなお金が動く 商売なんだということ

商売には やはり 礼儀やマナーも必要で 

見えない部分にも気を配り 最後まで気を抜かないということ・・・

高校生にして そのことを学び 誰もがちゃんと身につけているように感じましたconfident

将来は 「競走馬の生産に携わる仕事がしたい」 「乗馬クラブの仕事がしたい」 などと

夢もそれぞれでしたが

「馬と向き合う仕事がしたい」 と心に決めて ココに学びに来ている 仲間なんですよねconfident

卒業して それぞれの道に進んだとしても

仲間が生産した馬が 競馬で活躍した後 引退して 乗馬クラブにやってくる・・・

なんてこともあるかも?

続けていれば きっと 馬と仲間と・・・どこかで繋がる瞬間があるかもしれません

皆さんの夢が叶うことを祈ってますconfident

2013年05月15日

ウマとエコ

今回は 馬産地の春の香りとともにお届けしたいとおもいます

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↑ 4月中頃になると 忙しい出産シーズンの合間をぬって 堆肥撒きが始まります

トラクターに接続した堆肥を散布する機械から 勢いよく噴射される様子は みていて爽快です

当たり前のことのように おもわれがちですが

このような堆肥撒きだけに使う機械も高価ですし

トラクターを操作する技術を身につけるのも簡単ではないようにおもいます

これも 馬においしい草を食べてもらうための 大切な作業ですが

牧場の方々は 当たり前のようにこなしていて すごいなぁ とconfident

 

高村さんちのアスパラが とてもおいしそうlovely だったように

野菜作りにおいても 馬の堆肥は最高で 味もかなり違うそうです

馬の堆肥で作られたお米から 作られた日本酒 もまた 

エコな話題として取り上げられていましたね

JRA栗東トレーニングセンターから出た 馬ふん・・堆肥だそうで・・・

その名も 「勝馬米」

縁起の良さそうなネーミングにもひかれますが きっと 味も最高でしょう!

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あたりが この香りに包まれると 春が来たなぁ と実感 coldsweats01

↑ 今は 馴染んで 青々とした草が生えてきています

そんな こうばしい香り漂う 4月中頃・・・

ヴィクトリアマイル(GⅠ)にも出走したこともあり・・・2008年 2010年 と 愛知杯(GⅢ)を2勝している

セラフィックロンプ」 が アドマイヤムーンの牡馬を無事出産していました

天使のようなお転婆娘 という意味の名をもつ 元気いっぱいの新米ママさんですが

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常に仔馬をかばい 立派に子育てしている様子でした

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最初は 母のおしりに隠れていましたが よく慣れていて

「人懐っこいですね!」 と言ったら・・・社長さんが 「よく触れるようにしているから」 とpaper

その言葉からも 大切に育てられていることが伝わってきました

この時期 気の休まる日もないとはおもいますが・・・

社長 奥さま 女性のスタッフ 3人で守る「守矢牧場」は 

馬に対する愛情にあふれ 穏やかな空気が流れていました

女性ならではの 柔らかい接し方で 馬も穏やかになっていくのかもしれないなぁ と感じましたconfident

母 と 守矢牧場の皆さんの愛情と期待を受けて 

今はもう 草を食む姿もサマになって 緑になった草の上を走りまわっているかもしれませんね!

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↑ oil on  段ボール!

油絵具で色を重ねるので ソレとは気づかないくらいです

段ボールをゴミとはせず 有効活用してみました

一応これも エコ?になりますかね・・・sweat01

そして・・・

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↑ こんな表情もみせてくれた セラフィックロンプ

母となっても お転婆娘の一面をみたような気がしましたwink

2013年05月08日

ミニミニ大作戦

「話しかけにくいですよね・・・」  と よく言われる私ですが

最近 やっと 新しい友達ができました

無口でかわいい友達です

私が勝手にそうおもっているだけ かもしれませんが

名前すら 知りませんが・・・

通りがかる度に 声をかけているので

最近では 向こうから気づいてくれるようになりました

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心の友よ・・・

ミニチュアホースhorse・・・大型犬ぐらいの小ささでしょうか

普段 馬を見慣れている私でも さすがにこのサイズは かわいくてたまりません

もう 立派な大人なのでしょうが サラブレッドの仔馬とは また別方向の愛らしさlovely

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これぞ 癒しの黄金バランス ↑

ミニキャンバスにミニチュアホースを描いてみたい と 考え中confident

只今開催中の個展も ミニキャンバスサイズの作品を中心に展示しています

こうして 個展ができるのも たくさんの方々の温かい気持ちと協力があってこそ です

ありがとうございますconfident

↓ ↓ ↓  5月12日まで期間延長しています

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↑ 去年の個展では

小学生のお嬢ちゃんが 馬の小さな小さな絵を注文してくれました

3000円もあれば しまむらでかわいい服だって買えるし 

流行りのキャラクターグッズだって買えるのに・・・

泣けるほど嬉しかったし 逆に感動をもらった出来事でした

こうしたことが 馬の絵を描く 私の心の支えとなっています

そして 今年もまた 嬉しい出来事がありました

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去年の個展から この作品 ↑ を気にかけてくださっていた ご夫婦が

まるで 作品が待っていたかのようなタイミングで 迎えに来てくれました

普段 馬に近づくのは 危険なこともあるので 

ぐっと 近い距離感を 馬の絵で楽しんでもらえたら・・・というおもいで 描いた作品

1年経って 本当に必要としてくださる方のもとへ・・・

馬との素敵な出会いがあるように 馬の絵にもまた素敵な出会いがあるようですconfident

こんなふうに たくさんの方々に 競馬を楽しむチャンスが訪れるといいなぁ とconfident

小さな絵も 小さな力になれると嬉しい・・・

いつも そう願って

馬の小さな絵を描くこと 馬の小さな作品展をひらくこと を 続けています

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↑ 最近 前髪切りすぎちゃった・・・ らしい 友達

2013年05月01日

ターニングポイント

ぽかぽか晴れた日 と しとしと雨の日 を繰り返し

仔馬たちも草木もぐんぐん成長しています

めまぐるしく変化する 馬産地の春 です

4月28日 個展初日・・・

青空なのに 雨が降ったり 強く風が吹いたり 不思議な日曜日でした

JBBA北海道市場の門をくぐったら・・・

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↓ 会場となっている 競走馬のふるさと日高案内所 が見えてきます ↓

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ちょうど この日 以前 描かせていただいたことのある馬のレースがあり

途中 さりげなく抜け出して テレビでのレース観戦smilesweat01sweat01

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サウンドリアーナ   oil on canvas 

↑ 去年の ファンタジーステークス(GⅢ) を勝利したときに描かせていただいた作品です

先週 行われたばかりの 「JRAブリーズアップセール

彼女もブリーズアップセール出身馬 (1歳時はセレクションセールで落札) ですが

この度は

オテンバコマチの11」 

彼女の弟が上場され 取引されました 

注目ですねwink

初ダート と 武豊ジョッキーとの初コンビ で勝利した

この度の 「端午ステークスhorse

頭を沈めて 低く低く ゴールに突き進んでくる姿・・・

武豊ジョッキーのスマートな騎乗で 気持ち良く走っているようにみえました

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サウンドリアーナ」   oil on canvas   

素顔もまた 美人さんです

砂をかぶるイメージなどなかった クールビューティーな彼女・・・

初めてのダートで 道中は中団につけて 砂をかぶりながら 男馬たち相手に 快勝した姿はカッコよかったです!

堂々とした レースぶりをみて ますますファンになった方も多いのではないでしょうかhappy01

芝・ダートともに 今後の活躍も楽しみですhappy01

2013年04月24日

GL!  GJ!

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もし 私が 馬を持てるなら 牝馬がいいなぁ・・・ とおもった出来事がありましたconfident

競走生活を無事終えて 故郷に戻り 繁殖として第2の馬生が送れたら また夢も広がります

そして 産まれた仔が牝馬だったら 牧場での再会などもあるかもしれませんね

ターファイトクラブさんで お仕事させていただいてから 出会った1頭の馬が

4月18日 川崎でのレースを最後に引退しました

「スパーキングガール」 

 

 31戦6勝! 長い間戦い続け 故郷に帰れます

幸せなことですねhappy01 そして これから大切な仕事が待っています

きっと ファンの方々は 彼女の仔が競馬場にやってくる日を 今から楽しみにしているんでしょうねconfident

ラストランが勝ちでも負けでも 忘れられない日となったはず・・・

実は 私も 応援馬券を買いに Aibaに走りましたhorsedash 

単勝100円馬券を2枚買って!

 (一枚はもちろん払戻用・・・もう一枚は作品用にsmile

競馬は

14頭だてのレースなら・・・ガッツポーズをキメられるのは ただ1頭・・・ あとの13頭は・・・?

わかりきっていることですが 容赦ない 勝ち負けの世界です

でも 無事走り続けていれば その先があるかもしれないし 誰かの心に残ることだってできる

そうして 長~い目でみてみるのも 競馬の楽しみかたの ひとつなんだなぁ と感じました

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こんなふうに 戦う馬たちのレースが 

GOOD LUCK! で始まって GOOD JOB!で終われるといいなぁ とおもう

「好印象ガール」だった彼女に 「お疲れさまでした!」 の気持ちを込めて描きましたconfident

さて

今日から ホッカイドウ競馬も始まります

天気予報では レースが行われる頃には 雨になるらしいのですが・・・

すべての馬が無事走り終えられますように 

そして 雨にも負けないくらい盛り上がりますように!!

2013年04月17日

馬産地からの便り

日に日に 成長していく仔馬たちとともに 馬産地の春も加速中dash

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今回は そんな感じで スピード勝負な作品の紹介です

今年から 

ターファイトクラブさんの「優勝記念ポストカード」の原画を描かせていただいてますconfident

優勝時には このような ↓ ポストカードとなって 出資者の方々に送られているそうです

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いつも 原画以上に 良く仕上げていただいてますconfident

原画が仕上がっても そこからポストカードにするのは 色の調整などが難しいので

いろいろ ご苦労もあるかと…

そして 私も

感動もアツアツのうちにお届けしたいので なるべく素早く仕上げる工夫をしています

乾燥時間短縮のため キャンバス(麻布)ではなく 特別な紙を使用

紙が油絵具の油分を吸収してくれるので 乾きが早いのです

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油絵具の立体感と深みのある色合いは 馬の毛色や筋肉と相性が良いので

紙に油絵具という…基本とは少し違った描きかたをしています

背景色は 塗装用のラッカースプレーで吹きつけています

すぐに乾くので これまた 仕上がりを早くする工夫です

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一枚の制作時間は 3~4時間 乾燥に1~2日

スピード勝負 とはいっても

馬の個性を無視したりはしないよう なるべく多くの写真をもとに描いています

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夢をのせて 真剣に選び抜いた 一頭…

その馬の成長 デビューをワクワクしながら 心待ちにし ドキドキしながらのレース観戦は

こどもを見守る親のような 気持ちなのかなぁ と想像していますconfident

そんな 特別な日を祝うお手伝いができて 本当に嬉しいですconfident

いつも 描いていて シンプルに感じること …… それは

どの馬も 一生懸命走っているってことです

たとえ どんな小さな絵からでも 

その表情が伝わるような…蹄音や息づかいが聞こえてきそうな 描きかたができるよう勉強中…

そのときのレースの感動が甦ってくる そんな一枚 となれたら最高です!

さて 

この場をお借りして 個展のお知らせを

今年も 競走馬のふるさと日高案内所 にて

4月28日(日)~5月5日(日)   9時~17時

 

今回の原画も ターファイトクラブさんから特別にお借りして 展示します

さまざまな表情の馬たち を 楽しんでいただけたら…とおもいます

2013年04月10日

うまといろ

馬産地日高も やっと 冬から春へのスイッチが入りましたgoodon

放牧地の雪もすっかり消えて 青草も顔を出しはじめました

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horseホッカイドウ競馬の開幕も もうすぐですhorse

北海道の厳しい寒さの中で 鍛えられた 2歳馬たちも

新馬デビュー戦に向けて 態勢を整えているところでしょうね

門別競馬場 は

昔の厩舎風の観覧ハウス や 童話に出てきそうなバーベキューハウス 

カラフルな花のハンギング など

北海道の景色に似合う 馬産地らしい競馬場です

ここにあるお店 「パサパ」さんcake で 去年から作品を置かせてもらっています

まるで お菓子の家のようなかわいらしい店内からも

パドックを周回している馬たちの姿をみることができます

さて 

今年用に新作を描きはじめました

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「コスモバルク」   oil on canvas  5㎝×7㎝

ちょうど 馬券サイズの ミニ油絵です

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ざっと カタチをとったら 爪楊枝よりも細い筆で 色をのせていきます

私の中で コスモバルクのイメージは「赤」 なので 

背景色に取り入れたいところですが…

ちょっと気合いの入った雰囲気をやわらかくするため 春っぽいこの色にしました

色づかいによって イメージもガラッと変わります

おもえば 勝負服やメンコなど デザインや配色も様々で

 そこにも 馬の個性が表現されていますねconfident

色鮮やかな勝負服を纏ったジョッキーを背に 軽快にステップを踏んで 馬場に登場する姿は

みているだけで 元気をもらえますhappy01

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日が沈むまでの のどかな雰囲気から一変して

群青の空に包まれた 幻想的なナイター………

ライトに浮かび上がる 激しい戦い 

ジョッキーの表情までみられそうな距離感で より一層盛り上がります

↑ クラキンコ と ショウリダバンザイ の ここでの熱戦を描いた作品 

↓ それとともに 今年「パサパ」さんでデビューする コスモバルクのミニ油絵

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競馬場は パレットの中のような 色彩感あふれる世界です

色でふと思い出す 馬たちとの記憶が ここにはいっぱいつまっています

2013年04月03日

今日からよろしくお願いします

はじめましてconfident

馬産地日高で 馬の絵を描いています

とびわたり さゆり です

ここで 毎日休みなく 馬づくりに取り組む方々をみながら

私も キャンバスの中で 馬づくりをしています

「どうして 馬を描こうとおもったんですか?」 と 聞かれることがありますが

正直なところ よく覚えていませんcoldsweats01

でも 

覚えていないくらい 私にとって自然なことだったのかもしれません

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そして この絵が はじまりでした

15年以上前に 描いた馬の肖像画です

なんとも 脚もとが頼りなく 走れそうもない馬ですがsweat01

この絵をみる度 いつもおもいます

次々と 強い馬が現れる 競馬の世界で

馬づくりに 終わりがないように

馬の絵を描くことにも 終わりはないんだなぁ と

ここを離れたときも

目を瞑り 故郷の風景をおもい浮かべれば

そこには いつも 馬がいて

今もこうして 描き続けていられるのは

やっぱり 馬が魅力的な生き物だから

一枚 一枚 描かせてもらう度に

馬 と 馬を愛する方々に 画家として育ててもらっています

これから

このブログで紹介していく作品から その想いが伝わると嬉しいです

言葉で表現することが苦手な私は……

豊岡さん 伊藤さん と…次々に 好スタートをきるなか

実は ソワソワ…バクバク…しながら この日を迎えました

馬の魅力を伝えたい気持ちは 他の部員さんと一緒なので

頑張ってついて行きたいとおもいますhorsedash

どうぞよろしくお願いしますconfident

飛渡さゆり

職種
画家

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